前々から気にはなっていたのだが、なかなか来店することができなかった宇都宮市戸祭にある無化調らーめん波の花にやっと食べに行くことができた。
1時間ほどの距離を走りやってきた、ここが無化調らーめん波の花だ。
店舗は道沿いにあり、駐車場は反対側の建物と砂利の広場の間の道を入った奥にある。
10台分ほどスペースがあるが、お店の駐車場はスペースの真ん中あたりの斜めになった5か所となっている。
それ以外は他の人のスペースなので間違えないようにしないといけない。
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で、お店に入ると結構な混みよう。
店内は2人体制。
入ってすぐ右手の壁際にカウンター2席、テーブル席2卓、左手の厨房前にカウンター6席ほどとなっている。
さっそくカウンターに陣取るとメニューをチェック。
結構バリエーションに富んでいるが、基本的には塩、醤油、トマトの三種類となっている。
このメニューの他にも限定ものがあったが、今回は初来店なので定番メニューからチョイスすることにした。
これが今回チョイスした、チリトマトチーズらーめん(900円)だ。
ピリ辛のトマトスープにチャーシュー、パプリカ、ブロッコリー、数種のベビーリーフ、そしてとろけるチーズ、上からふられたパルメザンチーズ、玉状のモッツァレラチーズと彩どりなトッピングになっている。
バジルの効いたトマトの爽やかな香りはラーメンというよりイタリアン。
さっそくスープをひとくち。
スパイスの効いたトマトスープは酸味とほのかにバジルの風味が効いていて、想像していたよりさっぱりしている。
当然だが化学調味料は使っていないので体に優しそうな一杯だ。
そして麺。
栃木県産小麦のタマイズミを使ったという細麺は、縮れ系で独特なコシと食感がある。
好みがわかれる麺かもしれない。
スープの存在感が強いので、それに合わせて麺も強めの存在感のあるものに仕上げているのだろう。
新鮮な野菜のシャキシャキ感もよく、モンゴル塩で仕込んだという栃木県産の豚を使ったチャーシューも食べごたえがある。
スパイスや素材の使い方が絶妙な一杯だ。
そして〆にはスープにたっぷりのパルメザンとバジルの粉末のかけられたチーズご飯(150円)を投入してリゾット風にいただく。
バジルの風味がとても強くチーズのとろみもなかなか。
これは〆にはおすすめの一品だ。
そしてこれも忘れてはいけない、先日拉麺うえ竹の大将から教えてもらった、美味いという鶏のからあげ(300円)。
揚げ終わりにコショウがふられている。
なかなかの大ぶりなからあげだ。
このサイズで4個で300円はなかなかお得かもしれない。
アツアツをほおばると中からはジューシーな肉汁がしたたる。
衣には卵を使用しておらずパリパリ感が強い。
ショウガの風味と塩の味付けがまたよく合う。
このからあげはたしかにおすすめだ。
波の花 鶏のからあげ総評
揚 3.9
薄めのブラウン。
衣 4.0
パリパリな食感で肉との相性はばっちり。
汁 3.8
ジューシーな肉汁が染み出してくる。
味 3.8
ニンニクは不使用のショウガと塩で純粋に肉の旨味を感じられる。
量 3.9
だいたい160g~200gくらいだろうか?
1個あたりの値段設定的には宇都宮という立地を考えるとコスパは良いほうだろう。
全 3.9
シンブルイズベスト。
ラーメンと一緒食べるということを考えてか、卵を使っていないというのとシンブルな味付けというのがくどくなることなくとても食べやすい。
次回は塩らーめんを食べてみたいところだな。
無化調らーめん波の花
住所 栃木県宇都宮市戸祭3-4-24
TEL 028-621-3210
営業時間 11:30~14:30/18:00~21:00(LO20:30)
水曜 11:30~14:30
定休日 木曜日