東京都新宿御苑にあるSOBA HOUSE金色不如帰(コンジキホトトギス)。
ミシュラン一つ星を獲得する世界的に有名な超人気店。
海外からの観光客も訪れるほど。
淡麗で至高な一杯を味わいに「SOBA HOUSE金色不如帰」に行ってみた。
SOBA HOUSE金色不如帰
今回訪問したのは東京都新宿区、新宿御苑前駅から徒歩3分ほどのところにあるSOBA HOUSE金色不如帰。
ハマグリをベースとしたオンリーワンな一杯が名物だ。
ミシュランガイド東京にて5年連続(※2023年時点)一つ星を獲得する超人気ラーメン店。
幡ヶ谷より移転、2018年5月25日にオープンしたお店で、現在海外に15店舗を構えるほど。
店主である山本敦之氏は、会社退職後にラーメン店にて4年半の修行ののち、かねてより研究を重ねていたオリジナルの味を提供すべく2006年にお店をオープン。
オンリーワンな味を求めてブラッシュアップを重ね、60種類を超える食材をグラム単位にまでこだわることで至高の一杯を完成させた。
常に進化しつづける味こそが、一つ星を連続獲得する所以のひとつと言えるだろう。
アクセス
アクセス詳細
住所 東京都新宿区新宿2-4-1 第22宮邸マンション1F
電車 東京メトロ丸の内線 新宿御苑前駅「1番出口」より170m(2分)
都営新宿線 新宿三丁目駅「C1出口」より3.50m(5分)
JR新宿駅「東南口」より700m(9分)
駐車場 なし
店内
店内入ると右手に券売機。
入口から左手(券売機の背後)には6名まで座れる待ち席。
正面に厨房があり、その前にカウンター席が6席。
左奥に2人掛けのテーブル席が2卓。
SOBA HOUSE金色不如帰 新宿御苑本店のメニュー
SOBA HOUSE金色不如帰 新宿御苑本店のメニューはこんな感じ。
※2023年5月4日時点
メニュー
塩そば
- 真鯛と蛤の塩そば 1,100円
- 味玉塩そば 1,250円
- 煮豚塩そば 1,500円
- 特製塩そば 1,500円
- 燻製南高梅と海の塩 1,100円
- 限定和風海の塩(大盛不可) 1,100円
そば
- そば(醤油) 1,100円
- 味玉そば(醤油) 1,250円
- 焼きのり味玉そば(醤油) 1,300円
- 煮豚そば(醤油) 1,500円
- 特製醤油そば 1,500円
- 夜限定鴨と蛤の醤油(大盛不可) 1,050円
つけそば
- つけそば(塩・醤油) 1,100円
- 味玉つけそば(塩・醤油) 1,250円
- 煮豚つけそば(塩・醤油) 1,500円
- 特製つけそば(塩・醤油) 1,500円
- 夜限定鴨と蛤のつけそば(醤油) 1,050円
- つけそば 中盛 100
トッピング
- そば大盛(らーめん) 150円
- つけそば中盛 100円
- つけそば大盛 200円
- 味玉 150円
- 穂先メンマ 200円
- 煮豚 400円
- 焼のり 100円
- 九条ネギ 200円
- 南高梅 150円
- フライドガーリック 100円
- 三品盛り合わせ(味玉・煮豚・メンマ) 600円
ご飯もの
- ごはん(小) 100円
- ごはん(中) 150円
- 肉めし 300円
- のり玉ねぎ飯(生卵かけ) 250円
- 煮豚丼 450円
ドリンク類
- キリンハートランド(小瓶) 600円
お持ち帰り
- お持ち帰りラーメン(醤油) 1,050円
- お持ち帰りラーメン(塩) 950円
※未提供メニューあり
※オンラインショップでお取り寄せ可
利用手順
1.整理券の発行
受付時間になると店舗入り口前に設置されるタブレットで整理券を発行する。
時間帯ごとの予約状況も表示されているので、「来店可能時間※あくまで目安」「人数(最大4名)」を選択して発行。
2.呼び出し案内の登録
- 整理券を発行したら、表示されたQRコードをスマートフォンで読み取りメールアドレスorLINEの登録をする。
- 時間になると案内のメッセージが届くので、20分以内に店舗に再訪する。
※登録ができない場合はQRコードをこまめに読み込み確認する
※スマホを持っていない場合は、発券後にお店スタッフにおおよその来店時間を口頭にて確認
※呼び出し通知から20分以内に再訪できない場合はキャンセル扱いになる場合あり
3.食券を購入
- 番号順ではなく、来店順に列に並ぶ。
※基本的に呼び出しされてから並ぶ - 店内に入ったら整理券をスタッフに手渡し食券を購入
※呼び出しされる前から並んでいる人もいるが、最大8組10名までしか座れないため整理券手渡し時に呼び出しされていない人は食券を購入しても待ち席に案内されることになる
※必ず予約人数分のラーメンを購入※ラーメンを食べない人の入店不可
4.席での所作
- 店内では注文した料理かメニューブックのみ写真撮影可
※動画撮影や他人が映り込むような撮影も禁止 - 料理を堪能する
※料理の提供タイミングは指定できない
※食事が終わっているのに会話等で長居するなど、後客に迷惑をかけていると判断された場合は退出となる場合あり - 食後は器やグラスなどを上部カウンターへ置いて帰る
整理券受付時間
昼の部 9:30~14:30
夜の部 17:30~20:30
※受付開始時間が早まる場合あり
※受付時間内でも完売になる場合あり
金色不如帰に行ってみた
訪問したのは2023年5月4日の16時40分。
GWの真っ只中だが意外と行列はできていなかった。
先客は外国人2人組と3人組を合わせた3組7名。
17時近くになると後客が5組6名ほど追加。
17時になると規定時間よりも早く発券開始。
受付4組目で56番だったので、昼の部は52組の来店だったことがわかる。
整理券をゲットしたら、近くのカフェで時間までのんびりと時間をつぶす。
ちなみに18:30~19:00の受付、4組8人目で呼び出されたのは18時27分だった。
※明らかにまだ呼ばれてないだろうという後客が先に並んでいたので、1ロット目で受付した場合は早めに並んでおくのがいいかもしれない。
店内に入ると整理券を手渡し、左上の法則をもとに食券を購入、カウンター席に案内される。
※ご飯ものは売り切れになっていた
真鯛と蛤の塩そば
今回チョイスしたのは『真鯛と蛤の塩そば』。
琥珀色のスープに白トリュフオイルがキラキラと輝き、芳醇な香りただよう。
トッピングはスペイン産純粋デュロックの低温調理肩ロース、スペイン産イベリコ豚最高ランクのデ・ベジョータの低温調理バラ肉、京都産九条ネギ、大葉、穂先メンマ、味変のポルチーニデュクセル、インカベリーソース、国産黒豚パンチェッタベーコンビッツ
まずはスープからひとくち。
塩たれには沖縄海塩とモンゴル岩塩を使用、出汁には宇和島直送の真鯛の出汁と桑名直送の蛤出汁に本枯れ鰹節と真昆布といった乾物系の出汁の三種類を合わせた動物系不使用(当然化学調味料も不使用)なものを使用した和風スープ。
口に含むと白トリュフオイルの芳醇な香りとその奥にほんのり感じる真鯛の香りが広がる。
蛤のコク深くミルキーな味わいを下支えする真鯛や乾物系の旨味、それらを引き立たせる塩たれの絶妙な塩味。
すべてが絶妙な割合で配合された、繊細かつ深みのある味わいだ。
麺は春よ恋など6種類の国産小麦を使用した自家製中細ストレート麺を使用。
もっちりとした食感で、のど越し感も心地よい。
噛むほどに全粒粉ならではの芳ばしい香りが広がる。
スープの絡みもよく、啜るたびに白トリュフオイルの芳醇な香りが鼻腔をぬける。
シャキシャキなネギの食感と芳ばしいアクセントが良い仕事している。
大葉の風味が蛤の風味を引き立てる。
低温調理バラ肉は、程よい噛み応えで脂の甘い余韻感じる。
低温調理肩ロースは、柔らかジューシーで噛むほどに旨味があふれだす。
味変にポルチーニデュクセルを合わせて食べてみる。
コクと旨味が増して洋風な味わいに変化。
インカベリーソースを加えると、コクが増し甘い余韻感じる深みある味わいに。
国産黒豚パンチェッタベーコンビッツを加えると、動物系の旨味とそれを引き立てる塩味の効果でコク旨な味わいに変化する。
トッピングのひとつひとつが役割を持ち、そのすべてがなくてはならない存在。
それらが絶妙に絡み合う唯一無二の一杯。
当然ながら完飲不可避。
最後に
東京新宿にある金色不如帰。
ミシュラン一つ星を獲得し続けるその味は、並んででも食べる納得の味。
蛤をベースとするスープが絶品で、このスープを味わえるだけでも十分並ぶに値する。
来店から提供までトータル待ち時間2時間をかけるだけの価値はあった。
まだ気になるメニューはあるので、いつか機会があったら再訪したいところだ。
お店詳細
SOBA HOUSE金色不如帰 新宿御苑本店
住所 東京都新宿区新宿2-4-1 第22宮邸マンション1F
TEL 03-5315-4733
営業時間 11:00〜15:00/18:30〜21:00
定休日 土日
駐車場 なし
支払い 現金のみ
予約 整理券制
昼9:30〜/夜17:30〜※早まる場合あり
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