今回、ホワイトデーのお返しを購入するというミッションで岩舟駅近くまでやってきたわけだが。
岩舟駅というと聖地のひとつである。
その作品の名前は「秒速5センチメートル」という。
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この秒速5センチメートルという作品だが、2007年にアニメーション映画として公開された、新海誠監督が、原作から脚本、絵コンテ、演出にいたるまで手がけた作品で、監督作品としては4作目のもの。
新海作品といえば「映像美」と「SF」というのが特徴であったが、近作は現実を舞台とした作品になっている。
様々な映画祭で映画賞を受賞した作品。
ここからはネタバレ要素があるので、これから見ようと思っている人は注意。
物語は3部構成になっていて、主人公が小学生の頃から始まる。
そこで女の子との会い、そしてお互いに抱く特別な想い。
だが女の子との転校という突然の別れによって、離れ離れになり会う事もなくなってしまう。
主人公も中学生になった、そんなある日届いた女の子からの手紙がきっかけとなり物語は進んでいく。
東京の主人公、そして栃木に転校した女の子。
だが、今度は主人公が鹿児島へと転校することになってしまう。
鹿児島と栃木という絶望的な距離。
これが最後のチャンスと感じた主人公は、女の子に会いに空く決心をする。
ところが、その日は大雪という悪天候で電車は約束の時間を大幅に遅れる。
女の子の待つ「岩舟駅」に到着したのは日付が変わろうかという時間帯。
これ以上つらい想いを彼女にさせたくないと願う主人公は彼女がもういないことを願う。
ところが・・・・・
つづきは自分で確かめよう!!
その待ち合わせの場所がこの岩舟駅。
この駅の構内にはストーブがあり、そこで2人が仲良くご飯を食べた。
それがここ。
そして駅員さんはいまはいない無人の自動改札になってしまっている。
時代を感じさせるな。
そして2人が駅から歩き始めるシーンがここ。
このあたりも映像と随分と変わってしまった。
そしてこのあと歩く道はここ以外には考えられない。
他の道だとさすがに遠いし、近場で他の道は普通に民家があったりする。
2人はこの道の遙か先からこちら向かって歩いていた。
ちなみにここより先は道が2車線になるのでここまでは来ていないはず。
そして右奥に見えるのが、作中に何度も登場する山である。
作品の中のセリフを引用するなら、主人公への悪意しか感じないwww
丁度20年に一度くらいの3月の大雪の日が舞台になっているというのもアレだが、岩舟がまるで雪国みたいな感じに見えてしまう。
いちおここから10分も車走らせて高速乗れば30分で東京に行ける距離なんだけどな(; ・`д・´)
そして電車の停まった位置だが、岩舟駅まで歩いて5分だったりする(;・∀・)
1時間に1本か2本しか走ってないのに何を駅の目の前で長時間停止してんのって思ってしまった。
あの山を象徴として出したかったんだろうけど、悲しいシーンなのに笑ってしまったww
このシーンだけがアレではあったが、作品は面白いので是非とも見て欲しい。
そしてみんな思ったとおもうが「下からのぞけよ」。
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