栃木県那珂川町馬頭で名物いのしし肉を使った『いのしし丼』が人気というレストランばとうに行ってみた。
いわゆるジビエと呼ばれる野性のいのしし肉が気軽に食べられるという。
しかも道の駅のレストランで。
那珂川町ブランド認定品である「八溝ししまる」と呼称される、那珂川町を含む八溝山系の地域で獲れたいのしし肉を使った料理が馬頭グルメとして有名だ。
そんななかでも人気というのが、道の駅ばとう内にある「レストランばとう」で土曜のみ販売される数量限定メニュー『いのしし丼』。
野生のいのしし肉は臭みがなく、脂身が少なく旨味があっておいしいと言われている。
まさに八溝の自然が育んだ良質な味、そんないのしし肉をふんだんに使った『いのしし丼』、果たしてどんな味なのだろうか?
目次(タップできる)
レストランばとう
那珂川町馬頭にある道の駅ばとう。
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建物内右手にあるのが今回の目的地であるレストランばとう。
猪肉を使用したいのしし丼が有名だが、カレーやソバなど他にもいのしし肉を使用したものがある。
アクセス
アクセス詳細
住所 栃木県那須郡那珂川町北向田185-1
車 東北道矢板インターより24.9km(およそ31分)
電車 宇都宮線西那須野駅東口、西那須野駅東口バス停より道の駅ばとう下車(およそ44分)
店内
店内入ってすぐ左手に厨房。
広い店内には多数のテーブル席、景色が眺められる小上がり席など多数。
風景の眺められる席は密になるので、あえて入り口近くの席に陣取る。
レストランばとうのメニュー
レストランばとうのメニューはいのしし肉を使用したメニューだけでなく、この地ならではのメニューも豊富に揃っている。
メニューはこんな感じ。
八溝ししまる料理だけでなく、馬刺し定食、ほんもろこの唐揚げなどここならではメニューがあり、海なし県栃木の海への憧れか鉄火重定食なるメニューまである。
いのしし以外にも美味しそうなグルメ満載だ。
いのしし丼食べてみた
そんなわけで今回チョイスしたのは、1日限定20食の『いのしし丼』。
いのしし丼 1150円
いのしし丼の他に、小付、お新香、サラダ、味噌汁が付いてくる。
甘辛なタレの香りが湯気とともにただよう。
いのしし肉がふんだんに盛り付けられた食べごたえがありそうな一品だ。
いのしし肉と一緒にゴボウが煮込まれたもので、小ネギが添えられている。
厚みがあり、脂身もしっかりある。
いのしし肉といえば硬いイメージがあるので、ここまでに肉厚だとどうなのだろう?と幼少期の出来事が脳裏をよぎる。
さっそくひと口食べてみよう。
程よい弾力感はありつつも、想像していたよりも全然柔らかい。
八溝ししまるの柔らかい肩ロースを使っているそうで、これまでのイメージを良い意味で裏切られた感がある。
コクのある甘辛なタレで味付けされた肉がご飯との相性抜群。
これがまたクセがなく、ジューシーながら脂身はあっさりしている。
ゴボウのシャキシャキ感も良いアクセントだ。
ただ、後半になるとやはりタレの甘味が際立ってくる。
そこで登場するのが、いのしし丼についてくる山椒。
これを振りかけるとスッキリとして、甘みのクドさがやわらぐ。
いのしし肉のイメージを一新させる一杯だった。
最後に
那須郡那珂川町にある道の駅ばとう、その中にあるレストランばとうで人気といういのしし丼を食べてみた。
那珂川町ブランドである八溝ししまるを使用したいのしし丼は、柔らかでクセもなくあっさりとして食べやすい。
まさにいのしし肉のイメージを一新させるその一杯、タレの甘味が強いので後半甘さが際立ってしまうものの、山椒をふりかけて味変することで最後まで美味しくいただくことができる。
豚肉よりも旨味があって食べごたえ満点な一杯。
もし那珂川町に来ることがあったら、昼メシがてら寄り道してみてはどうだろうか?
お店詳細
レスラントばとう
住所 栃木県那須郡那珂川町北向田185-1
TEL 0287-92-5711
営業時間 11:00~19:30(LO19:00)
11月~3月 平日 11:00~17:30(LO17:00)
土日祝 11:00~19:30(LO19:00)
定休日 無休