よこすかカレーフェスティバル2014の全国ご当地カレーグランプリにて優勝した埼玉県北本市のご当地カレーである北本トマトカレーを再現したというレトルトカレーが売っていた。
北本トマトカレーとは、1925年に北本市(旧埼玉県北足立郡石戸村)で始まったトマト栽培が発端となり、現在は北本市のブランド農産品となった北本トマトを使用したご当地グルメだ。
北本市には10数件の北本トマトカレーを提供するお店があり、それらの提供を認められるためには三か条を満たす必要があるという。
それは、「ライスをトマトで赤くすること」「ルーにトマトを使用すること」「トッピングにトマトを使用すること」というものらしい。
ならはレトルトカレー食べるにもそれに倣って作らないといけないだろう。
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北本トマトカレー
見た目ですぐわかる真っ赤なパッケージに北本トマトのロゴ。
まずは1つ目の条件である、ライスをトマトで赤くすること。
トマトケチャップで赤くすりゃいいかとも思ったが、あきらかに味が別ものになってしまった。
そこでトマトライスを作成した。
米1合にすりおろしたトマト1個ほどを入れ、トータルで通常くらいになるよう水を加えて炊いた米を用意。
ほんのり赤みのついたトマトライスはトマトの香りと酸味を感じる。
いっそのこと水分すべてトマト缶とかにした方が鮮やかになったかったかもしれない。
ここにルーにトマトを使用したトマトカレールーを投入。
最後にカットしたトマトをトッピングすれば三か条を満たした北本トマトカレーの完成だ。
ほんのり赤みを帯びたトマトカレールーには、トマト、たまねぎ、にんじん、にんにくなどの野菜、豚肉などの具材が使われている。
それではさっそくひとくち。
程よく効いたスパイスにトマトの酸味が絶妙。
トマトの風味とかどうなの?と思ったが、全然違和感もなくむしろこれがいい。
そこにさらにダメ押しのトマトの風味がガッツリきいたトマトライスが、さわやかさを加えてくれる。
さわやかさにスパイスの風味で旨味が増し、さらにトマトのさわやかさが引き立ち、そこにまたスパイスの風味が上乗せされてくるという相乗効果。
さらにカットしたトマトと一緒に食べるとこれまた美味い。
もし北本トマトカレーのレトルトを手に入れる機会があったら、そのまま食べるのもいいが是非ひと手間加えてみてほしい。
北本トマトカレー
オススメ度★★★★☆
価格 540円
発売日 2014年10月24日
内容量 200g
エネルギ― 214kcal
タンパク質 11.6g
脂質 10.6g
炭水化物 18.0g
ナトリウム 940mg
食塩相当量 2.4g