駄菓子といえば、子供の頃に限られた小遣いを握りしめチャリンコを飛ばして駄菓子屋へ行き、100円でいかにたくさんの駄菓子を買えるかとよく悩んだものだ。
あの何を買おうかと悩むのがまた楽しみでもあった。
あれはある意味、売買についての基本を子供ながらにして学ぶというとても意味のある行為だったのかもしれない。
だがしかし、学校の近くといえば駄菓子屋というお約束だったものが、今や駄菓子屋という存在そのものがほとんど姿を消そうとしている。
それにはコンビニという存在も大きいだろう。
コンビニができたことで気軽にどこでも買い物ができるようになり、駄菓子などもわざわざ駄菓子屋に行かずとも手に入るようになった。
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駄菓子には夢がある
だが、駄菓子屋には夢が一杯つまっている。
当たりつきの駄菓子やスーパーポールクジに一喜一憂したり、駄菓子屋でのおばちゃんとのコミュニケーション、友達とお店の前で駄菓子を食べながら何時間も遊んだりといったものは今では考えられない。
駄菓子屋の屋根の上にはキン消しが大量に投げられていたりなんてものお約束な風景だW
それがいまやどうだろう。
大人の財力を使っての際限のない大人買い。
なんと夢のないことが。
そんなことを思ったのも、かずちゃんちで駄菓子の販売がスタートしたからだ。
どれもとても懐かしい一品ばかりだ。
どれもこれも今にはないセンスを感じる。
ブタメンとかも完備されていて、ちゃんとお店でお湯も入れてくれる。
スーパーボールクジも面白そうだ。
1回30円で大きな当たりのスーパーボールを狙って1発勝負とかするところだが、大人な今では「20回で600円か、それだけ引けば当たるな」とゲスなことを考えてしまう。
子供の頃ならどれを買おうかと時間をかけて吟味しつつ、計算をしながら購入するところだか、いまやどうだ。
何も考えずに食べたいものを食べたいだけ購入するというこの行為。
この他にもベビースターミニとかドラQラのもとガムと買ったが、これでホットドリンクを注文しても500円でお釣りがくるというのだからホント昔の駄菓子は安かったんだな。
駄菓子トップ3
子供の頃の味覚と今の味覚はやはり違うようで、昔は美味いと思って食べていたモロッコヨーグルとかも今ではあまり琴線に触れるものがない。
そんな大人舌で感じたおすすめ駄菓子トップ3はこれ。
1位 チョコフォーカステラ
これは大人にも子供にも大人気なようで完売していた。
カステラのパサっとした食感、独特な風味のチョコが意外とクセになる。
2位 プチプリン
ちいさなひと口サイズのプチプリンだが、これがなかなかちゃんとプリンの味がして美味い。
1個20gしかないのでカロリーも低いので、いっき食いしても平気だw
3位 ポテトフライ
フライドチキン味のポテトフライはポテチのパリパリ感を強くして、一回り大きくしたようなものだ。
表面には香辛料の効いたパウダーがまぶされていて、これがフライドチキンっぽい味に仕上がっている。
このチープな感じがたまらなく好きだ。
最後に
どれもこれも安くて微妙に食べごたえがあって懐かしい気分に浸れる楽しいものばかりだ。
大人買いしたら並んでいる駄菓子が余裕で箱買いできてしまうが、ここはあえて100円などに資金を決めて、その金額内でいかに多く購入したり、当たりクジ付きの駄菓子で一発逆転を狙ったりというのが楽しいんじゃないかと思う。
そしてヤングドーナツとさくら大根の登場を期待しているw
かずちゃんち
住所 栃木市大平町榎本628-6
TEL 0282-43-2900
営業時間 10:00~18:00
定休日 日曜、第二月曜
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