お台場で絶賛開催中のGAME ONのレポートも残すところあとわずか。
ついにゲームはさらなる進化へとその一歩を進める。
それではさっそくレポートの続きから始めてみよう。
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目次(タップできる)
STAGE7 作ってプレイ
ゲームといえばメーカーが作ったものをプレイするというスタイルが当然のものだった。
そこに登場する一本のインディーズゲーム。
その名はマインクラフト。
ただプレイするだけのゲームだったものが、このマインクラフトは「プレイ」と「作る」ことを目的としたゲーム。
みずから世界を作り出したり、ゲームの中をユーザー同士で冒険したり何かを一緒に作り出すというそのスタイルがウケ、世界的なヒットとなった。
これによりゲームはクリエイティビティな心を刺激するものとなった。
そんなマインクラフトの世界にみんなで入り込み、宝探しなどをできるのがこのステージ。
マインクラフトの面白さのひとつである創造するということ。
イベントの会場である日本科学未来館だって作れてしまう。
ここではこのスペシャルステージである日本科学未来館の中を冒険して隠された宝を探す。
入館時にスペシャルコンテンツのマインクラフトへ参加するための整理券を貰っている人はプレイに参加することができる。
STAGE8 みんなでプレイ
インターネットが普及したことにより、ゲームの世界がネットワークとつながり、多くの人が同時にプレイすることが可能になった。
それにより数々のオンラインゲームが誕生し、ヒット作をいくつも生み出すこととなる。
さらにはスマホの普及などにより「Ingress」などリアルとバーチャルを繋ぐようなコミュニティ要素のあるゲームも誕生した。
Ingressのリアルとバーチャルを融合したその世界観は新たなゲームの可能性を見出してくれた。
簡単に説明すれば陣取りゲームのようなものだが、現実世界の史跡や建造物がゲーム内で実際に存在し、ゲーム内のそのエリアを支配するためには、リアルで実際にその葉所に訪れなくてはならない。
まさにリアルとゲームの融合。
NEXT STAGE 未来をプレイ
ゲームの進化には「面白さを追求」することと「リアリティを追求する」という2つの方向性がある。
そのひとつであるリアリティの追求は、ゲームの世界と現実の世界の境界線を無くしゲームとリアルが融合するということが究極の姿。
ゲームを通して実際に楽器を演奏してみたり、実物に近い車を運転しながらゲームの中を走ってみたりというものは前から存在していたが、ついにVR(仮想現実)の技術がゲームの世界にも登場しようとしている。
モニター越しの「想像体験」からVR技術による「疑似体験」へと進化することで、実際にゲームの中で車を運転したり、冒険をしたりといったことが可能となる。
そんな体験をできるのがこのステージの魅力。
ゲームをリアルにしてくれるのがこういった楽器演奏ゲームだったり、レースゲームなどといったものが最たるもの。
グランツーリスモはリアルを追求したレースゲームの代表格。
そんななかでも一番の注目はPlayStationVRのブースだ。
体験したい場合は入館時に体験整理券を入手する必要があるが、まさにゲームにリアルを融合させたVR(仮想現実)を2016年10月の発売に先駆けて体験することができる。
THE PLAYROOM VR
PS VRを装着したプレイヤーがモンスター、他のプレイヤーは小さなヒーローとなって対戦するゲーム。
モンスターとなったプレイヤーはヒーローと実際に戦っているような体験をすることができる。
The Deep
深海へのダイビング気分を味わえる。
プレイヤーにゴンドラに乗り、深海に降りるだけだが、その間に巨大なサメに襲われたりと迫力満点の映像体験ができる。
Rez Infinite
3D映像とサウンド体験のできるゲーム。
サイバースペースのハッカーになってウィルスを倒す爽快シューティング。
The London Heist
今回一番おすすめなのがこのThe London Heistだ。
もちろんこのゲームを体験してきた。
ロンドンのハイウェイを、手にした銃で追ってを撃退しながら駆け抜けるゲーム。
実際に車の中にある物をつかんだりすることもでき、銃のマガジンを自分で装填しなおしたりとかとてもリアル。
もちろん360°視界が広がり、その場に本当にいるのような錯覚する覚える。
ただ、あまりのリアルさに若干車酔いしたw
銃撃戦中のマイン。
そして最後にはお約束の物販コーナー。
マインクラフト関係のグッズがかなり充実している。
マイクラ部ワークショップ
イベント会場の外では特別イベントとしてマイクラ部ワークショップイベントも開催されている。
このイベントに参加するには、GAME ONの会場とは別の列に並ばないと参加できない。
当然ながら行列ができるほどの人気。
日本科学未来館のことも忘れないで下さい
そんな会場横を走るこれ。
HONDAのUNI-CAB。
パーソナルモビリティというやつだ。
ロボットでもあって乗り物でもあるこのUNI-CABで、コミュニケーターと一緒に日本科学未来館の常設展の解説を受けることのできるツアーみたいなものだ。
※料金700円
ちなみにこれ、体重移動だけで操作できるという面白そうな乗り物だ。
ゲームイベントにばかり目が行きがちだが、日本科学未来館自体も結構見どころがある。
その一部を紹介するとエントランスのこの地球儀型のディスプレイ。
宇宙から見た地球を有機ELディスプレイを駆使して映し出している施設のシンボルだ。
ここにさまざまな映像コンテンツが配信されたりするらしい。
ゲームの後は科学を体験なんかいいかもしれない。
そんなわけで3回にわたったGAME ONレポートもこれで終了。
あとは自分で体験をしよう。
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