群馬県館林市にある麺屋 照の坊。
群馬県内で煮干し系が名物のラーメン店と言ったら外すことのできないお店のひとつ。
都内の人気店で修業した店主が営むお店は、煮干し系を看板メニューとする。
あっさり系と濃厚系の2種の煮干しラーメン、豚そばを提供。
あっさり系は煮干しの旨味を存分に堪能でき、かつ意外とクセがないのでライトニボラーでも安心の一杯が味わえる。
今回はそんな麺屋 照の坊に行ってみた。
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麺屋 照の坊
今回訪問したのは群馬県館林市青柳町、東武伊勢崎線「茂林寺前駅」より徒歩12分にある「麺屋 照の坊」。
煮干し系を看板メニューとするお店。
店主の森尻氏は、東京都入谷にある人気店「麺処 晴」出身で、2017年に独立し地元の群馬で2018年3月23日に自身のお店をオープンさせた。
店名はお子さんの名前から文字をとったものだそう(※他の意味合いもあるそう)。
看板メニューはあっさり系と濃厚系の2種の煮干しそば、豚そばの全3種と、まぜそばやつけめんが提供されている時もあるようだ。
『濃厚煮干し』はいわゆるセメント系の重度ニボラー向けのマニア仕様、煮干しそばはあっさりとしてクセが強くないのでライトニボラーでも安心して味わえる。
豚と節を合わせたスープの豚そばもあるので煮干しが苦手という人はそちらを選ぶといいかもしれない。
分福茶釜で有名な茂林寺近くというのもあって、信楽焼のたぬきがお出迎えしてくれる。
実はここが居酒屋だった頃から鎮座している。
麺屋 照の坊へのアクセス
アクセス詳細
住所 群馬県館林市青柳町1063-1
車 東北道「館林インター」より5.5km(11分)
電車 東武伊勢崎線 茂林寺前駅より900m
駐車場 15台
駐車場は店舗向かって右側に7台、左側に8台駐車可能。
麺屋 照の坊の店内
縦長で奥行きのある店内、どこか居酒屋然とした雰囲気をかもしだす。
店内入るとすぐ正面に厨房という特徴的な作りながら、客の訪問時と退店時に客に向き合いやすく、ある意味理にかなっているといえる。
厨房を横目に左に進むとすぐに券売機が設置されている。
詳細
- 現金のみ使用可
- 1,000円紙幣まで使用可
- 新500円硬貨は非対応
※旧500円硬貨と交換可能 - 10円硬貨が不足しているため持参おすすめ
厨房前には長いカウンターがあり、カウンター席が5席。
左手窓際の小上がりに6人掛けの座卓が2卓。
備え付けの調味料は、胡椒・一味唐辛子・酢。
麺屋 照の坊のメニュー
麺屋 照の坊のメニューはこんな感じ。
※2023年9月時点
利用手順
- 行列時には名前を記入して列に並ぶ
※全員揃ってから並ぶ - 店内に入ったら食券を購入
- 食券を渡し案内された席に座る
・水はセルフサービス - 食後は食器を上部カウンターへ置き、備え付けの布巾でテーブルを拭く
・ティッシュを捨てるゴミ箱あり
麺屋 照の坊行ってみた
訪問したのは2023年9月21日昼時。
店内に入ると先客6組10名とほぼ満席。
さて、ここで何をチョイスすべきかが悩みどころ。
左上の法則から定番を選ぶか、はたまたいきなりマニア仕様な一杯を選ぶか。
食券を購入すると、運よくカウンター席が1席空いていたので待ちなしで席につくことができた。今回チョイスしたののは、『特製煮干しそば』と『豚めし』。
特製煮干しそば(醤油)
今回は左上の法則より、定番煮干しそばから『特製煮干しそば(醤油)』をチョイス。
さすがは特製。
レアチャーシュー3枚、バラチャーシュー1枚、味玉、メンマ、刻みネギ、海苔2枚がトッピングされ、麺が見えないほどのボリューム感。
まずはスープからひとくち。
微濁系の醤油スープ。
口に含むと芳醇な煮干しの香りが鼻腔をぬける。
煮干しの濃厚な旨味広がり、エグみなどの雑味は気にならず煮干しならではのビターな風味感じる。
醤油芳ばしく、コク深く甘みがあり、最初にガツンときた煮干し感と違った和な香りの余韻を感じる。
お次は麺をいただこう。
麺は栃木県栃木市の磯屋商店謹製の細麺ストレート。
プリパツな噛み応えで、歯切れ感が心地良い。
スープの絡みもちょうどよく、ズルズルと啜れば芳醇な煮干しの風味が広がる。
のど越し感も心地良いので一気に食べ進めてしまう。
レアチャーシューも食べてみよう。
タレの風味がとても良く、肉の旨味を引き立てる。
コク深いタレがよく染みたレアチャーシューで、肩ロースならではの程よい弾力感が食べ応えある。
バラチャーシューは、柔らかでホロホロとした口当たり。
脂身はトロリとして甘味を感じる。
箸休めに味玉をいただこう。
硬めの半熟な仕上がりで、黄身は濃厚コクがあり甘味を強く感じる。
海苔を合わせて麺を啜ると、海苔の磯感が絶妙なアクセントにきいてくる。
ネギの風味もあっさりとして良いアクセント。
煮干しの旨味を存分に感じられるが、それでいてあっさりとしているので、ライトユーザーにも安心して食べられそうな味。
豚めし
ご飯ものから『豚めし』をチョイス。
想像以上にボリューム感がある。
カットしたレアチャーシューがたっぷりにメンマ、たっぶりのネギが添えられている。
濃いめの醤油ダレがたっぷりかかっている。
タレには生姜の風味がきいていて、チャーシューを煮たタレをベースに作ったものだろうか?
旨味がとても濃厚でコク深い。
たっぷりのチャーシューが肉食ってる感つよく、食べ応え満点だ。
さっはりとしたネギの風味が濃厚なタレをマイルドに、メンマのサクサクとした食感のアクセントもいい。
満腹ごちそうさま。
最後に
群馬県館林市にある「麺屋 照の坊」に行ってみた。
煮干しをメインとする、マニアからライトな人向けメニューの揃うお店。
平日昼時でも満席と人気だ。
今回はライトな方を食べたが、煮干しの風味もしっかりと感じられ、それでいてあっさりとした味わいなのでライトユーザーにも安心して食べられる。
当然ながら店内には煮干しの香りがただようので、苦手な人にはおすすめはしない。
煮干し系が大丈夫な人は、群馬のラーメン攻略時には是非一度訪問してみてほしい。
お店詳細
麺屋 照の坊
住所 群馬県館林市青柳町1063-1
TEL 080-7809-1151
営業時間 11:00~14:30/18:00~21:00
月 11:00~売り切れ次第終了
定休日 火曜
支払い 現金のみ
駐車場 15台
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