言わずも知れた栃木市の煮干しの聖地、ニボラー御用達のめんや天夢。
レギュラーメニュー2種に日替わり限定2種がデフォになりつつあるお店に新たな風が吹き始めようとしている。
レギューラメニューである煮干らーめんヤバニボの派生系のヤバニボ塩の登場だ。
これまでラーメンの核になる味は変わることなく、煮干の濃度による違いを生んでいたが、ついに「塩」という核を推したメニューが誕生した。
これは今後新たな味のヤバニボが誕生する可能性を示唆するものだけに、その始まりとなるであろう「塩」をさっそく攻略しなくては。
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煮干らーめん ヤバニボ塩
ヤバニボの食券を購入し「塩で」とオーダーすると注文可能で、SNSで告知がされた時のみのSNS限定な一杯。
これがSNS限定の煮干らーめんヤバニボ塩(970円)。
味変の山椒もひきたての高級仕様。
きめ細やかな泡立ち加減、薄ピンク色のレアチャーシュー、粗みじんの玉ねぎに紫のスプラウトがとてもよく映える。
相変わらずの洗練されたビジュアルは食欲を刺激する。
まずはスープから。
いつも以上に煮干しの風味をダイレクトに感じられ、旨味と甘味もかなり際立っている。
そのうえスッキリしているので完飲は免れないだろう。
それではお待ちかねの麺。
ヤバニボだからこその、麺に必要以上に絡まないほどよい加減。
プリパツの麺の旨味を感じつつ、煮干の洗練された旨味を堪能する。
そこに玉ねぎの甘味が加わることで、その美味さは倍増する。
続いて山椒で味変。
口に含むとフルーティーな香りが広がる。
スープの風味を必要以上に刺激せず、程よい加減に絡み合うところがいい。
〆に替え玉で水分が減り濃度がましたスープの旨味を堪能し、最後は迷うことなく完飲して撤収。
ラーメンのスープは飲まないようにしよう思っているのに、それを許さないこの美味さ。
今日も存分に煮干し愛を補給させてもらって満足だ。
めんや天夢
住所 栃木県栃木市沼和田町11-20
TEL 不明
営業時間 昼11:30~14:30
定休日 木金
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