栃木駅前の蔵なびにて「移住先で輝く移住者たちvol.2~栃木市で音楽とともに暮らしを奏でる~」が2022年7月2日に開催される。
栃木市移住定住支援コーディネーター企画トークイベントの第2弾となる今回は、フルート奏者の高橋由起さんをゲストに迎え、栃木市移住の経緯や活動について語られる。
また後半には高橋さんによるミニコンサートも開催予定だ。
目次(タップできる)
移住先で輝く移住者たちvol.2~栃木市で音楽とともに暮らしを奏でる~
栃木市移住定住支援コーディネーター企画トークイベントの第2弾「移住先で輝く移住者たちvol.2~栃木市で音楽とともに暮らしを奏でる~」が、2022年7月2日に栃木駅前の蔵なびにて開催される。
第二回となる今回は、東京やパリを拠点に活動を経て、現在は栃木市に住む栃木市魅力発信特使でもあるフルート奏者高橋由起さんをゲストに迎える。
栃木市に移住してきた経緯や、どんな活動をしているのかが語られる。
またトークイベント後には高橋さんによるミニコンサートも開催、フルート演奏を鑑賞できるというスペシャルなイベント。
またイベントでは、地域情報サイト「ふらっとろーかる」の担当者による栃木市の暮らしに興味がある人のための情報も紹介される。
そして今回のイベントの進行を務めるのは、栃木市移住定住支援コーディネーターの青山直人氏。
会場に来られない人にために、FacebookLiveにてトークセッションのオンライン生配信も行われる。
https://www.facebook.com/tochigi.iju
イベント詳細
タイムスケジュール
詳細
10:30~10:35 オープニング
10:35~11:00 トークセッション
11:00~11:10 「ふらっとろーかる」のご案内
11:10~11:15 栃木市からのご案内
11:15~11:25 休憩
11:25~12:00 ミニコンサート
イベント詳細
移住先で輝く移住者たちvol.2~栃木市で音楽とともに暮らしを奏でる~
会場 栃木市観光交流館 蔵なび
開催日 2022年7月2日(土)
開催時間 10:30~12:00
参加費 無料(予約不要)
住所 栃木県栃木市河合町1-2
TEL 0282-51-1687
アクセス 栃木駅北口よりすぐ
運営
主催 栃木市移住定住コーディネーター 青山直人
問い合わせ先
tochigi-iju【アットマーク※】aoyamanaoto.com
または栃木市地域政策課地域政策係 0282-21-2453
※メール問い合わせ時には@にて
移住先で輝く移住者たちvol.2行ってみた
栃木市移住定住支援コーディネーター企画トークイベントの第2弾「移住先で輝く移住者たちvol.2~栃木市で音楽とともに暮らしを奏でる~」に行ってみた。
今回の会場となるのは、栃木駅前にある蔵なび。
快晴で非常に暑い日ではあったが、会場にはすでにイベント開始を待ちわびる観覧者が集まっていた。
今回はフルート奏者の髙橋由起さんをゲストに招いてのトークセッションやミニコンサートなどが行われる。
SKETCH COFFEE
会場では、第一回のゲストのひとりであり栃木市地域おこし協力隊として寺尾地区を担当する國府谷さんによるSKETCH COFFEEが出店されていた。
大学生とともに育てた寺尾産の野菜の販売や、アイスコーヒーの販売。
寺尾で育ったハーブを使用したハーブティーの試飲などが行われた.。
すっきりとしたハーブの香りが鼻腔を抜ける。
この暑さにホットはハードだなと思ったりもしたが、さわやかな余韻に気分もリフレッシュされ暑さを忘れさせてくれる。
トークセッション
イベントの開始時間となり、今回の進行を務める移住定住支援コーディネーターの青山さんによりイベント概要の説明や開催への想いなどが語られた。
青山さん曰く、栃木市で活躍する移住者の生の声を届けることで、移住を考えている人だけでなくすべての人たちに自分自身の暮らし方や働き方を見つめなおすキッカケにしてもらいたい。
栃木市で活躍する人たちを知ることで、栃木市に興味を持ってもらうとともに栃木市を好きになってもらい、栃木市に住みたいと思ってもらう。
それこそが移住促進につながるのではないかという想いから開催された。
そして今回まさに海外を拠点として活動、現在は栃木市に移住し活躍するフルート奏者の髙橋由起さんをゲストに招いてトークセッションが行われた。
4つのテーマにわけてトークセッションが行われた。
テーマ
- これまで住んだ場所と栃木市の違い
- 栃木市へ帰ってきたあとの生活
- 栃木市での活動・暮らしでお世話になった人
- 栃木市の魅力や今後の活動
これまで住んだ場所と栃木市の違い
最初のテーマでは、これまで住んだ場所と栃木市の違いについて語られた。
高橋さんは栃木市大平町出身で、大学院に通うために東京に移住、本格的な音楽の勉強のためフランスに移住。
その後栃木市にUターンを果たした経歴を持つ。
海外の生活を経て感じたことは、時間の流れと情報量か圧倒的に違うと感じたという。
パリで生活していたと聞くと華やかでうらやましいというイメージがあるが、音楽院で勉強ののち帰宅後には練習、夜になればバイトといった目まぐるしい生活を送っていたという。
海外に移住してまず驚いたのが物価の違い。
500mlのペットボトルの水が日本の倍はあったという。
食べ物にも苦労をされたそうで、無作為に飲食店に入ろうものなら2,000円ほどのワンプレートにも関わらず、ただ肉を焼いただけのものなんてことはよくあること。
改めて日本の飲食店がどこのお店に入っても、平均的なおいしさを維持していることの素晴らしさを感じたという。
パリで2つの音楽院での5年間の勉強ののち、2015年に帰国し栃木市に移住。
都内のほうが活動しやすいのではないかという問いに対し、地方での活動にはハードルがあるものの、自分が経験したことを伝えてることの楽しさを見出し、それが自分のミッションであると感じ栃木市への移住を決意。
栃木市へ帰ってきたあとの生活
栃木市に帰ってきてからは、足利の短期大学にて音楽を教えている。
もともと音楽の先生に憧れていたという。
栃木市ではアウトリーチ活動(公の場に赴き自ら活動を発表したり、双方向でつながりあう活動)の一環として、小中学校などに文化派遣を行いコンサートや指導なども行っているそう。
コロナ禍によりコンサートなど文化的な活動ができない状況だったが、対策もわかってきて2022年11月には念願のChemin de Neige(シュマンドネイジュ)※日本語で雪の道を意味する の結成10周年記念コンサートも開催される。
コンサート情報(仮)
Chemin de Neige 10周年コンサート 第1弾
会場 豊洲文化センターシビックセンターホール
開催 11月
チケット 一般3,000円/学生2,000円
予約・問い合わせ concert.neige(※アットマーク)gmail.com/090-9312-2664
栃木市での活動・暮らしでお世話になった人
SNSに疎かったという高橋さん。
練習に明け暮れて気づけば本番ということも多く、あまり活動について発信してこなかったそう。
それを見かねたスタッフの協力もあって、今はブログやSNSなどを活用。
SNSを通じて、母校の先生に自分の存在を知ってもらうきっかけとなり拡散してもらったりと、繋がりが生まれ徐々に大きなものになっているという。
栃木市の魅力や今後の活動
栃木市魅力発信特使でもある高橋さん。
栃木市には古い街並みを大事に残していると感じ、そこにおしゃれなスポットなど新たな要素が融合した姿に魅力を感じるそう。
コーヒーが好きな高橋さんは蔵の街とちぎにある日光珈琲をよく利用するそうでおすすめだという。
小山市のような都会で住みやすい地域もあるが、栃木市は歴史感じる建造物がある観光地というなかで不便を感じることなく人の営みが続いている。
そんな街づくりがされている(人によっては思うところもあるかもしれないが)、住みやすい街と感じていると青山氏は語る。
今後は栃木市でコンサートも行いたいし、気軽にふらっと立ち寄って音楽を楽しめる機会を増やしたい。
栃木のお店とコラボするなど、横のつながりを広げていきたいそう。
今後の栃木市内、音楽イベントでの盛り上がりに期待!!
地域情報サイト「ふらっとろーかる」の紹介
ケーブルテレビ株式会社の運営する地域情報サイト「ふらっとろーかる」の紹介が行われた。
登壇するのはふらっとろーかるの担当者である栗原さん。
2021年11月に開設したサイト、お店の検索やイベント情報だけでなく、飲食店やイベントなど栗原さん自ら足を運んでレポートした記事なども掲載されている。
サイトの使い方なども解説され、いろんな人がフラットな感じで気軽に利用できるので、ぜひお店やイベントの紹介に利用してみてほしい。
ミニコンサート
栃木市からの案内ののち休憩をはさみ、お待ちかねのミニコンサートの開演だ。
フルート演奏の演奏は高橋さん、ピアノで伴奏を務めるのは青山さん。
魅惑的なフルートの演奏にピアノの音色がさらなる彩りを加える。
思わず聴き入ってしまう素敵な演奏。
ポップな曲から、栃木市民おなじみの「栃木市民の歌~明日への希望~」などバリエーション豊富。
最後には盛大な拍手のもとアンコール演奏にて終演。
あっという間の35分間だった。
栃木市にも今後こういった機会が増えるといいな。
最後に
蔵なびで開催されたイベント、「移住先で輝く移住者たち」に行ってみた。
栃木市で活躍する移住者の貴重な話を伺い、移住の参考に、それ以外の人もこれからの過ごし方を考えさせられる。
移住を考えている人もそうでない人にもぜひ一度参加してほしいイベントだ。