和菓子といったらまず思い浮かぶのがまんじゅう。
温泉地のおみやげといったまんじゅう。観光地に行けば大抵の場所で売られているまんじゅう。
蒸しまんじゅう、揚げまんじゅうから冠婚葬祭にまで登場してくる饅頭までいろいろな種類があるけど、あまりの遭遇率にいい加減に食べ飽きた感はある。
たしかに美味しいまんじゅうもあるのだが、わざわざ並んで買ってまで食べようなんて考える人はなかなかいないだろう。
だがしかし、そこであえて今回チョイスしたのはまんじゅう。
人生で一度は食べておいてもいいんじゃないかというまんじゅうが栃木県にある。
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武平まんじゅうが美味すぎる
それが栃木県日光市にある和田菓子店で販売されている武平まんじゅうだ。
日光市郊外の田園風景の広がる場所に佇む洋菓子店である和田菓子店。
なんと100年以上の歴史を持つお店だ。
とはいっても、いかにも観光客が立ち様そうな趣のある建物というわけでもなく、目の前のは小学校があり、周りは住宅というホントに近所にある古い和菓子店といった感じだ。
そんなお店ではあるが、駐車場は20台ものスペースが確保されいたりとギャップがハンパない。
そして武平まんじゅうを求めて北は北海道からやってくるお客もいるくらいで、行列は1時間近く待つことはざらだという。
基本的にはあらかじめ予約をしておかなければ購入すらできない可能性が高いという人気っぷり。
そのうえ当日中に食べないと本来の美味さは味わえないということがレア感を増す。
※数日は日持ちするが、一番の特徴である皮の水分が減るので食感がかわってくる。
ちなみにまだ一度もお店に行ったことはないのだが、奇跡的にお店に行かずして手に入れることができたのでさっそく食べてみることにした。
これがその武平まんじゅう。
なんだよ潰れてるじゃんw
とほとんどの人が思ったことだろう。
実はこの平らな姿こそが武平まんじゅうの本来の姿だ。
すべてが手作りであるがゆえに、予約分も含めて相当数作ってはいるもののやはり限界があるので、閉店時間を待つことなく売り切れとなってしまう。
皮はとてももっちりしていて黒糖の香りがなかなか。
そして中の餡はしっとりかつ粘りがあってコクが深い。
甘さもまったくクドくないので1個また1個と止まらなくなる。
普通なら饅頭を食べたらそれで終了だが、食べた後に満足感がしばらく続く。
そしてまた1個と手がのびてしまうw
原料に赤糖という原料糖と糖蜜を使用したものが美味さの秘訣なのだろう。
ここの配合によりこの美味さを生み出しているようで、市内で似たようなものを販売していたりするがレベルが全く違う。
「あれ?ここにもうってるじゃん」的なノリで買わないように注意してほしい。
武平まんじゅうが食べられるのは和田菓子店のみ。
オンリーワンだ。
ちなみにこの武平まんじゅうは1個60円とコスパもよいので、まとめて購入するのがおすすめだ。
最後に
この武平まんじゅうを初めて食べたのが5年くらい前だろうか?
今までのまんじゅうのイメージを払拭する衝撃の美味さだった。
食感といい味といい、いまゆるまんじゅうのそれではなかった。
それから何度と食べる機会があったが、いまだに一度もお店には行っていない。
なぜなら遠いからだw
そして何故だか食べたいなーと思うと手に入るという不思議なめぐりあわせ。
まぁ今度時間があったらお店にも行ってみようと思う。
確実に購入したい人はオープン時に予約の電話をして早めに行くことをおすすめ!!
和田菓子店
住所 栃木県日光市小林2690
TEL 0288-26-8054
営業時間 8:00~18:00(売り切れ次第終了)
定休日 水曜