前回のキャンプ翌朝に、前日にやろうと思っていた燻製に挑戦することにした。
なにせ食材は買ってしまったいたので、このまま持って帰るのも荷物になるしw
前回記事:あまたにチーズ工房のたまり漬けチーズをつまみに焚火の準備
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燻製には燻煙材が無きゃ始まらない
今回の燻製をするにあたって調達したのがこれ。
まずはこれが無いと始まらない、スモークチップ。
進誠産業という、燻製チップ業界では有名らしいところのスモークチップ。
桜をメインとして、ナラ、ブナ、リンゴ、ヒッコリー、ホワイトオークといった7種類のチップが使われたク燻製用のチップ。
そしてもう一つはピートスモークパウダー。
植物が地中で堆積し炭化したものらしく、スコットランドなんかではウイスキーの香り付けに使ったりするもので、ピートスモークを燻煙材と併用することで食材の香りが豊かになるらしい。
ダッチオーブンで燻製の準備
ダッチオーブンで燻製をするにあたって、まず直にチップを入れるわけにはいかない。
ということで、アルミホイルを下に敷いて皿代わりにすることに。
そこにふた握りほどのチップを投入。
後で気づいたが、たぶんふた握りは10インチのダッチオーブンには多かったかもれしない。
これから試行錯誤が必要だな。
続いて、チップの1割ほどのピートスモークを投入。
そしてその上に5cmほど浮かせた網を乗せたかったのだが、調理用の上げ底しかなかったのでそれを代用。
足はアルミホイルを丸めて作った。
そして最後に今回最初のいけにえとなる食材たち。
ウインナーにチーズ。
そう、すでにお気づきだと思うが、チーズを乗せてしまった。
この時はまったくその後の大惨事を考えもしなかった。
あとはダッチオーブンを熱して燻煙
ダッチオーブンを薪の上に乗せ、同じくダッチオーブンの上にも炭を乗せる。
これで煙が出始めるまで強火にして、煙が出始めたら中火で20分ほど。
そしてこの時はこういうものなんだなと傍観していた。
濛々とあふれ出る燻煙。
これはいい感じだぜーとか余裕ぶっこいていた自分を叱ってやりたい。
ついでに飯盒炊爨もかましていた
せっかく米もあるので、燻製をする前にご飯も炊いていた。
もう飯盒は勘でいける域に達しているので時間とかまったく計っていない。
見た目と感覚で判断した結果こうなった。
絶妙なおこげ加減が最高。
あとは燻製の完成を待つばかり。
そして大惨事が起きた
燻煙だと思っていたのは大部分がチーズが焦げていたのが原因だった。
そりゃそうだ、チーズを熱燻したら溶けるのは当たり前。
なるべくしてなった人災というやつ(´・ω・`)
かろうじて食べられたチーズの残骸。
なんだかよくわからない味w
そしてウインナーとおぼしき物体。
見事にコーティングされた黒いスス。
ジューシーさのかけらもないパッサパサの苦い何か。
そして謎の板場のものは香ばしくて苦味がアクセントとなって最高にまずい。
みごとな失敗となった。
次の失敗は許されないラストリベンジ
同じ失敗は二度は踏まない。
今度は成功してみせる。
ということで今回の食材はブロックベーコン。
いやーすでに燻製されているから美味いねー
ご飯も冷めてしまうし、もういっそのことこのまま食えばいいんじゃね?
という衝動にかられたが、そこは我慢して追い燻製。
強火で燻煙が出るまで熱し、あとは中火で待つこと20分。
待っているあいだ、淹れたての粉っぽくてとてもおいしくないコーヒーをチビチビと飲んで時間を潰す。
今度こそ燻製の完成!!
見よ、この最高の出来具合を!!
燻製独特の燻煙の香りが食欲をそそる。
さっきのベーコンも美味かったが、こっちは美味さが数倍跳ね上がった感じ。
次回はもっとちゃんとしたモノを目指して頑張らないとな。