小山市にある地鶏・豆腐料理くろまめや。
生産者の顔が見える食材を使用し、ヘルシーで栄養バランスのよい創作料理を提供するお店だ。
お店ではランチや季節の食材を取り入れた御膳を食べることができ、小山市内のみだが創作弁当の宅配も行っている。
実はずっと和菓子のお店かなにかと思っていてスルーしていたのだが、なにげによく見てみると飲食店だということに気づき今回訪問したわけだが。
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和テイストの建物はやはり和菓子屋っぽい。
名前からしてそれっぽい。
店舗前の駐車場は思いのほか広めで10台以上が余裕をもって駐車できる配置になっている。
入り口横の赤い立て看板にも定食っぽいメニューが書かれているし間違いないようだ。
さっそく店内に入ると外装は和を前面に出しているので店内も天井には梁が見えていたりといったものを想像していたのだが、店内はいたって普通な感じでちょっと残念。
4名掛けのテーブル席が2卓、2人掛けのテーブル席が4卓とこじんまりとしているが、13時半過ぎというのに先客が4組となかなかの入り具合。
右手奥に厨房があり、その手前が精算する場所になっている。
店内には宅配メニューが貼られていて、なかなかリーズナブルな値段設定のものもあったりとなかなか良さそうだ。
500円のワンコイン弁当8種、650円のひよこまめ4種、780円のえだまめ6種、1,000円のそらまめ7種、他にも700円のどんぶり6種と油淋鶏弁当、どん丼セット900円、祝い事用の弁当やオードブルなども取り扱っているらしい。
主菜、副菜からサラダなど豪華に色々セットになっているうえに、〆の甘味と飲み物が付いてくる。
ちなみに甘味はその日によって違うようだ。
そして飲み物は黒豆茶か珈琲の温冷どちらかをチョイスできる。
通常セットを御膳(1,200円)に替えることも可能。
飲み物は食後に出されるシステムっぽいので、お茶で満足できない人は先に出してほしいと言う必要があるかもしれない。
店内黒板には冬のおすすめメニューなんてのもあった。
そんなわけで今回は御膳にしてみた。
まず最初にサラダが提供される。
セットものだから一緒に出てくるのかと思えば、普通にちゃんとしたボリュームで提供されるらしい。
ゴマのドレッシングがかけられたシンブルなもので、ポテトサラダ付き。
まずは縫製の注文した、若鶏ねぎ塩焼き定食(780円)。
なかなか美味そうだ。
柔らかな鶏肉でネギの風味にあっさりな塩タレが優しい味付け。
そして地鶏と豆腐料理の店だというのに、あえて違うものをチョイスするというw
トンバーグ定食の御膳セット(1,200円)。
豚肉だけを使ったトンバーグにはブロッコリーとポテトフライが添えられ、豆腐にゆばさし、煮物、おからの炒め物、お新香、ゆかりのかけられたご飯、赤味噌の味噌汁が付いてくる。
トンバーグからは家庭料理的なやさしさを感じる。
さっそくひとくち。
デミグラス風の味付けでほどよく味が染み込んでいる。
ふっくらしたトンバーグはほどほどの肉汁で意外とあっさりしているが旨味は十分。
特出するものはなく普通に安定感のある可もなく不可もなくな味。
万人受けする味といったところだろう。
そしてゆばさしにわさびを添えて食べるとこれがまた美味い。
名物だけど脇役感が強いのが残念だ。
やはりここは単品メニューの豆料理をいくつかチョイスしておくべきたったか。
まぁでも十分満足できる量なんじゃないだろうか。
ちなみに定食はご飯茶碗、御膳はいかにもといったお椀が使われているのでご飯が定食よりも少なめに感じるかもしれない。
でもお替り自由なのでそこは心配なし。
※単品はお替り自由かどうかは不明だが、大盛+50円というのがあるからお替りできないかもしれない。
続いて単品の厚焼玉子(300円)。
甘さ控えめなオーソドックスながら安定感のある味だ。
まぁ普通に可もなく不可もなく。
そして〆はセットの本日のデザートに黒豆茶。
豆乳プリンに葛餅と甘味もヘルシーっぽい。
豆乳プリンの上に添えられているのは黒豆。
卵などは不使用っぽいゼラチンで固められたもので、甘さは控えめになっている。
葛餅は黒蜜の甘味ときな粉が上品な味付けで甘さがクドくなく美味い。
黒豆の香ばしい風味の効いた黒豆茶との相性もいい。
食後はなんだか満足感があって眠くなってしまったので、きっとヘルシーで体に負担がかからない料理だったのだろう。
たまにはこういった料理もいいかもしれないな。
地鶏・豆腐料理くろまめや
住所 栃木県小山市塚崎1507-1
TEL 0285-28-9633
営業時間 11:00~15:00/17:00~21:00(LO20:30)
定休日 火曜夕方