これから本格的にブログを始めようとする時にまず考えるのが、無料ブログを利用するか自分でブログを立ち上げるか。
ただの遊び感覚で始めるなら好きにすればいいと思うが、本格的に始めたいのなら無料ブログを使うべきではない。
無料ブログはドメインパワーが強いとかアクセスを集めるには一番とか言われているが、所詮は借り物なので恒久的使える保証はどこにもない。
ならば最初から自分でブログを立ち上げるのが、自分の資産になるし辞めない限りはずっと使える保証がある。
そこで候補にあがるのがワードプレス。
ワードプレスはオリジナリティーを出したりカスタマイズを容易にした画期的なシステムだ。
カスタマイズするにはテーマ選びも重要ではあるが、やはりどのプラグインを導入するかも重要になってくる。
ビジュアルに影響を与えるものから、アクセスアップに繋がるもの、記事作成の環境を改選させるものまでさまざまで、これから始めるという人にはいったい何を使ったらいいのかわけがわからないだろう。
ここでは普段メインブログで使用しているおすすめのプラグインを簡単な説明とともに紹介したいと思うので、プラグイン導入の参考にでもしていただけたら幸いだ。
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記事作成関連
ブログ記事を作成するにあたって使いやすい環境かどうかというのはとても重要だ。
そんな記事作成の環境を改善するプラグインがこれ。
TinyMCE Advanced
無料ブログは直感的に操作できる記事作成に便利な機能が備わっている。
そういったものが少ないワードプレスに機能を追加するプラグイン。
この機能を追加することでビジュアルエディタの使い勝手が向上する。
画像挿入だったり、文字色変更など便利な機能が多数揃っているので、お好みで追加するといいだろう。
TinyMCE テンプレート
記事を書いていると何度も使うようなテンプレが必ず存在する。
そんなテンプレをあらかじめ登録しておくことで手間を解消する。
記事を書くのと同じ感覚でできるので、簡単なものから手の込んだものまで登録可能。
セキュリティ関連
自分で管理するブログだけにセキュリティ関連も自分で対処しなくてはいけない。
そんなセキュリティ対策におすすめなプラグインはこれ。
Akismet Anti-Spam
ブログへの不正アクセス、スパム書き込みなどを排除してくる。
ブログが検索されるようになってくると、スパムコメントも急激に増加し始める。
それらをいちいち手作業で対応していては時間の無駄でしかない。
こういったプラグインを活用すれば自動で対応してくれるので便利。
Edit Author Slug
記事投稿者のIDを別のものに変更することができる。
IDがわかってしまうと、あとはパスワードさえ判明すれば他人がアクセスできてしまうので、IDを隠せるということは重要。
ブログやSNSなど名前を統一するという意味でも役にたつ。
SiteGuard WP Plugin
ログインページのアドレスを変更したり、さまざなセキュリティ関連の機能が充実したプラグイン。
ログインページなど、基本的な仕組みはみんな一緒なので、悪意のあるユーザーが攻撃をしやすい環境といえる。
そこでログインページを変更したり、ログインを失敗したらアクセスできなくしたりするなどの機能を加えることでそういった攻撃を受けづらくすることができる。
アクセス関連
アクセスアップを図るにはどんなことをやったらいいかわからない、SEOって何?という人はとりあえずこれらを導入すれば間違いない。
All in One SEO Pack
SEO関連の集客には必須といえるプラグイン。
ブログをネットの海から検索されやすくするための設定ができる。
記事単位でもタグの編集や画像の編集などといったことができるので、検索されやすい記事を作る上では便利。
Google Analytics Dashboard for WP (GADWP)
Google謹製のアクセス解析。
詳細な解析ができるので、アクセスの改善の参考にすることができる。
ただし使用しているテーマによっては、デフォルトでこの機能があったりするので、プラグインと併用すると解析データがダブってしまう。
その場合はプラグインを外そう。
Google XML Sitemaps
検索エンジンにブログ内の構造を案内するための地図なようなもので、現実世界でも同様だが訪れた場所の詳細な地図があれば効率よく巡るとが可能になる。
そういった役割を持つプラグイン。
これを導入することで、効率よくブログ内を巡回させることができる。
PS Auto Sitemap
ブログ訪問者はどこにどんな記事があるのかわからない。
そんな時に役に立つのがこのプラグイン。
記事をカテゴリー別などにリスト化してくれるので、特定のカテゴリーを一気読みしたい場合などには重宝する。
どんな記事があるのか知ってもらう上でも便利な機能だ。
WebSub/PubSubHubbub
Googleに記事更新情報をいち早く配信する。
この機能を使うことで、通常は記事投稿から数日で検索エンジンに反映されるところを、記事の投稿と同時にリアルタイムでgoogleに情報を通知することが可能になるので早期に反映させることが可能になる。
必須プラグインといっていいだろう。
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ビジュアル関連
ブログの見栄えを良くしたりといったことを改善したいならこれらのプラグインがおすすめ。
Auto Post Thumbnail
自動でアイキャッチ画像を設定してくれるプラグイン。
記事のリストに表示されている画像がそれだ。
これがあると無いとでは見た目が大違いだ。
ブログ記事タイトル横に画像があるだけで。それがいったいどんな記事なのか人目で想像できる。
そうすることで読まれやすくなる。
Easy FancyBox
ブログの画像を拡大表示させることができる。
どうしても大きくして見せたい画像なんかがある時にこの機能は役に立つ。
スマホなどで手動で拡大してもいいが、やはり元の画像自体が小さいと詳細な部分は潰れてしまいわからなくなってしまう。
この機能があればその問題を解消してくれる。
EWWW Image Optimizer
記事などに投稿する画像を圧縮し表示速度を向上させることができる。
画像を沢山駆使するブログの場合は、画像のせいで記事の表示が遅くなってしまうことも多い。
ユーザビリティの観点からもよろしくない。
そこでこのプラグインを使用して画像を最適化することで、記事の表示スピードが改善され、同時に画像ファイルサイズが減ることでサーバーの容量圧縮にもつなげることができる。
Pz-LinkCard
無料ブログで見るようなリンクをカード形式で表示させることを可能にする。
ただリンクを貼っておくよりも圧倒的に見栄えもよいのでアクセスしてもらいやすくなる。
Table of Contents Plus
記事内に目次を追加する。
目次を追加することで、訪問者が目的の情報を探す必要もなくすぐにアクセスできるようになる。
記事を書く側としては最初から最後まで全部読んで欲しいところだが、なかなかそうもいかないのが現実だ。
ユーザビリティ向上の意味でも必須といえる。
WordPress Popular Posts
記事内にブログの人気記事リストを表示したりといったことが可能になる。
記事に興味があり訪問したユーザーに対して、こんな記事もありますよ的な案内をすることで他の記事にも興味を持ってもらえる。
ついでに回遊率の改善が期待できる。
その他
その他あると便利なプラグイン。
Contact Form 7
ブログに問い合わせフォームを追加する。
読者が何かの問い合わせがしたいと思った時などに使用できるのであると便利だ。
SNSでの問い合わせのほうが気軽という場合もあるが、SNSを利用していないユーザーに対しては必須だ。
Instagram Feed
インスタグラムの投稿をブログなどに表示させることができる。
Jetpack
SNS連携やセキニュリティ関連など便利な機能がひとつになったプラグイン。
特にSNS連携はアクセスアップにも繋がるので利用したい。
記事の更新情報などをSNSなら最速で公開することができるので、興味のあるユーザーから見てもらえる可能性がアップする。
またSNSなどの拡散によりより多くのユーザーの目に触れる機会も増える。
Duplicator
ワードプレスで多展開するなら必須プラグイン。
ワードプレスの導入テーマやテンプレートなどから設定、記事にいたるまですべてをバックアップしてくれる。
テーマやプラグインを導入した段階でバックアップをしておけば、新たなブログを立ち上げた時に環境を複製できるのでかなり手間が省ける。
当然サーバー移転のさいにも使用可能だ。
最後に
以上が普段使用しているオススメのプラグイン。
詳しい設置方法などは検索すれば無数に見つかるので、それらを参考にするといいだろう。
自分で調べるクセをつけるというのも必要なスキルだ。
テーマによっては上記のプラグインの機能がすでに導入されていたりといったこともあるので、相性なども見極めて使用することをおすすめする。
また定期的に更新などもあるので、忘れずにプラグイン更新もしておこう。