水を一滴も使わず、野菜の水分だけでつくる無水カレー。
野菜の甘みがきいた、あっさりとした優しい味わいのひと味違ったカレーだ。
甘みのあるカレーが苦手な人にはおすすめしない
今回は余っていた玉ねぎを2個半使い、玉ねぎたっぷりな無水カレーを作ってみた。
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たっぷり玉ねぎとトマト缶でつくる無水カレー
今回作るのは、たっぷり玉ねぎとトマト缶でつくる無水カレー。
冷蔵庫に余っていた野菜も流用した、野菜たっぷりな一品。
まず用意した材料はこんな感じ。
材料
A
・鶏もも肉 250g
・玉ねぎ 2個半
・セロリ 白い部分1本分
・パプリカ 3/4個
・舞茸 1パック
・トマト缶 1缶
・おろしニンニク 1かけ分
・刻みショウガ 1かけ分
B
・フェネグリークシード 小さじ1
・コリアンダーシード 小さじ1
・クミンシード 小さじ1
・マスタードシード 小さじ1/2
C
・プレーンヨーグルト 150ml
・自作カレー粉 大さじ2
・カイエンペッパー 小さじ2
・花椒 小さじ1
・サラダ油 大さじ2
・醤油 大さじ1
・塩 お好み
・黒コショウ お好み
本来ならおろしニンニクではなく刻みニンニクを使いたかったが、ストックを切らしていたのでチューブニンニクで代用した。
ぶっちゃけチューブニンニクでは思った風味にならなかったので、ちゃんと作るならニンニクを刻んで使用しよう。
さっそく作ってみよう。
手順
- フライパンに油、ニンニク、Bのスパイスを加えて中火で熱して香りをたたせる
- Aの材料をすべて加え、フタをして弱火で40分ほど煮込む
- Cのヨーグルトとスパイス、醤油を加えて混ぜ合わせながらひと煮立ち
- 塩で味を調えたら完成
フライパンに油(大さじ2)、Bのスパイス、ニンニクを加えて中火で熱して香りをたたせる。
焦がさないように注意しつつ、油にスパイスの香りを移す。
みじん切り玉ねぎ1.5個→くし切りした玉ねぎ1個→ショウガ→みじん切りセロリ→粗みじんのパプリカの順に加える。
さらに鶏肉、カットした舞茸、トマト缶を加える。
あとは水分が水分が抜けないようにフタをして弱火で40分ほど煮込む。
野菜、主に玉ねぎから出た水分がたっぷり出てきている。
Cのスパイスにヨーグルト、醤油を加えてひと煮立ち。
あとは皿に盛り付け、お好みのトッピングや黒コショウなどを振りかければ完成。
玉ねぎの甘みとコク濃縮した味わい
完成したのがこれだ。
ここはターメリックライスではなく白米の方が映えたかもしれない。
さっそく一口食べてみよう。
まるでカレールーのようなおろし玉ねぎに、ピリッと辛味のきいたスパイシーな風味が広がる。
野菜の旨味にトマトの酸味、たっぷり玉ねぎのコク感と甘みがしっかりきいている。
そして後からくるしびれる刺激が後を引く。
さすがに玉ねぎ多すぎたか、想像以上に甘みがしっかり感じられる味になった。
最後に
冷蔵庫のあまりもの野菜を流用して無水カレーを作ってみた。
さすがに玉ねぎが多すぎたのか、甘みがしっかり感じられる味になったものの、辛さもちゃんと感じられる。
ホールスパイスの辛味や芳醇な香りが噛むほどに広がる。
甘みを感じるカレーが苦手な人にはあまりおすすめしない。
無水カレー、まだ改善の余地ありだ。