小山市間々田、4号線から裏路地へと入った住宅街の一角にある4丁目のコロッケ屋さんに行ってみた。
そのお店は1960年創業の昔ながらの惣菜店で、コロッケやメンチカツなど揚げ物系が充実している。
それらはすべて注文を受けてから揚げるスタイルなので、いつでも揚げたてをいただくことができる。
手作りをモットーとし、添加物を使用しないことにこだわるお店。
電話をすれば「はいコロッケです」というくらいに、地元民にはコロッケで通じる程のお店なのだろう。
何故4丁目なのかは気にしないことにして、さっそくコロッケをゲットすべく行ってみた。
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4丁目のコロッケ屋さん
オレンジの外壁がひときわ目立つ4丁目のコロッケ屋さん。
駐車場はなく、お店の前に横付けするスタイル。
住宅街の路地のわりに地味に車が通るので若干アレではあるが、まぁそういうものなのだろう。
気にしないことにする。笑
店内に入ると、調理場前には沢山の弁当メニューが提げられている。
揚げたての惣菜弁当が人気のお店なのだろうか。
正面には餃子や焼豚、マカロニサラダなど美味しそうな惣菜が並ぶ。
そしてその左手には揚げ物系のサンプルが並ぶ。
まさかの揚げ物サンプルも木片などを貼り付けた手作りだ。笑
そのさらに左にはジュースなどが置かれ、そして矢沢。
まぁ店名の上にもE.YAZAWAの文字が見えたのでなんとなくは気づいていたが、どうやらこのお店は矢沢推しのお店らしい。
でも残念ながらお店には昭和歌謡的なノリの音楽が流れ矢沢感はなかった。
右手には窓際に待ち用の椅子、そして味噌汁やなぜか煎餅も売られていた。
何故に煎餅?笑
4丁目のコロッケ屋さんのメニュー
あちこちにメニューが貼ってあって何を注文しようかと悩む?
大丈夫だ、問題ない。メニュー表がちゃんとある。
電話注文なら待たずに買えるので、お店で待ちたくない人は電話しておくといいだろう。
色々買ってみた
今回購入したのがこれ。
コロッケ(65円)5個、メンチカツ(86円)3個、イカフライ3個(130円)2セット。
どうみても買いすぎだが、何故かたくさん買いたくなるのが町の惣菜屋さんの不思議な魔力だ。
まずはコロッケを食べてみよう。
北海道の男爵イモを使ったもので、挽肉少なめのジャガイモ感MAXなやつ。
揚げたてのサックサクの衣の中から現れるのは、しっとりねっとりな甘みのあるじゃがいも。
スパイス感はなくじゃがいもの美味さを存分に堪能できるタイプのやつ。
これはそのまま食べるよりも、ソースをかけることを想定にしたコロッケかもしれない。
まぁそのままでも普通にいける。
続いてメンチカツ。
挽肉に玉ねぎとシンプルなタイプ。
ジューシーで甘味があり、スパイス感もないのであっさりした味。
そのまま食べてもいいが、ソースをかけるとスパイス感が加わりいい感じかもしれない。
クドさがないのでいくらでも食べられそう。
最後はイカフライ。
イカフライといえば1本のやつが定番だが、1口サイズにカットされたものが3個で1セットになっているというのが珍しい。
肉厚のイカは下処理がしっかりされているのでクセもなく美味しい。
最後に
どれも昔ながらの素朴な味で、安心感のある間違いない味だった。
コロッケやメンチもスパイスの効いていない優しい味なので、クセもなくいくらでも食べられそう。
中濃ソースをぶっかけでご飯片手にワシャワシャといきたくなるものばかり。
注文を受けてから揚げる揚げたてを提供するスタイルなので、注文して待機するため待つのがいやな人はあらかじめ電話注文をしてから訪問するといいだろう。
4丁目のコロッケ屋さん
住所 栃木県小山市間々田1651-6
TEL 0285-45-0607
営業時間 10:00~13:30/16:00~19:00
定休日 月曜、第三火曜、その他臨時休業あり