栃木インターから西に向かった市街地から結構離れた位置という立地ながらも、行列の絶えないラーメン屋がある。
それが麺処にっ田屋だ。
栃木市大平町にあるしょうがラーメンが有名な行列店「小三郎」で修行を積んだ店主が2011年にオープンしたお店だ。
店舗入り口には小三郎より寄贈された暖簾がたなびく。
12時近くの段階で20台近い駐車場はほぼ満杯状態、店舗前と入り口内には8名ほどの行列。
気付けば後客が15名も待っているという状況。
過去、何度かチャレンジしたがいづれも臨時休業という結果だったのだが、今回もタイミング次第では断念することになりかねなかったわけだ。
そして待つこと20分ほど、カウンター席に陣取る。
店内は入って正面にレジ、右手に小上がり4卓、左手にカウンター6席、窓際にテーブル席が3卓ほど。
許容量は結構あるようだが、家族連れ率が高いらしく大人数で来ると苦戦しそうだ。
さっそくメニューをチェック。
当然ではあるがしょうがらーめんが一番人気らしい。
ということで今回注文したのは、しょうがらーめん(750円)。
基本的なところは小三郎と一緒らしい。
トッピングはバラチャーシュー2枚、ナルト、ネギ、メンマ、そしてチャーシューの旨味を吸い込んだ刻みショウガ。
さっそくスープをひとくち味わってみる。
この透き通り具合いながらも、鶏ガラと野菜の旨味がしっかりと出ていてあっさりしていながらも旨味は濃厚。
そして麺。
自家製麺は佐野ラーメン特有の平打ちぢれ麺。
あっさりしたスープながも絡みが良いのでしっかりと味がのってくる。
ツルツルとしていて喉越しが気持ちいい。
ショウガの辛みがまたアクセントになって美味い。
チャーシューもホロホロとほぐれる柔らかさで、ネギのシャキシャキ感もいい。
そしてもう一品は手作りぎょうざ(400円)。
ぷっくり具沢山なぎょうざの中には、シャキシャキ感の心地よい野菜がたっぷりでとてもジューシー。
5個となかなかのボリューム感だが軽く完食できてしまった。
これでアクセスが楽だったら良かったんだけどな。
また今度違うメニューも挑戦してみよう。
麺処にっ田屋
住所 栃木県栃木市仲方町141-1
TEL 0282-30-1910
営業時間 11:00~20:00
定休日 月曜日