【栃木佐野】釜玉中華そば ナポレオン軒 佐野店。太くてムッチムチの釜玉麺がクセになる

栃木県佐野市にある「釜玉中華そばナポレオン軒 佐野店」。

釜揚げされた太めの中華そばに生卵と醤油を絡めて食べる、新ジャンルのラーメンが味わえるお店。
もっちりムチムチとした食感の麺がクセになる。

豊富な味変アイテムやトッピングを駆使して自分好みにカスタマイズできるのも楽しい。
今回はそんな「釜玉中華そばナポレオン軒 佐野店」に行ってみた。

釜玉中華そばナポレオン軒 佐野店

今回訪問したのは栃木県佐野市宮下町、国道50号沿いにある「釜玉中華そばナポレオン軒 佐野店」。

2023年5月17日にオープンしたこのお店、つけ麺TETSU創業者の小宮一哲氏が手掛ける新ブランドで、都内に2店舗を展開(2023年5月時点)し、今回オープンするのは3店舗目となる。

美味い麺を作ったらどうすれば一番美味しく食べられるのか？
それは『釜玉』に限る!!と言ったかどうかは定かではないが、そんなコンセプトのもと生まれた。
『釜玉』といえば讃岐うどんが有名だが、そんな釜玉うどんをラーメンに昇華させたのが「釜玉中華そば」。
東京ラーメンオブザイヤー「TRYラーメン大賞2022-2023」の汁無し部門1位を受賞した一杯。

店内で製麺されたこだわりの麺を釜揚げし、醤油ダレと生卵を絡めて食べるというシンプルな一杯を味わうことができる。
豊富な味変調味料やトッピングなどを駆使し、自分好みの味に仕上げられるのも『釜玉』らしさがあって面白い。

お店を運営するのは栃木県佐野の人気ラーメン店「麺屋ようすけ」、ナポレオン軒の小宮一哲氏と麺屋ようすけの田邉庸介氏がタッグを組んだ注目のお店。

アクセス

もと吉牛があった敷地なので駐車場は広め。
敷地入り口は国道50号沿いと裏手の2箇所。

店内

店内はかつてあった吉牛を彷彿させる馴染みある配置。

左奥に厨房、スタッフ用のスペースを囲むようにカウンター席が8席と7席、その入り口側に券売機が設置されている。

中央にはセルフの給水スペース。
店内奥には4人掛けのテーブル席が4卓。

卓上には豊富な味変調味料が揃う。

味が物足りない人向けに、釜玉醤油も用意されている。
チーズなど一部の味変アイテムは店員さんに注文する必要あり。
スープ割もある。

釜玉中華そばナポレオン軒 佐野店のメニュー

釜玉中華そばナポレオン軒 佐野店のメニューはこんな感じ。
※2023年5月22日時点

利用方法

1. 行列時には列に並ぶ
2. 順番が来たら食券を購入
3. 案内された席に移動し食券を手渡す
   ※水はセルフにて
4. 食事が終わったらそのまま撤収
   ※券売機横にゴミ箱あり

釜玉中華そばナポレオン軒 佐野店行ってみた

訪問したのは2023年5月22日の昼時。
先客は7名、後客多数で若干待ちができるほど。

リッチ&辛ネギ釜玉+玉袋

今回チョイスしたのは『リッチ&辛ネギ釜玉』の並+玉袋。

デフォルトでネギ(ごま油和え)、生卵がトッピングされ、黒胡椒がふりかけられている。
リッチにはさらにほぐしチャーシュー、メンマが追加。
辛ネギではネギがごま油から辛ネギに変更される。

丼の底には釜玉醤油ダレ。

まずは混ぜずに麺をそのままで食べてみる。
超多加水の店内打ち立て自家製の太ちぢれ麺は、なめらかな口当たりでもっちりとした食感、そしてツルリとのど越しが心地よく勢いに任せて続けざまに食べてしまいそうになる。
噛むほど粘りを感じ、鼻腔を向ける小麦の香りは、うどんに匹敵するほどの強さ。

今度は生卵と釜玉醤油ダレを絡めて食べてみよう。

卵黄絡むとより一層なめらかさが増し、のど越し感MAXに。
醤油ダレの程よい甘味とコク深さにダシの旨味相まってヤミツキになる味わい。
黒胡椒のピリッとスパイシーなアクセントも絶妙。

今度は玉袋を食べてみよう。

たいちょー

非常に興味深いネーミングだ

甘辛なダシを含んだお揚げで味玉を包んだ一品。

ドロリとした卵黄のコクに、お揚げの甘辛なダシが絶妙にマッチ。
これ単体で十分成立するほどの存在感。

玉袋旨し。

今度はほぐしチャーシューと辛ネギを合わせて食べてみよう。

ほぐしチャーシューが加わることで、旨味が増して食べ応え感がアップ。
背脂もクセなく、味付けもちょうどよいので麺の風味を邪魔しない。

コリコリとしたメンマの食感もよいアクセントにきいている。

若干味が薄めかなと思ったが、辛ネギを合わせるとちょうどよい。
シャキシャキとした食感心地よく、程よい辛みがクセになる。

たいちょー

追い釜玉醤油ダレをしなくてよかった

味変調味料で自分好みにカスタマイズ

今度は味変調味料も試してみよう。

にんにくとしょうがを少量加えるとタレのコクと旨味が増す。
ジャンクな味になってしまうかと思ったが、全然そんなことはなく良い仕事してくれる。

バカニラは、シャキシャキのニラに豆板醤や一味の辛みがきいた激辛な味わい。

辛いけど旨い、旨いからもっと食べたい、けど辛い。
でも旨いからまた食べてしまう。
バカみたいに辛いけど、バカみたいに旨いから、バカみたいに食べてしまう。
なるほどそういうことか？

きくらげはザクザク食感のアクセントが心地よい。

並盛り、食べる手が止まらないのであっという間に食べ進めてしまうのでなんだか物足りない。
これなら大盛りも余裕だったかもしれない。

替え玉

せっかくなので替え玉も追加してみた。

替え玉は細麺タイプで、煮干しスープたっぷり。

まずはそのままで食べてみよう。

プリパツ食感心地よく、のど越し感もたまらない。
そしてこのスープだ、醤油ダレに煮干ししっかりきいたキレのある味わいがまたいい。
替え玉単体でひとまず1杯、なんていきたい衝動に駆られるほど。

これをタレが残った器に加えていただく。

煮干しのダシ感がしっかり感じられ、ほんのり甘味きいたコク旨な味わいに進化。
シンプルに旨い。

さらにここにかつお節粉、しょうが、揚げネギを加えてみる。

うん、正解。
かつお節粉の旨味、揚げネギの香ばしさ、さらにしょうがの風味があわさることで、コク深く濃厚な魚介の旨味を感じることができる。

〆はスープ割をオーダーすることなく、このコク旨スープを堪能して完飲ごちそうさま。

最後に

栃木県佐野市にある釜玉中華そばナポレオン軒 佐野店に行ってみた。

新感覚の釜玉中華そば、なめらかムッチムチの太麺がクセになる。
味変調味料で自分好みにカスタマイズできるのも面白い。

今回は試さなかったが、チーズとBベッパーを加えて釜玉カルボナーラ風なんてのも旨そうだ。
再訪問必須のお店といっても過言ではないだろう。