栃木県佐野市のある「青竹手打ちラーメン 麺や大山」。
これぞ佐野ラーメンといった、不揃いピロピロ麺にとろーり溶けるような柔らかさのチャーシュー、あっさりながらコクがあり後を引くスープがクセになる一杯が味わえるお店だ。
今回はそんな「青竹手打ちラーメン 麺や大山」の一杯を味わってみよう。
青竹手打ちラーメン 麺や大山
今回訪問したのは栃木県佐野市奈良渕町にある「青竹手打ちラーメン 麺や大山」。
かつて人気店「田村屋」のあった場所に2019年7月14日にオープンしたお店。
都内の超人気店「七彩」「ほん田」で修行ののち、佐野市田村屋系の総本山「田村屋」にて修行をした経歴を持つ店主が営む。
青竹手打ちの佐野らーめんを提供し、不揃いピロピロ麺に溶けるような柔らかさのチャーシュー、あっさりだけ濃厚なコクが後を引く一杯が味わえる。
醤油と塩の2つの味を看板メニューとする。
アクセス
アクセス詳細
住所 栃木県佐野市奈良渕町302
車 東北道佐野インターより6.5km(11分)
電車 東武佐野線堀米駅より1km
駐車場 店舗前9台/店舗裏手40m先に20台
店内
店内風防室に4名ほどの待ち席、店内入るとさらに4名ほどの待ち席がある。
左手に厨房があり、その手前にカウンター席が1席。
左手には4人掛けのテーブル席が3卓、さらに奥に壁沿いに2人掛けのテーブル席が1卓。
その右手は小上がりになっていて、4人掛けの座卓が2卓ほどだっただろうか。
密にならないように席数は減らされている。
トイレにも強力な空気清浄機が稼働しているので対策万全。
店内左奥には田村屋時代よりある「一麺一心」が鎮座する。
備え付けはこんな感じ。
醤油に酢、コショウ、砂(唐辛子などの香辛料の粉)たっぷりのラー油。
麺や大山のメニュー
麺や大山のメニューはこんな感じ。
メニュー
もちろんテイクアウトや冷凍お持ち帰りなども購入可能だ。
テイクアウトなど
テイクアウト
・焼き餃子3個 310円
・チャーシュー丼 310円
・メンマ 310円
・スタミナメンマ 360円
・辛スタミナメンマ 390円
・ヤキブタ(スライスチャーシュー6~7枚、薬味付き) 610円
・チャーシューハーフ(約500g) 900円
・チャーシュー1本(約1kg) 1,800円
・自家製チャーシュータレ 50円
※チャーシューは数量限定(予約可)
冷凍
・冷凍餃子 1人前(3個) 290円
・冷凍餃子 5人前(15個) 1,290円
※保冷パック+100円
・冷凍ラーメン 醤油660円/塩730円
麺、具入りスープ(チャーシュー、メンマ、ナルト)
※数量限定
チャーシューめん食べてみた
訪問したのは平日の13時半過ぎ。
中待ち2名、外待ち2名の後客6名ほどだっただろうか。
来店したら列に並ぶと店員さんが注文を聞きに来るので、あらかじめ注文を済ませておく。
※ウェイティングボードなどはない
席に案内され待つこと15分ほど。
今回チョイスしたのはチャーシューめん(醤油)+餃子+半ライス。
チャーシューめん 864円
餃子3個 273円
半ライス 91円
※税別
これぞ佐野ラーメンといった透明度のある醤油スープだ。
オイリー感ある層が包み込む。
具材はチャーシュー、メンマ、ネギ。
まずはスープからひとくち。
醤油のコクと芳ばしさのきいたあっさりとしたスープで、野菜や牛・豚・鶏などの旨味と甘い余韻が後を引く。
思わず5杯もグビグビいってしまうほどに後を引く。
麺はどうだろう。
青竹手打ちの手揉み中太麺はスープの絡み抜群。
太さも最大3倍まである、これぞ佐野ラーメンといった不揃いピロピロ麺で、もっちりとした食感が食べ応えある。
スープと麺の一体感も抜群で、麺を啜ってレンゲでスープを流し込むと最高に旨い。
そしてこのチャーシューがまたヤバイ。
あまりのホロホロ加減に箸で持ちあげただけで崩れてしまいそうになる。
口に含むとふんわりとして噛まなくても溶けてなくなるような柔らかさ。
メンマも忘れてはいけない。
コリコリとしっかりした食感が心地よく、味付けも絶妙でこれがまた絶品。
テイクアウトでメンマの品揃えが多いのも納得。
餃子
餃子も食べてみよう。
砂もすくって絡めていただく。
もっちりして衣にふっくら具沢山な餡が野菜の旨味甘みが広がり、そこにコク旨でほんのりビター感きいた深みあるタレがいい仕事をしている。
これはご飯がススム。
どうして半ライスにしてしまったのだろうと今更ながら悔やまれる。
完飲したい衝動にかられたが、ここは堪えてごちそうさま。
最後に
栃木県佐野市にある麺や大山に行ってみた。
名店の味を受けつぐ一杯は、田村屋系の佐野ラーメンならではの味をしっかり継承している。
後を引くスープに相性抜群の麺の食感とのど越し感がたまらない。
佐野ラーマニアも納得の一杯だ。