重度ニボラーの聖地と行ってもいいくらいの高濃度な一杯。
栃木市でそれを食することのできるお店といえば、そう、めんや天夢である。
ついに先日のイベントに参加したばかりだが、それでも来てしまいたくなってしまう一杯がここにはある。
そう、セメント鬼である。
今日も夜の部に5杯のセメント鬼が残っているというので、ここは行くしかない!!ということでやってきた。
セメント鬼(880円)。
この一杯のためにがんばっていると言ってもいい。
相変わらずのこの色鮮やかな盛りがとてもキレイ。
その鮮やかな色彩で人々を引き付けつつ、ひとたび箸を付けようものなら、その強烈な煮干し成分でがっちり掴んで逃れることができなくなる。
どれだけのライトニボラーがその洗礼を受けたことだろう。
では、まず最初にセメント鬼様への挨拶とばかりにスープを頂こう。
口に含んだ瞬間に煮干のエグミとともに押し寄せる旨味。
トロッとした濃厚な煮干し成分が体中にしみわたる。
さっそくエグミと山椒をスープで溶かすと、いっきにドロッとした粘度を纏い、鬼が本性をむき出しにして襲い掛かってくる。
麺にこれでもかと絡みつくスープ。
あまりの絡みつきにより、すでにスープが液体の体をなしていない。
ひとくちすする度に存分に煮干しを感じることができる。
パツパツな麺の食感がとても心地よい。
大将の話では近々この麺がレベルアップをするらしい。
パツパツのさらに上を行く麺がどのように進化を遂げるのか楽しみである。
そして当然ながら替え玉といきたいところなのだが、あまりの絡まり加減でほとんどスープが無くなってしまった。
そんな所に大将に裏メニュー的な「和え玉」を作ってもらってしまった。
まさに突発的に裏メニューである。
しかもトッピングまで本格的。
麺には平子の香味油をかけ、そこに煮干粉、玉ねぎ、チャーシューという。
これを煮干粉と香味油を麺全体に絡めて食べる。
煮干しの旨味がダイレクトに感じられ、玉ねぎの甘みがアクセントになっていてとても美味しい。
ここに余ったスープを和えて食べると塩分が追加されて最高。
これは香味油をもう少し増やして、塩分を加えて味を整えたら普通に美味い。
300円くらいで裏メニューとかで出してくれたら注文してしまうなw
この前のイベントの濃厚うまうまな杏仁豆腐まで頂いてしまってホントもうしわけない。
次回は10月6日のイベントの日に来店になるだろうか。
どんな一杯になるか今から楽しみだ。
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