小山市のとある住宅街の中に隠れ家的に存在する珈琲豆専門店がある。
隠れ家的な喫茶店があるから行ってみようという話になり、意気揚々と来てみればまさかの喫茶店ではなかったというオチだったわけだが。
結果的に試飲という形でコーヒーをいただくことができた。
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隠れ家的な珈琲工房ほろにが
偶然では到底たどり着けなそうな狭い路地を通った先に突然現れるこの建物。
自宅の一部に増築して造られたそのお店は、そこが店だとわかってやってこなかったらきっと気づかないで通り過ぎるに違いない。
店舗前には4台分のロープで区切られた砂利の駐車場がある。
さっそく車を停めると店内に。
入ってすぐカウンター席が3席あり、一見喫茶店と勘違いしてしまうのも無理はない。
店内にはコーヒー関係の器具などやお手軽なパックのコーヒーなんかが販売されている。
コーヒー豆にこだわりを持つオーナーが営むコーヒー豆の販売店なのだが、コーヒー豆の注文をして待っている間に試飲ができるお店らしい。
100g単位で、中煎り、中深煎り、深煎り、深深煎りなどのチョイスだったり、豆のままや粉にした状態などで購入することができる。
それぞれ煎り方ごとにおすすめのブレンドや豆がリストになっていて、味に解説もあるので購入のさいの参考になりそうだ。
さっそくオーナーからどんなコーヒーがいいか聞かれたので、酸味の少ないものをお願いするとコーヒーを煎れてくれた。
人気ナンバー1という、深煎りのほろにがブレンドだ。
カカオが86%以上含有されたチョコのような苦味とコクのある風味が大人な味だ。
それでいて酸味が少ないのでとても口当たりがよくて飲みやすい。
そしてこれは水出し珈琲。
麦茶のようにバックを入れて冷蔵庫に入れておけばお手軽に本格的なアイスコーヒーができるというやつだ。
水出しだからなのか、結構な酸味を感じた。
苦味はほどよく香りやコクがしっかり感じられる。
酸味のあるコーヒーが好きな通称RB氏みたいな人からするとスッキリ感があって美味いようだ。
で、みんなで購入したのは10gが5パック入ったドリップコーヒー。
コスタリカのバラ・ブランカ農園の中深煎り、ケニアのカイナムイ・ファクトリーの中深煎り、オリジナルブレンドの夏モカ中深煎りだ。
飲み方はこうだ。
まずはパックの上をカットして、カップにいい感じにセットする。
お湯を少量注いで粉を20秒ほど蒸らす。
あとは少しずつ数回に分けてお湯を注げば完成だ。
ちなみにこれはクセがかなりあると言われたケニア産のやつだ。
酸味と渋みのバランスがよく、コーヒー本来の香りや甘さを感じられるという。
ラズベリーやピーチ、スパイス、ドライフルーツなどを濃縮したような味らしい。
たしかに香りがとてもよい。
味は酸味がギリギリいける感じだ。
後味も悪くないが、たしかに渋みというかかわった味だ。
そして思わずここに氷を入れてしまった。
その瞬間に酸味がとてつもなく際立ってくる。
薄まってしまったのも原因だろう。
次回はホットで飲むことにしようw
夏モカは氷を入れるとほどよい苦味に、酸味も意外とさわやか。
夏というくらいだから氷を入れてアイスなんてのもアリなものなのだろう。
ホットのまま飲むとどんな味なのか後で試してみよう。
そして最後にコスタリカのコーヒー。
これがまさに酸味と苦味のバランスが良くてとても飲みやすい。
後味もとてもすっきり感がある。
珈琲とか詳しくないのでよくわからないが、こうやっていろいろな珈琲を飲んでみると自宅でもやってみたくなってくるんだよな。
珈琲にこだわりをもつオーナー曰く、最初は安いもので試してアレも欲しいコレも欲しいとやっていき最終的には結構な金額を使ってしまうんだとか。
珈琲工房ほろにが
住所 栃木県小山市卒島824
TEL 0285-37-1143
営業時間 10:00~18:30
定休日 水木
※在宅の場合は玄関チャイム押してくれれば対応可能らしい。