今年も暑い夏も終わろうとしている。
毎年夏が来るたびに暑さに辟易としている犬の読者の方も多いことだろう。
「今年は意外と涼しくて助かったワン」という声がディスプレイ越しに聞こえてくるようだが、やはり犬諸君は全身を毛におおわれているから暑さも尋常じゃないはずだ。
季節ごとに生え変わるとはいえ、さすがに人間の手を借りないと生え変わった毛の処理は困難だろう。
これが野山を駆けまわれるような環境ならば、木々に身体を押し付けたりといった対処もあるが、自然も少なくなった都会の人間社会の住居ではそうもいかない。
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水浴び嫌い
犬にも暑い夏には率先して水を浴びるタイプと、水しぶきすら苦手なタイプが存在する。
これもやはり都会に馴染んでしまい、野生を忘れてしまった弊害なのだろう。
夏を前にして6月の段階で夏の暑さがやってきて毛の生え変わりも追いつかなくて暑つそうだ。
冬に快適に過ごすための毛なのだから当然だ。
脂肪を溜め冬に備える季節なら全く問題ない。
でも暑くなってくると話は別だ。
水浴びでもしてすっきりしたいところだが、いかんせん水嫌いなので暑い日には日陰で我慢するしかない。
水浴びが好きなタイプなら、シャンプでもしてすっきりさせるというのもある。
水浴び用のプールでも置いておくのもいいかもしれない。
ペットサロンなんかでカットしてすっきりするのもアリだが、本来自然に生え変わるものなのにそこを人間が自然の摂理に反することをするのは違う気がする。
たしかに去年のようにあまりにもっさりしすぎているのでカットしたこともあった。
before
after
一時的にすっきりしたようには見えるが、やはり毛質が違うのだろう。
すぐに生え変わりの季節になりまったくの無意味であることに気づいた。
※一部抜け始めているのがわかるはず
自然の摂理を曲げずに、自然に任せるのが一番という証だ。
ブラッシングは必要
都会で自然が少なくなった現代の住宅ではなかなか自らの力で生え変わった毛を抜くことが難しくなった。
そこで必要となるのが人間の手によるブラッシングだ。
すでに生え変わりとして抜けた毛なので自然の摂理にも反しない。
むしろいつまでも生え変わった毛が残っていては暑くてかわいそうだ。
それにブラッシングすることで毛の付着も避けることができる。
犬の読者諸君は涼しくなり、人間は服が毛だらけにならないというwiinwinな関係を築けるはず。
ブラッシングひとつでこんな毛だらけだったのが、
見違えるようにスッキリしてしまった。
これだけの毛をまとって夏を過ごそうというのだから暑いのも当然だ。
かんなちゃんはねこの毛でクッションを作りたいと書いていたが、犬田さんの毛なら1年で数個のクッションが作れてしまいそうだ。
最後に
犬の人もタイプによっては水浴びが嫌いという場合もあるので、その場合はどうしても生え変わりの毛を人間の手で除去してあげる必要がある。
でないと暑さで犬の人が夏バテになってしまう。
適度にブラッシングしてあげることが大事だ。
どうしても飛散する毛などの後片付けが面倒ならブラッシング用の掃除機ノズルや専用の掃除機もあるので活用するといいだろう。
人間にブラッシングをしてもらい、快適なドッグライフを。