ニボラーとしては是非とも食べに行かなくてはいけないお店、それが煮干中華そばのじじである。
何度かチャンスがあったのだが、ことごとく玉砕していた。
ただ、休みの日をちゃんと調べてなかっただけともいうが・・・
この前天夢に行った時に、大将から聞いた話では、水曜日には裏HARDなるものがあるという。
これは挑戦しなくてはなるまい!
そんなわけでやってた煮干中華そばのじじ。
このレトロゲームチックなデザインが元ゲーム会社で働いていたという大将らしい。
夜の部が始まってまだ20分ほどだが、店内はすでに満員。
これはオープン前に行列ができていたようだ。
ひとまず入口横の券売機をチェック。
メニューは
- 煮干中華そば NORMAL 720円
- 煮干中華そば EASY 650円
- 煮干中華そば HARD 780円
- 煮干中華そば HARD(裏) 740円
- 煮干中華そば 冷STAGE 750円
- 煮卵 100円
- 1UP(半替え玉) 50円
- CONTINUE(追い玉) 200円
- 冷1UP(半替え玉) 60円
- ご飯 100円
- 昔話ご飯 150円
- ニボバタご飯 200円
となっている。
どうやら裏HARDは夜営業限定になったらしい。
そしてこの段階ですでにHARDは売り切れという人気っぷりである。
ひとまず食券を購入し、大将に渡すと奥に移動して待機することにした。
ちなみに席が空いているなら、自分の座った前のカウンターに置けばいいらしい。
結構、1UPとかを利用する客が多いようで、1人あたりの滞在時間は多めな印象。
順番待ちしている間からお客が来店し始め、帰る頃までに10名近くは来ていただろうか。
その間に食べ終わって帰った客は4名ほどしかいなかったというね。
席に座ると攻略方法が書かれている。
そしてお待ちかねの煮干中華そばHARD裏バージョン(740円)。
独特のスリムスタイルの丼が特徴的。
トッピングはブロック状のメンマ、荒みじんの玉ねぎ、ネギ。
まずはいつものようにスープをひとくち。
HARDの二番出汁に追いニボをして煮詰めたというスープは、口に含んだ瞬間に濃厚な煮干しの風味が広がる。
くどさもなく思いのほか苦みやエグミは強くない。
やはり最初の処理をしっかりしているおかげなのだろう。
いや、重度ニボラーだからかもしれないがw
そして麺。
低加水のパツパツ系のストレートな細麺はスープとの絡みもとてもよくなかなか。
メンマはとても歯ごたえがありコリコリしている。
そしてチャーシュー。
これがまたとんでもなく柔らかい。
口に含むとホロホロと崩れて、煮干しスープの邪魔をしない絶妙な味加減。
そしてこれがニボバタご飯(200円)。
ハート型の煮干し入りバターにネギ、くずしたチャーシュー、そこに醤油風味のタレがかけられている。
熱々のうちにしっかりとかき混ぜるとバターとタレが絡み合い、ご飯にパターから溶け出した煮干の旨みとバターのコクが加わりなんともいえないうまさ。
ネギとチャーシューもよくマッチしている。
最後にCOMTINUEの追い玉(200円)。
トッピングは大量の煮干し粉、くずしたチャーシュー、ネギ。
そして皿のふちのバルサミコソースがとてもおしゃれ。
さっそく、煮干しの香味油とスープに絡めてひとくち。
煮干しの風味がとても濃厚でタレは濃いめの味付け。
完全にこれ単体で完成している。
ラーメンを注文しないと注文できないのがもったいないくらいに。
そしてソースを絡めて食べてみると甘みが意外とマッチしていてなかなか。
最後にスープの残り汁を加えてみたが、ラーメンの汁がみごとに優しい味に変貌し煮干しの旨みもさらに倍増した。
それにしてもこれだけ食べてるのに、細麺でスープも控えめの量なおかげで食いすぎという感じはない。
煮干しであっさりしているおかげもあるかもしれないな。
これはまた違ったベクトルからの煮干へのアプローチが面白いお店だった。
煮干中華そば のじじ
住所 栃木県宇都宮市インターパーク1-5-1
TEL 028-612-8567
営業時間 平日11:30~14:30/18:00~20:00
土11:00~14:30/18:00~20:00
日11:00~15:00
定休日 月曜、第一火曜