栃木市にある支那そば蔵之宮といえば、支那そばとチャーハンが最初に頭に浮かんでくる。
だが、それ以外にも気になるメニューが存在する。
それが坦々麺だ。
今でこそ淡麗系や煮干し系のラーメンを好んで食べるようになったが、昔は坦々麺が一番好きなラーメンといっても過言ではないくらいの坦々麺好きだった。
個人的な好みでいえば、〆にご飯が欲しくなるものこそが最高の坦々麺だと偏ったこだわりを持っているわけだが、はたして蔵之宮の坦々麺はどうだろうか?
なかなか機会がなくて食べに行けなかったのだが、たまたまSNSで坦々麺大人バージョンなるものがあると知り、いてもたってもいれないくなったのでさっそく行ってみることにした。
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お店にやってきたのは18時半ほど。
夜の部はやはり常連さんや飲みに来ているお客が目立つ。
行きつけのラーメン店で酒を飲みつつ、〆にラーメンとか最高に楽しそうだ。
で、これがその坦々麺大人バージョン(780円)。
ゴマの香り、ラー油の刺激が鼻腔をくすぐる。
トッピングはネギ、モヤシ、肉味噌、ほうれん草。
スープに浮かぶたっぷりのラー油が刺激的。
そしてこの大人バージョンは甘さ控えめにして辛みを加えているというので、ゴマから来る甘味ではなく甜麺醤あたりを使っているのだろうか。
さっそくスープをひとくち。
濃厚なコクのあるゴマの風味、ラー油の酸味のある辛さとのどに刺激を与える辛み、そして後からくる甘味が辛さを増幅させ絶妙なバランスを演出している。
ラー油だけではここまで辛くはならないだろうから、何か秘密の辛さを増す調味料が加えられているのだろう。
発汗作用があるので唐辛子系だろうけど、候補がありすぎて判別不可能だW
後味の甘味から〆にご飯を入れるタイプのスープではない印象だが、完飲必至なコクとキレのある美味いスープ。
続いて麺。
程よいコシのあるストレートの細麺にしっかりと絡むスープ、心地よい辛さとともにスルスルといける喉通りの良い麺だ。
ネギの辛み、もやしのシャキシャキした食感がいいアクセントなっている。
油断して勢いよくすすると咳き込みそうになるから注意だ。
坦々麺大人バージョン、キレとコクのある辛さがありながらマイルドさも演出するまさに大人な坦々麺だ。
激辛というわけでもないので、カレーは甘辛しか食べられないという人でもない限りは美味しいくいただけそうだ。
支那そば蔵之宮
住所 栃木県栃木市箱森町19-44
TEL 0282-51-7933
営業時間 11:00~14:30/17:00~21:00(LO20:30)
日曜 11:00~20:00
定休日 水曜、第3火曜