宇都宮の大通りからPARCO横の細い脇道を入った左手にあるという知らないとたどり着けなそうな場所にある高林堂本店。
この日はお隣で引っ越しのトラックが積み込みをしていたり、店舗前には先客が車を停めていたりでコインパーキングを使うことになってしまった。
ちなみに高林堂本店は、市街地再開発のため、この日6/21でここでの営業を一時的に終了となる。
まぁこのお店の店舗ひしめき合う状態をいい加減にどうにかしようと市が重い腰を上げたのだろう。
そんなこの場所での最後の日にやってきたわけだ。
ちなみにいまでの店舗のあったブロックの1つ北のブロックなので目と鼻の先。
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高林堂
明治18年創業の和菓子屋で、古いものを大切に守りつつも、新たな試みに挑戦しつづけるお店。
昔ながらの美しい和菓子から、かりまんや和マカロンといった新たなものも生み出している。
小豆やもち米、卵や小麦粉にいたるまで素材にこだわっているという。
店舗内にはショーケースに様々な和菓子が陳列されている。
どら焼きタイプのこがし山、和マカロン、黒豆大福、長生羊羹、シュークリームなど他にも様々。
そしてその一角に1日に2万個の売り上げ伝説を持つ、噂のかりんとう饅頭(かりまん)がある。
元祖かりんとう饅頭
創業120年を迎えた頃にやってきた経営危機、新たな看板商品の開発もままならない時にたまたま失敗してしまった饅頭を揚げてみたことがきっかけで生まれた人気商品。
やはり常識にとらわれていてはダメということだ。
揚げたてでカリッとした皮が特徴的。
皮は黒糖風味でまさにかりんとうをかじったあの感じ。
噛めば噛むほど餡と衣が混ざり合い、香ばしさと共に旨さも増す。
なによりこの食感がたまらない。
1個110円で、消費期限は5日あるが、日がたつとカリカリ感はなくなってしまう。
そんな時はオーブンで温めなおせばまたカリカリ感が復活する。
味噌かりまん
宇都宮の名物である「宮みそ」を生地と粒あんにたっぷり練りこんである。
食べた瞬間、味噌の香りと甘じょっぱさを感じる。
1個110円也。
個人的にはあまり好みではない(´・ω・`)
甘夏かりまん
発売期間は7月~8月下旬だが、すでに発売開始されていた。
夏のよそ風を思わせる甘夏かりまん。
こちらは白あんで、柑橘系のさわやかさと酸味を感じる。
1個120円也。
これも個人的にはあまり好みではない(´・ω・`)
もしかしたら冷やしたら美味しいのかもしれない。
結論から言えば、ノーマルである元祖かりまんを買っておけば間違いない!!
まるごとトマトゼリー
そしてついでに発見したのがこのまるごとトマトゼリー 550円也。
ミニトマトゼリーというのが260円で売っていたが、やはりまるごとという響きに惹かれてしまったw
トマト風味の甘みのあるゼリーが青臭くも無くとてもさわやかな味。
そしてそのゼリーを食べ進むと突然現われる。
そう、テニスボールほどの大きさのトマトである。
まさにまるごと!!
あの甘みがあることで有名な桃太郎トマトが、まるでフルーツのような甘みだ。
酸味もまったく気にならず、完全にスイーツとして成立している。
トマト好きなら是非とも一度ならず二度でも三度でも食べて欲しい一品。
とりあえず今度お店に行く機会があったら何個かまとめ買いしようと思う。