佐野といえばおやじの店というくらい、昔はそこしか佐野ラーメンで思い浮かぶ場所はなかった。
そう、あの当時は佐野のPLABOというゲーセンの隣におやじの店というラーメン屋があって、日によって味がブレるお店という印象だった。
それがゲーセン横のお店がなくなり、佐野女子校(現在は共学)近くのお店もなくなってしまい食べに行くことはなかった。
ところが、二代目おやじの店なるものがあるというのを知ったのがつい2ヶ月前ほどのこと。
しかも店構えがとてもインパクトがあるらしい。
これは行くしかないでしょう、とか思いながらも2ヶ月が過ぎ、やっと来店することができた。
二代目おやじの店 昌
そのお店は50号バイパス沿いにあり、わかっていないと絶対に見逃す。
実際、何度もそのあたりを通っていたのに気付かなかった。
ここがその二代目おやじの店 昌だ。
ご覧の通り民家であるw
たしかに50号沿いに看板はある。
あるのだが、わかりづらいわ!
店内は完全に田舎の親戚の家感
そしてお店に入り、玄関で下駄箱に靴を入れて家にあがる。
すぐ右手が厨房になっている。
3名体制での営業なところから、タイミングよく人のいない時間帯だったのかもしれない。
店内にはサインが無数に飾られている。
この時は先客は1名、後客0だった。
とはいえ、この近くの田村屋だったりココノラというお店があって、そっちは結構入っていたようだが。
窓際に2人席が2卓、座敷に4人席が4卓。
人んち感ハンパない。
二代目おやじの店 昌のメニュー
さっそくメニューをチェック。
チーズラーメンとか面白そうなものもあったが、ここは限定10食という特製ラーメンに挑戦してみることにした。
特製ラーメン食べてみた
待つこと5分ほどで登場の特製ラーメン(999円)。
これぞ佐野ラーメンといった感じの醤油とダシの香りに安定感ある。
そしてトッピングは海苔、卵、チャーシー3枚、わかめ、ネギ、なるとといった構成で、麺が1.5倍になっている。
まずはスープをひとくち。
鶏と魚介の甘み、濃いめの醤油の風味が効いている。
まぁ完飲したくなるほどのアレはないが普通に美味い。
チャーシューの脂がしみだしてくると若干美味くなる。
そのチャーシューがこれ。
ホロホロとほぐれて悪くはないな。
卵はどうだろう。
しっかりと火が通ったボソボソ系。
残念!!
そして麺。
平打ちのピロピロ麺でひと目で佐野ラーメン特有の外見は安定感ある。
スープも良く絡む。
総評としては普通という言葉が相応しい。
普通に美味い普通の佐野ラーメンといったところかな。
二代目おやじの店 昌
住所 栃木県佐野市下羽田町549-3
TEL 090-3538-0508
営業時間 11:30~14:30頃
土日祝 ~15:00頃
定休日 火曜日(不定休)