突然無性に食べたくなる味がある。
灰色で愛に満ちたその一杯、栃木市の聖地『めんや天夢』のヤバニボ。
煮干しへの並々ならない愛から生まれたラーメン、それがめんや天夢のヤバニボだ。
ガッツリ効かせた煮干し成分が突き抜けすぎず、程よく限界ギリギリのところで紙一重のヤバさを演出する一杯。
今回はそんな煮干らーめんヤバニボの醤油をいただこう。
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めんや天夢 煮干らーめんヤバニボ
訪問したのは18時半ごろ。
さっそく食券を購入するとカウンターに陣取る。
今回のチョイスはもちろん煮干らーめんヤバニボ醤油(970円)。
相変わらずダークカラーに明るい色味のコントラストが映える一杯だ。
爽やかな煮干しの香りただよう。
※すでに重度ニボラーからしてみると、煮干しの濃さの基準が別次元に到達しているので一般的な感覚ではない。笑
まずはスープから。
口に含むと煮干しの豊潤な香りが鼻腔を突き抜ける。
丁度よい塩気、ほのかな苦味にコク深く後から来る甘味がクセになる。
のど越しもすっきりまろやか。
そして煮干し愛をしっかり絡めとるプリパツ細麺。
このスープのために生まれたといっても過言ではないこの一体感。
噛み応え、のど越し、風味ともにクセになる。
そして5分もしないうちに完食。
もっとこの余韻を味わっていたい。
そう思う人が多く、皆気が付くと替え玉や和え玉を追加注文してしまう。
それゆえに回転率は悪くなるわけだが、待つという行為もスパイスのひとつ。
待った先にあるその味はいつも以上に格別なはずだ。
と、行列ができていても気にすることなく和え玉を注文してさらなる余韻を求める。
もちろん今回も和え玉(200円)を追加。
ここに煮干し酢を間髪入れずに5プッシュほど投入する。
しっかりと混ぜ合わせると煮干し酢の香りがあたり一面に広がる。
あとはこのまま豪快にズズッとすする。
すると爽やかな酸味ともに麺の風味が口の中に広がる。
パツパツ感増した食感がさらにクセになる。
そして後半はこれを残ったスープに投入、さらに追い煮干し酢を2プッシュほど。
煮干し酢の効果でコクと甘味がマシマシになり、酸味のアクセントがまた違った味わいを堪能させてくれる。
うまし!!
最後に
ここまでの感想できっと「ヤバニボって名前の割に普通なんだ」と思ったかもしれない。
くれぐれも言っておくが、すべては煮干し濃度の基準の底上げされた重度ニボラー基準なので、ノーマルな人が食べると結構クセを感じる味かもしれない。
初めて食べる人はまず『はじめの天夢』から挑戦し、慣れてきたところでヤバニボに挑戦してみてほしい。
ニボラーの階段を1歩ずつ確実にのぼっていこう、いつしか重度ニボラーの頂に辿り着くその日まで。
めんや天夢
住所 栃木県栃木市沼和田町11-20
TEL 不明
営業時間 11:30~14:30/17:00~20:30
定休日 水曜夜の部
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