飲食店にとってTwitterとはとても親和性の高いツールのひとつだ。
SNSといったら、Twitter・Facebook・Instagramなどが代表的なツールだが、やはり飲食店がもっとも利用すべきなのはTwitter。
どうして飲食店にとってTwitterを利用することが重要なのか?
飲食店がTwitterをやるべき理由や、利用する際のポイントなどをまとめてみよう。
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Twitterとはどんなものか?
そもそもTwitterがSNSツールとしてどんな役割を果たしているのか。
インスタやFacebookはどちらかというとフォロワーとの「相互コミュニケーション」を目的とし、リアルタイム性を重視しない発信が多い。
何月何日にイベントが開催されますといった、長期的な情報発信が目的な場合にはFacebookが活躍するがリアルタイムな情報を調べる時には面倒だ。
インスタはほぼコミュニケーションを主体とするので情報発信にはあまり向かない、ていうか情報を調べるのが面倒。
たまにインスタやFacebookでリアルタイムな情報を発信する飲食店もあるが、それをいちいち確認するのはすでにお店のお客またはファンだからこそ。
でも実際は手間がかかるのでそこまで調べる人は少ない、ていうか幅広い層に利用されていないorされなくなった。
その点、Twitterはリアルタイムな情報を主体とし、見る側も見られる側も旬な情報を発信・受信することが多い。
ツイートもどんどん流れてしまうので、後からじっくり見るというよりはその瞬間の情報や当日や数時間内の情報を目にする機会が多い。
特に画像と文章が一目で確認できるし、パッと調べてパッと見られるので視認性も高いというのが利点。
同時に、フォロワーなどに拡散されることで情報の伝達速度も高まるので、より多くの人に見てもらえる可能性が増す。
たとえば、今夜17時から限定メニューの提供があったとしよう、気軽にみられる機会の少ないFacebookでこれを発信したらどうだろう?
お店の営業時間が終わってから気づく人がいるかもしれないし、もしかしたら数日経ってから気づく人もいるかもしれない。
Facebook全盛期ならこうはならなかったかもしれないが、現実はこんなものだ。
だが、Twitterは完全にリアルタイムな発信と受信をするためのツールとして確立しているので、比較的頻繁に確認されることが多い。
※個人差あり、そももそSNSをあまり利用しない人には大差なし
そこに拡散力が加わればどうなるかはわかるだろう。
飲食店はTwitterを率先して利用すべき
飲食店はTwitterを率先して利用すべきだ。
まあ中にはワンオペでそんな暇はない、ずっと忙しいのにそんなことはやってられないというお店もあるかもしれない。
でも、情報を発信する余裕があるならば、是非とも率先して利用してほしい。
でもやみくもに利用してはいけない。
一定のルールを守って利用すべきだ。
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お店の情報を惜しみなく発信する
たまに〇〇のお店に行ってみようと思いTwitterを確認すると、まったくツイートしていないお店もたまに見かける。
お店に行けばわかるかもしれないが、せっかくお店までやってきたのに「臨時休業」とか張り紙がされていたらどうだろう?
きっとTwitterで情報を発信していれば、お客に残念な想いをさせずに済んだかもしれない。
少なくとも当日の営業状況の発信、限定などがあるならその情報の発信、今日はこんなおすすめがあるなどは最低限発信すべきだ。
頻繁に情報発信されることで、フォロワーも増えそれが集客にも繋がる。
だからといって「挨拶だけ」「お店が営業中という案内をするだけ」なんていう発信をするのだけはやめるべきだ。
何故なら「あーこの人、事務的にツイートしてるだけだわ」と飽きられる。
もし店主という存在をブランディングしたいなら、個人的な情報も発信していけばコアなファンの獲得にも繋がり、同時にお店の印象もいい意味で変わる。
※ツイート次第では悪くもなるが
また同時にブログやホームページ、FacebookなどのSNSとリンクさせておくことで、リアルタイムを重視しない情報へと誘導させることも可能になる。
例を挙げるとこんな風なツイートはわかりやすいし、拡散されやすい。
またブログへのリンクがされているので詳細なども確認できる。
引用:めんや天夢(@Menya_Tenmu)Twitter
お店の有益な情報が豊富に発信されることで常に目に入ることによりお客の印象に残る。
すると今日はどこでメシ食おうかなと思った時にいつでもパッと頭に浮かぶようになる。
こうなれば完璧だ。
ハッシュタグを忘れず
ツイートのさいには是非ハッシュタグ(#〇〇というやつ)をつけてほしい。
ハッシュタグをつけることでより情報を検索しやすくなる。
たとえば#ラーメンと記入すればラーメンに検索特化している人に見られやすい、店名を入れればピンポイントで検索することが可能になる。
是非ツイートのさいには忘れずに追加しておこう。
炎上が怖い
よくTwitterで炎上したなんて話を耳にすることはあるだろう。
炎上したらどうしよう、SNS怖い、とかそんなことを気にしている人もいるかもしれない。
そもそも炎上というのは理由があるからなるものであって、火の無いところに煙は立たない。
お店を経営する立派な社会人、いや経営者ならば、おのずとそれがツイートして大丈夫なことなのかくらいは理解できるはず。
相手のことを理解せずに批判をしたり、憶測でしかない情報を平気で流す、問題ある行動や発言を平気でするような者が立派な経営者であるはずがない。
なので炎上など恐れずに利用してほしい。
それでも炎上してしまったら、火に油を注ぐのではなくしっかり謝ることを心がけよう。
最後に
Twitterを利用してお店の情報を発信することで、お店のことをより多くの人に知ってもらうきっかけになる。
リアルタイムな情報があることで、お客が訪問しやすい環境、訪問してみたくなる環境が整う。
また店主自身の普段をツイートすることで、ファンを増やすことも可能だ。
俗にいう自身のブランディングというやつ。
そうすることで集客にも繋がるし、コアなファンも増えるので一定数の集客を予想できるようになり、限定メニューなども提供しやすくなるはず。
Twitterは飲食店にとっても顧客にとってもwinwinな関係だ。
これは飲食店に限った事ではない。
140文字の中に想いをすべてつぎ込み、日々の発信を続けてほしい。