食レポ

【栃木市大平】栃木乳業工場直売店。人気ご当地ドリンク『レモン牛乳』が買える!!

栃木市のご当地ドリンクといえば栃木乳業の『レモン牛乳』が有名だ。

本物のレモンじゃないけど、なんだか懐かしさ漂うその味がクセになる。
そんな名物ご当地ドリンクを製造する栃木乳業の工場は、栃木県栃木市大平町にある。

そんな栃木乳業の工場敷地内に2016年10月より工場直売所がオープンした。
工場でできたてのレモン牛乳などが気軽に買えるのはここだけ。
※正確には取り扱う店舗は他にもある

今回はそんな栃木乳業工場直売所に行ってみた。



栃木乳業工場直売所

ここが今回訪問した、栃木県栃木市大平町にある栃木乳業の工場敷地内にある工場直売所だ。

栃木乳業は1947年に創業の70余年の歴史をもつ県内産の生乳100%を使用し、牛乳や乳製品を製造販売する栃木市が誇るブランド企業のひとつ。
栃木市民だったら子供の頃より学校給食で栃木乳業の牛乳を飲んだものだ。

レモン牛乳を製造版売する会社としても有名。

工場直売所というと、なんだかお店に並べられないB級品や期限間近なものを破格の値段で販売する場所といったイメージがあるが、ここではちゃんとした製品を購入することができる。

お店ではなかなか手に入らないレアなグッズや商品も購入できるのは工場直売所ならでは。
さらに工場見学までできてしまうというから『レモン牛乳』ファンには堪らない。
※現在コロナ禍につき工場見学は休止中。

レモン牛乳に隠されたエピソード

実はこの栃木乳業名物の『レモン牛乳』、正式名称を『関東・栃木レモン』という。

戦後まもない頃に生まれた乳飲料で、かつて宇都宮市にあった関東牛乳が発売したのが始まり。
甘いものが貴重な時代に、子供にとって特別な日に給食などに登場する特別な一品だった。

そんな子供の頃から慣れ親しんだ味は、栃木県人にはとってのソウルドリンクとなり『レモン牛乳』の名で親しまれてきた。
そんな栃木県人のソウルドリンクも時代の波に飲まれ、関東牛乳の廃業とともに姿を消すこととなる。

レモン牛乳を愛する県民の声により、廃業の翌年には栃木乳業がレシピを受け継ぎ華々しく復活を遂げた。
復活とともに再ブームが到来、テレビ番組などても取り上げられ、名実ともに栃木県のご当地名物ドリンクとして全国的な知名度を得るに至った。

レモン牛乳とは言われているが、実はレモン果汁は一切使われていない。
色味は黄色い液体だが、使われているのは牛乳と砂糖とレモン香料など原料のみ。

黄色く濃厚な甘みとミルク感に甘酸っぱい風味がどこか懐かしい。

ちなみに栃木乳業創業から70周年を記念して、ドトールコーヒーとのコラボにより誕生したレモン牛乳初の果汁入りドリンクがコンビニで発売(※期間限定)されている。
県内のコンビニに立ち寄った際には是非探してみてほしい。

アクセス

アクセス詳細

住所 栃木県栃木市大平町川連432

車 東北道栃木インターより6.2km(10分)
電車 栃木駅より1.2km

駐車場 およそ5台

店内

直売所は基本的に社員の人が店員をしているため、訪問したらまずインターホンを押す。
すると事務所から社員の人がやってきてくれる。

店内はこんな感じ。
レモン牛乳をはじめ、ビン牛乳にプリン、ヨーグルトなど主要な商品が陳列。
ビン入りのコーヒー牛乳が置いてなかったのが残念だが、単純に陳列してないだけで工場直売所だけに在庫もそこにあるだろうし、欲しいといえば対応してくれそうな予感もしなくもない。

全国的に有名になったレモン牛乳。
その関連グッズが豊富に揃う。

レモン牛乳ファン歓喜なスポットだ。

きっと人気商品トップはレモン牛乳なのだろうと思ったら、蔵の街プリンが一番人気だった。
やっぱりプリンみんな大好きだな。

栃木乳業工場直売所に行ってみた

やってきたのは土曜の16時過ぎ。
店内には色々と気になるものが販売されていたが、そんな中から今回チョイスしたのはこんな感じ。

関東・栃木レモン(200ml) 1個80円
関東・栃木イチゴ(200ml) 1個80円
関東・栃木コーヒー(200ml) 1個80円
蔵の街プリン 1個80円
栃木3.6牛乳(100ml) 200円

関東・栃木シリーズ。
昔ながらのデザインに紙パックが懐かしさを感じる。

冬春限定発売の『関東・栃木イチゴ』、通称イチゴ牛乳は、甘く熟したとちおとめの果汁を3%配合したもので、まろやかな風味と練乳の濃厚な甘みを感じる一品。

通年発売の『関東・栃木コーヒー』、通称コーヒー牛乳。
いわゆるビンのコーヒー牛乳の紙パック版。

ブラジル産のコーヒー豆、こだわりの2種を使い、深みのある味わいがありつつも後味がすっきりな味に仕上がっている。
グビグビといきたくなる一品だ。

そして名物『関東・栃木レモン』、通称レモン牛乳。

まろやかなミルク感にほんのり甘酸っぱい香りと甘さ。
無果汁だけどこのレモンっぽい味わいがどこか懐かしい。

その味はレモンの形をしたレモンケーキのあの味を彷彿させる。

栃木乳業人気ナンバーワンの『蔵の街プリン』。

栃木の新鮮な生乳と生クリームを使ったという一品。

コクのあるミルク感がしっかり感じられるプリンに、甘くて芳ばしいカラメルが旨さを引き立てる。
なめらか食感のシンプルなプリンだからこそ、ミルクの風味が生きてくる。

最後に

栃木市大平町にある栃木乳業の工場直売所に行ってみた。

栃木乳業といえば、栃木市民なら誰しも子供の頃から学校給食の牛乳でお世話になっているはず。
そんな地元から全国的に有名になった栃木市名物『レモン牛乳』はここで作られる。

今はコロナ禍で工場見学はできないが、製造の過程を見学しつつ、レモン牛乳をはじめとした乳製品からレモン牛乳グッズまで購入することができるスポットだ。

もし興味があったら蔵の街観光のついでにでも立ち寄ってみてはどうだろうか?

お店詳細

栃木乳業工場直売所
住所 栃木県栃木市大平町川連432
TEL 0282-24-8831
営業時間 10:00~16:30
定休日 火木土(祝日除く)

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




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