おりょうり魚栄に行ってみた。
かつて栃木市箱森町にあったおっきな唐揚げやデカ盛りが話題だったお食事処うおえい。
創業から50余年の歴史を持つ、食事処うおえいと栃木市吹上町にあった大小宴会場魚栄をいったん店じまいし、2019年7月7日より吹上町にリニューアルオープンしたのが『おりょうり魚栄』だ。
これまで通りのボリュームと味も残しつつ、お店としてもワンランクアップしたおりょうり魚栄。
今回はリニューアル後初となる攻略に行ってみた。
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おりょうり魚栄行ってみた
栃木市吹上町にリニューアルオープンを果たした、おりょうり魚栄。
ダークグレーな外観が重厚感のある真新しい建物は、かつての店舗をリフォームさせたものだ。
ベランダにかつての面影を感じる。
入口横には喫煙所がある。
昔からあるお店は禁煙じゃない場合もあるので、店内完全禁煙というのはありがたい。
お店の東側にはめちゃくちゃ広い砂利の30台ほど駐車可能な駐車場がある。
訪問したのは14時ごろ。
ちょうど最後のお客が帰ったところで貸切状態。
おりょうり魚栄の場所
このお店、なかなかにわかりづらい場所にあり、地味に隠れ家店的な一面もある。
基本的には付近の主要な交差点や曲がり角にはお店の標識が設置されているので、その標識を目印に訪問すれば迷うことはない。
栃木市内から来るならば、栃木運動公園の西側の道を北に向かい、最初の信号を左へ向かう。
すると吹上小学校へと突き当たるので、そこを左へ。
東北道をくぐり、ガソリンスタンドを越えたすぐの狭いT字路を左へ。
ホントに合っているのかとちょっと不安になるが、そこから民家の間の狭い路地を60mほど進んだ最初の十字路。
そこを左へ曲がると右手にあるのがお店。
店内
店内に入ると入り口で靴を脱いで店内へ。
下駄箱などは無いので脱いた靴はそのままで構わない。
これまでのちょっとメシ食いに行くか的な気軽に行ける感はなくなってしまったようには感じる。
そんなキレイで上品さもかもし出す店内。
入口すぐに階段があり、2階には各部屋12名の座卓のある特別個室が3室(1室に広げて大人数で使用も可能)。
廊下を進めば、すぐ右手にレジ、そしてその奥が厨房になっている。
廊下のさらに奥の大広間には4人掛けの座卓が9卓並ぶ大きな座敷。
※奥から撮影
席はいつでもお客を迎え入れられるように準備万端だ。
備え付けは醤油だけとシンプル。
おりょうり魚栄のメニュー
価格設定はほぼほぼこれまで(2016年情報)と変わらずといった感じ。
メニューは昔より品数を厳選しているようだが、それでも一品ものから定食ものまで豊富に揃っている。
きっと落ち着いたころにはもっと種類が増えて、これまでのようなものも食べられるようになるのだろう。
そしてなによりうれしいのが、定食セット(500円)というメニューがあること。
これと一品ものを合わせれば、メニューに無い定食を作ることも可能。
名物のからあげ、ジャンボ海老フライ、カキフライも健在だ。
お刺身盛り合わせに1人前が登場しているので、一人飲みにも重宝しそう。
ちなみに定食のご飯は大盛りまでが追加料金なしで注文可能。
ガッツリいきたい時には最高だ。
やはりうおえいはこうでなくてはな。
刺身定食食べてみた
うおえいと言えば海鮮、ということで今回チョイスしたのは刺身定食(1,200円)。
まずは定食のセットである小鉢やお漬物から提供。
酢の物に塩味の効いたお漬物。
パリポリとつまみながらメインの登場にワクワクする。
ついに登場のリニューアル後初の刺身定食。
なかなかの贅沢な盛り加減だ。
真鯛、イカ、ボタン海老、まぐろ、さわらの炙り、ブリ、サーモンなど種類も豊富。
大盛りご飯はこのボリューム感である。
普通の定食屋の大盛りの2倍以上はあるんじゃないか、というこの盛りっぷり。
うおえいの遺伝子は新店にもしっかり受け継がれているようだ。
なめこ、豆腐、わかめの入った味噌汁。
かつてのようにみそ汁の具材をチョイスできるシステムはもうないようだ。
出汁が効いていて、塩気も控えめ目で美味い。
久しぶりに味噌汁飲んだ気がするが、やっぱ日本人なら味噌汁でしょ。
まずはマグロから。
あっさりしっとりでクセもなく美味しい。
実は酢飯じゃない白米でマグロを食べるのは、子供の頃のトラウマで独特のクセが気になってしまい苦手なのだが、こと美味しいマグロに関しては別だ。
ご飯がすすむ。
続いて真鯛。
しっとりしてプリプリだ。
ほのかな甘味があり菊の花などの香味がいいアクセントになっている。
お次はイカ。
甘くてなめらかな食感で濃厚な旨味。
とびっこのプチプチ感がまたたまらない。
次はサーモン。
これはまた脂がのっていてトロッとして口の中で溶けるような食感だ。
ブリはプリっとした食感。
しっとりとして脂には甘味がある。
クセもなく食べやすい。
お次はさわらの炙り。
皮目芳ばしく脂がほのり乗っている。
ミディアムレア加減に焼かれているので身はふっくらで柔らかい。
芳ばしさとほのかな苦味がいいアクセントになっている。
塩かけて食いたいな。
最後はボタン海老。
甘くてトロトロのプリップリ。
濃厚な旨味が口の中に溢れる。
どれもご飯のおかずに最適な一品ばかりだ。
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鳥から揚げ
うおえいに来たのにはこれを食べないという選択肢はない。
一品ものから、鳥から揚げ1個(280円)。
相変わらずのやばい大きさだ。
昔はよくこれを5枚も食べられたものだな。
どんぶりを覆いつくさんとするほどの巨大さ加減。
まずはひとくち。
衣はパリパリで中はふっくらやわらかジューシー。
甘みのある醤油ダレにほのかなスパイス感。
ご飯が無限に食べられそうだ。
マヨネーズをつけて食べると塩気とコクが増してより一層ご飯がすすむ。
見た目の割に意外といくらでも食べられそうな感じがしてくる。
いつかから揚げ5枚の定食にリベンジしよう。
最後に
2019年7月7日にリニューアルオープンを果たした、おりょうり魚栄。
隠れ家的な立地に建つので、前情報なしではなかなか訪問しづらい感は否めない。
周辺に標識が建てられているので、意外と迷わずに訪問できるので初めてでも安心だ。
店内は座敷だが座卓になっているので、座敷に座るのはちょっとという人でも安心して利用可能。
かつての店舗の遺伝子を受け継ぐご飯の盛り加減とから揚げのボリューム感は健在だった。
それどころかボリュームが増しているんじゃないかとさえ思えるほどだ。
美味いメシをたっぷり食いたいなら、是非一度訪問してみてはどうだろうか?
おりょうり魚栄
住所 栃木県栃木市吹上町206
TEL 0282-31-1425
営業時間 11:00~22:00(LO21:00)
定休日 月曜(祭日の場合翌日)
お食事処うおえい は栃木市で有名な大盛りで腹一杯になれるお店