栃木県小山市にある麺処TANAKAが2022年12月4日を以って閉店した。
2012年にオープンしてからちょうど10年。
ついに麺処TANAKA終幕の時が訪れた。
そんな記念すべき日、コラボイベント「TANAKAファイナル&ハイマウント10thコラボ anniversaryTSUKE」が開催された。
これまでの集大成となる、たくさんの人たちが関わり完成した一杯。
今回はそんなTANAKAファイナル&ハイマウント10thコラボ『anniversary TSUKE』を味わいに行ってみた。
目次(タップできる)
TANAKAファイナル&ハイマウント10thコラボ『anniversary TSUKE』
ついにこの日がやってきた・・・麺処TANAKAのファイナルの日。
伝説の一日の始まりにふさわしい幻想的な雰囲気をかもしだす、朝7時の空模様。
超人気店のリスペクト店としてかつて小山市で営業していた超人気店のリスペクト店として2012年にオープン、人気店の味を彷彿させる豚骨魚介系つけ麺を提供。
2016年には昼は豚骨魚介系を提供しつつ、夜には二毛作店としてG系を提供するなどアグレッシブなお店として営業。
その衝撃的なビジュアルのチャーシューや盛りは数々の猛者たちを返り討ちにしてきたほど。
2016年9月に転換期を迎え、G系メニューを封印し今に至る。
そんな麺処TANAKA。
この店構えを見られるのも今日が最後である。
10年の歴史を締めくくるとともに、コラボ店のハイマウントは10周年を迎える記念すべき日。
今回のイベント、一品香城東店、めんや天夢などの協力のもと完成した、みんなのパワーが集結した究極の一杯が提供される。
アニバーサリーつけ完全までに協力してくれた大先輩たちです。‼️一品香城東店 石田様
めんや 天夢 小菅様
最高の先輩であり
最高の仲間です‼️そしてハイマウント 小山様。本当はありがとうございます。最高の状態になりました。
本当にありがとうございます😊 pic.twitter.com/2di6KIvP1u— 麺処TANAKA (@tanaka3172) December 3, 2022
コラボ開催を告げる恒例の挨拶
4時から並ぶプロタナカーなM氏1名を先客に、さらにはオープン1時間前になると続々とお客が訪れ、駐車場も満杯40名を超える行列になっていた。
ファイナルコラボイベント前には、恒例のコラボ開催を告げる挨拶が行われ、ハイマウント小山店長はじめ、麺処TANAKAオーナー、たすく店長など勢ぞろい。
これまでの10年の感謝の挨拶とともに、麺処TANAKAオーナー改めハイマウントMオーナーとして新天地で新たな伝説を築いていくという重大発表も行われた。
たすく店長により、最後の暖簾がかけられる。
麺処TANAKAファイナルスタートだ。
anniversary TSUKE
今回コラボイベントで提供されるのは、一品香城東店、めんや天夢協力のもと、ハイマウントと麺処TANAKAのメンバーが作り上げる究極にしてラストのつけ麺『anniversary TSUKE』。
さらに先着20セットオンリー『スペシャルお土産ブタセット』も販売。
これが今回のコラボ限定メニュー、究極にしてファイナルな『anniversary TSUKE』だ。
大判なバラロールチャーシュー2枚、海苔、刻み海苔、卵黄、ネギ、極太メンマ、ニンニク、背脂がトッピングされた麺。
つけスープには、魚粉がトッピングされている。
原点回帰というべきか、超人気店へのリスペクト感も感じつつ、ハイマウントのエッセンスも加わった究極の仕上がりだ。
まずはスープからひとくち。
まさに原点回帰なリスペクト感じる味わいに、口に含んだ瞬間にかの地へと思いを馳せる。
魚介の濃厚な旨味にコク深く甘味のある余韻が後を引く。
お次は大判なバラロールチャーシューをいただこう。
脂はトロリと身はホロホロ。
豚の旨味を存分に感じられ、スープ絡めれば究極の豚へと進化する。
さてそれでは本番といこうじゃないか。
麺は極太、浅草開化楼の麺だろうか?
まずは何もつけずにいただくと、ゴワワシのバキバキなコシの強い食感に衝撃を受ける。
噛むほどに小麦の旨味あふれ、麺単体でかなりの完成度で思わず何度も啜りそうになる。
今度はスープに浸して食べてみよう。
ズズッと啜れば、魚介の芳醇な香りが鼻腔を抜ける。
強烈な噛み応えに自然と咀嚼回数も増加し、スープとの一体感もより増す。
スープの濃密な旨味が存在感強い麺にも負けておらず、お互いのポテンシャルを高めあっている。
こいつは旨い、旨すぎる、無限に食べていられそう。
今度はトッピングを合わせて食べてみる。
なんだこれは、トッピングを合わせれば合わせるほどに旨味が劇的に跳ね上がる。
ハイマウントナイズされていくスープに、自然と箸のスピードも増し止まらなくなってくる。
ニンニクの刺激的なジャンクな味わいにネギのビリっとした辛味のアクセント、卵黄と下味のつけられた旨し背脂がコクと旨味を引き上げるとともに、とろみが増して麺への絡みも爆増しだ。
刻み海苔の磯の香りも芳醇な香りを引き立てている。
スープ割りとかあったら最高だなーと思いつつ、気づけば完飲ごちそうさま。
スペシャルお土産ブタセットもゲット
もちろんスペシャルお土産ブタセットもゲットしてきた。
TANAKA味とハイマウント味の2本がセットの超重量級。
これはまた後日のお楽しみ。
最後に
ついに最後の営業を終えて、たくさんのファンに惜しまれつつ閉店となった麺処TANAKA。
ラストにふさわしい、究極のつけ麺はもう食べられないのが残念でならないほどの旨さだった。
原点回帰な魚介の旨味きいたスープを堪能し、そこに具材を合わせることでハイマウントナイズされていくジャンクなスープのヤミツキ感はかなりのもの。
バキバキなコシ強麺がまた旨すぎる。
まさに衝撃の一杯だった。
TANAKAファイナルハイマウントさんコラボイベント無事おわりました。
あっという間の10年間。
色んな人に支えられた10年間。
僕自信も反省!経験を活かし
次なるステージへNEXT❗️
本当にありがとうございました。
また本アカウントは、今後ハイマウントグループ広報用として継続させて頂きます。 pic.twitter.com/5nl7Jg2Co5— 麺処TANAKA (@tanaka3172) December 4, 2022
だがこれは終わりではない。
麺処TANAKAオーナーの新たな挑戦の始まりは近い。
今後は新天地、群馬県前橋市にて「ハイマウントM」として新たな伝説が始まる。
これまで美味しい一杯をありがとう、今回関わったすべての人たちへ感謝しつつ、わっしょーい。
お店詳細