栃木県宇都宮市にある来らっせ本店。
宇都宮市にある人気餃子店が5店舗+週替わり店が集結した餃子専門店。
あのお店も食べてみたい、あっちも食べてみたい、いったいどこのお店に行けばいいのか悩む。
ならば一度にみんな食べてしまえばいい。
そんな餃子店巡りをここだけで完結させることができる。
普段なかなか来られない県外の人にもおすすめのお店。
今回はそんな「来らっせ 本店」に行ってみた。
掲載された情報は訪問時点のものです。
営業時間や店休日、メニューや価格など変更になっている可能性があります。
最新の情報は公式サイトやSNS、店舗などで直接ご確認ください。
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来らっせ 本店
今回訪問したのは栃木県宇都宮市馬場通り、東武宇都宮駅より徒歩8分にあるMEGAドン・キホーテ ラパーク宇都宮。
その地下一階にある「来らっせ 本店」。
来らっせは宇都宮餃子会(1993年7月発足)が運営し、宇都宮市内に「来らっせ 本店」「来らっせ パセオ店※お土産専門店」の2店舗を展開する。
1998年に試験的にオープン、2007年4月に場所を現在のところへ移転リニューアルした施設。
宇都宮市といえば、餃子の街として全国にその名を轟かせており、市内には300を超える餃子店が存在する。
そんな中から行きたいお店を探すもの大変、それにできることなら色んなお店の餃子を味わってみたい。
そんな願望を叶えてくれるのが「来らっせ 本店」。
来らっせの由来
来らっせ(きらっせ)とは、栃木の方言で「いらっしゃい」という意味を持ち、施設名はそこから命名された。
ちなみに「こらっせ」と呼ぶと、意味合いは同じだが福島の方言になってしまうので注意いただきたい。
常設店舗・日替わり店舗・お土産コーナーの3つの店舗から構成され、常設店では宇都宮の人気店「宇都宮みんみん」「めんめん」「香蘭」「龍門」「さつき」の5店舗の餃子を味わうことができる。
観光地おなじみのやつ
日替わり店舗では、曜日ごとに日替わりで合計30種類の餃子が提供されている。
すべてコンプするには全曜日を訪問する必要がある。
1皿で5店舗がセットになった『盛合わせ』といったメニューもあるそうなので、全店制覇を目指す人にもおすすめだ。
お土産コーナーでは、冷凍餃子や餃子グッズなどを購入することができる。
正面からはエスカレーターで地下に降りてすぐ、裏手からは階段を地下1階に降り昔懐かしのアーケードゲーム並ぶゲームセンターのある長い通路を抜けたその先にある。
かつて2005年当時(1年で閉店)、宇都宮市にはナムコ企画による「宇都宮餃子共和国」が存在したことがある。
昭和レトロな街並みに点在する餃子店でお好みの餃子を買って食べる、そんな施設があった。
それとは比べ物にはならないが、どことなく当時の記憶を思い起こさせる。
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宇都宮餃子共和国への亡命
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来らっせ 本店へのアクセス
アクセス詳細
住所 栃木県宇都宮市馬場通り2-3-12 MEGAドン・キホーテ ラパーク宇都宮 地下1階
車 東北道「鹿沼インター」より8.7km(29分)
電車 東武宇都宮線 東武宇都宮駅「東口」より500m
JR宇都宮駅「西口」より1.3km
駐車場 提携駐車場もしくはコインパーキングを利用
駐車料金割引について
来らっせおよびMEGAドン・キホーテで合計2,500円以上買い物をすると提携駐車場の料金が2時間無料になる。
当日購入したレシート(複数枚合計可)と駐車券を「おみやげコーナーレジ」または「1階サービスカウンターで」掲示。
提携駐車場
- 宮パーキング
- 岡川パーキング
- 二荒山神社駐車場
- 市営相生駐車場
- セントラルパーキング
- Uパーキング
来らっせ 本店の店内
非常に奥行きのある店内。
左手に常設店舗が並び、常設店舗横にはカウンター席が12席ずつ。
右手側には4人掛けのテーブル席が並ぶ。
トータルで150席とキャパはかなり多め。
日替わり店舗の75席を合わせればトータル225席もあることになる。
テープル席には番号が割り当てられていて、注文時にはこの番号が必要になる。
ちなみに卓上調味料は醤油・酢・黒胡椒・宇都宮餃子のタレ
来らっせ 本店のメニュー
来らっせ 本店のメニューはこんな感じ。
※2023年9月時点
利用手順
- 来店すると席に案内される
・満席で順番待ちが発生している時はLINE(利用していない場合はスタッフへ)でQRコードを読みると整理券が配布され、順番が来ると呼び出しされる - 各店舗ごとに注文と精算をする
・注文時に席の番号を聞かれる
・注文後に番号札を受け取りテーブル席に提示しておく
・各店舗のカウンターに自家製ラー油(無料※餃子1人前につき1皿)あり - 注文の品は席に持ってきてくれる
- 食後は食器類はそのままにして撤収
来らっせ 本店行ってみた
訪問したのは2023年9月某日昼時。
店内はなかなかの盛況っぷりでテーブル席は8割は埋まっている印象。
カウンター席はまだまだ余裕がある様子。
訪問時はまさかの「宇都宮みんみん」「さつき」が休みという安定の振られっぷりに驚愕しつつも、営業中の常設店舗3店で購入。
香蘭
1店舗目は香蘭。
焼餃子1人前、ハルピンキャベツ、ノンアルビールをチョイス。
焼餃子
焼餃子は1人前6個。
定番の酢胡椒でいただこう。
焼き目はパリサクでまるで揚げたよう、それでいて程よい厚みの皮はもっちりとした口当たり。
ジューシーで肉の旨みあふれ、ニンニクはほどほど。
キャベツや玉ねぎなど野菜の甘い余韻感じる。
ハルピンキャベツ
サイドメニューのハルピンキャベツ。
中サイズのキャベツ1/4玉くらいの量はあるだろうか。
キャベツを酢漬けにしたもので、程よい酸味がきいていて酸っぱすぎない。
ほんのり辛みがあるのもいい。
餃子の合間にこれを食べると口腔内がスッキリリセットされて、餃子のファーストバイトの余韻を追体験できる。
シャキシャキとした食感とキャベツの甘い余韻もあり、思わず食べる手が止まらない。
そしてここで、キンキンに冷えた金色のシュワシュワである。
グビグビいける。
※ノンアルだけど
餃子を頬張りシュワシュワをクビっと、すかさずハルピンキャベツをパクリ。
これぞ至高の無限ループ。
めんめん
2店舗目はめんめん。
羽根付餃子をチョイス。
大きな羽根が存在感抜群だ。
まずは何もつけずに食べてみる。
羽根はパリパリでそれ自体が旨みを蓄えている。
皮は柔らかめでトロリとした口当たり。
中から怒涛の如くジューシーな肉汁あふれる。
餡に紹興酒や鶏ガラスープを練り込んでるのが秘訣だそう。
酢胡椒で肉の旨み感じ、醤油をたらせば香ばしさも増してご飯が欲しくなる。
龍門
3店舗目は龍門。
龍門焼餃子をチョイス。
ごま油の香ばしいかおりがとても強い。
薄皮で焼き目パリッと香ばしく、トロリとした口当たり。
肉の旨みがしっかり感じられ、野菜の旨味しっかりでタマネギのほんのり甘い余韻もクセになる。
ニンニクもほどほどで食べやすい。
最後に
栃木県宇都宮市にある来らっせ本店に行ってみた。
宇都宮市の人気店が一堂に介したお店では、色んな餃子を居ながらにして食べられる。
ついでにお土産売り場もあるという、まさに餃子のテーマパークのごとき施設。
宇都宮餃子を何処で食べようかと悩んだ時にはここに来れば間違いない。
お店詳細
来らっせ 本店
住所 栃木県宇都宮市馬場通り2-3-12 MEGAドン・キホーテ ラパーク宇都宮 地下1階
TEL 028-614-5388
営業時間
常設店舗 月~金 11:00~20:30(LO 20:00)
土日祝 11:00~21:00(LO 20:30)
日替わり店舗 11:00~21:00(LO 20:30)
お土産コーナー 10:00~21:00
定休日 年中無休
常設店定休日 めんめん(月)/香蘭(火)/龍門(水)/さつき(木)/宇都宮みんみん(金)※その他臨時休業あり
予約 予約不可
駐車場 提携駐車場もしくはコインパーキングを利用
支払い 現金・au PAY
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