2021年3月20・21日の2日間、道の駅思川とHatomugi Labo(3日間)にて小山の新名物『はとむぎラテ』が試験販売された。
小山市は「はとむぎ」の質の高さとその生産量において日本一と呼ばれている。
産学官連携により発足した「はとむぎ健康長寿100歳を目指すプロジェクト」では、はとむぎの生活への普及を目指し子供にも好かれる『はとむぎラテ』を開発、試験的に販売が行われた。
今回はそんな『はとむぎラテ』の試験販売に行ってみた。
目次(タップできる)
はとむぎ健康長寿100歳を目指すプロジェクト
2018年に内閣府が打ち出した国家プロジェクト「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」。
その次世代農林水産業創造技術部門に選定されたのが『小山市のはとむぎ』。
これを機に発足されたのが「はとむぎ健康長寿100歳を目指すプロジェクト」。
新品種の開発もさることながら、生産者の努力により今や国内有数の生産地となり、トップクラスの品質と生産量を誇るという。
生産者と地元企業「小山はとむぎ工房」がタッグを組み、これまで数々のはとむぎ製品を世に送り出してきた。
それは食品にとどまらず化粧品にまで応用されている。
その商品は小山市喜沢の直営店「Hatomugi Labo」にて実際に手にすることができる。
こうして今回新たに誕生したのが『はとむぎラテ』。
そして今回2021年3月20日と21日の2日間道の駅思川で、Hatomugi Laboでは19日から21日まで3日間)試験販売が行われた。
お店詳細
Hatomugi Labo
住所 栃木県小山市喜沢704-1
TEL 0285-36-1406
営業時間 10:00~18:00
定休日 月火
はとむぎラテ買ってみた
栃木県小山市下国府、国道50号線沿いにある道の駅思川。
道の駅思川では3月20日と21日の2日間限りで試験販売が開催されているというので行ってみた。
スポット情報
道の駅思川
住所 栃木県小山市下国府塚25-1
TEL 0285-38-0201
営業時間 9:00~18:00
定休日 無し
やってきたのは3月21日10時過ぎ。
屋外に設営された販売所では、テレビ小山放送の撮影が行われていた。
初日には山のようにあった『はとむぎラテ』も残りわずか。
ひとり1セット(2個)までとはいえ、1個あたり50円という値段と物珍しさも手伝って人気のようだ。
※今回購入者にはWEBでのアンケートの協力が求められている
さっそく撮影の合間をぬって1セット購入してみた。
これが今回はとむぎプロジェクトの一環として試験販売された『はとむぎラテ』。
データ
はとむぎラテ
発売日 2021年3月20日~21日(試験販売)
販売 道の駅思川、Hatomugi Labo
価格 50円※特別価格
内容量 200g
エネルギー 147kcal
タンパク質 6.1g
脂質 6.7g
炭水化物 15.6g
食塩相当量 0.17g
どことなく小山はとむぎ工房の牧田さんを彷彿させるムギヤマさんが牛にまたがる特徴的なビジュアル。
はとむぎのイラストも描かれているので、給食などで提供された時に小学生にもハトムギとは何なのかということが伝わりやすい。
はとむぎラテは、生乳とはとむぎエキスをブレンド、そこに砂糖を加えたシンプルな乳飲料。
そこは栃木県産といってほしかったところだが、埼玉県秩父の戸田乳業にて製造されている。
中身はこんな感じ。
パッと見はカフェオレのような色味だが、香りは完全にハトムギ茶。
さっそく飲んでみよう。
鼻腔を抜ける芳ばしいはとむぎの香り。
牛乳のコク感にハトムギのほんのりビターな風味が後味すっきり。
はとむぎの香りの余韻と甘みが後を引く旨さ。
芳ばしさがカフェオレにも似た味だが、はとむぎなのでノンカフェインで子供にも安心だ。
小学校などの給食などの提供を視野に入れての開発のようだが、大人でも満足できる仕上がりになっている。
ちなみに今回買い損ねたけどどんな味が試してみたい人は、牛乳に「Hatomugi Labo」で発売の『はとむぎ濃縮エキス』と砂糖を加えれば再現可能だ。
お好みの濃度にカスタマイズできるのでビター感を強めた大人な味にしたりと、ある意味面白いかもしれない。
最後に
はとむぎの里、小山市ではとむぎプロジェクトの一環として試験販売された『はとむぎラテ』。
はとむぎの芳醇な香りがあふれ、牛乳にほんのりビター感はまるでカフェオレのよう。
甘さもちょうどよく、後味もすっきりとして飲みやすい。
今回は特別価格の50円にて販売されたが、正規販売が開始されたら98円くらいが妥当だろうか?
果たして小山の新名物となるか否か、今後が気になる一品だ。