レポート 読み物

最近の飲食業界のマスク未着用での入店禁止や拒否に思う事

コロナ禍における新生活様式が叫ばれるようになり久しい。

最近では飲食店などで「マスク未着用入店拒否」というルールをよく見かけるようになった。
これはお客を守るためだけではなく、もっとも危惧されるべきはお店からコロナ感染者を発生させたらお店に大打撃を被る危険性があるからに他ならない。

コロナ禍で売り上げの落ち込む飲食業界(その他業界も)、そこにとどめの一撃を食らえば下手をすれば閉店なんてお店も少なくないのも事実。

だが中にはお店のルールに従わず、注意をされると逆ギレするお客は少なからずいる。
今回とある餃子店がマスクに関わるトラブルで休業に追いやられるという出来事があった。

理由はどうあれ、これはあってはならない出来事だ。
今後こんな悲しい出来事が起きないように所作をまとめてみた。



マスク未着用入店拒否

今回のことの発端はこうだ。
複数名で入り口に「マスク未着用入店お断り」の張り紙のあるお店にやってきて、一名だけ未着用でグループごと入店拒否された。
本来ならばそこでマスクをするか、他のお店に行くかの選択しかないのだが、どうしたらその一名が入店できるのかなどのやり取りがあり、それが原因で炎上した一件があった。

後日、訪問者の熱狂的なファンなどが同調し、前後関係を深く考えずイタズラ電話やネットでの攻撃を行った。
その結果、店は休業を余儀なくされた。

不思議に思ったのは、入店する方法は「そこに書いてある」のに何故わざわざ聞いたのか?

まず大前提としてお店側は入り口にマスクをしないお客は入店させない旨を掲示している。
マスク着用はどのタイミングで必要かなど事細かくルールが記載されていた。

お店のルールに従うのは当たり前

お店のルールこそが正義。
お客は神様ではない、それに従うのは当然のこと。
マスクに過剰に反応しすぎているんじゃないだろうか?

それがマスクに関わることじゃなかったら、果たしてこんなことが起きただろうか?
きっと起きなかっただろう。

マスクをしないポリシー(身体的な理由ではなく)だったらしいが、そこはそういう決まりのお店に来たのだから「どうしてもそこで食べたい」ならばマスクをすればいいだけの話だ。

今はもうコンビニでも簡単にマスクは買える。

個人のポリシーよりお店のルールが優先されるのは当たり前のこと。
お店のルールが守れないなら他のお店に行けばいい。

マスク着用の意味

マスクをどの段階まで着用すればいいだろう?

そういった部分がローカルルールのため、悪意ある無しは別としてちょっと聞いてやろうという人はやはりいる。
店側も忙しい時にそんなこといちいち聞かれれば、面倒になって一方的に突っぱねる場面もあるかもしれない。

コロナ禍での新生活様式はまだ確立されたルールはなく、試行錯誤なところも多い。
何が正しくて何が無意味なんて、そんなことは完璧にはわからない。

「コロナ脳」「食べる時外すのに意味あるのか」などと言う客も少なからずいる。
お店としては店内で感染が発生したとあっては大打撃は免れない。
常に精神をすり減らしつつ営業しているのだから、できることはやっておきたいと思うのは当たり前。

やらないよりやった方がいいし、それがお店のルールならそこに訪問した以上、ルールに従うのは当然。
そこに反論するのは見当違いだ。

どうしてもいまだに「お客は神様」勘違いしている人種は一定数存在する。

入店時マスク着用といってもお店に入る時だけマスクをしていればいいという思いがちだが、お客も明記されていなくても暗黙の了解である程度の配慮するべきだ。

国の定めた店舗の基本ルールは存在する。

だが、細かなルールは各自に任せているところがある。
ルール事態もお店によってまちまちで詳しく書かれていないお店もあるので、よく見かけるルールを元にこういう行動をすれば間違いないだろう、と思われる基準のルールをわかる範囲でまとめてみた。

ルール

・入店時に手消毒をする。
 お店入り口などにアルコール消毒液などが設置されている時は消毒を行う。
 これによって接触による拡散の抑止に繋がる。
・入店時にマスクを着用
 飛散リスクの軽減、他のお客への不安を払拭のため必須。
・食事提供まではマスクを外さない
 席に座った途端にマスクを外す人は多い。
 マスクは店内に入るためだけの免罪符ではないので、食事が提供されるまで外さずに待機が望ましい。
・店内会話は大声で話さない
 お店にもよるが複数人で訪問した場合は食事をしながら会話する場面は多々ある。
 そんな時はなるべく大声で話さず、自分たちが聞こえる程度の声で話すことで飛散の抑制につながる。
・長居しない
 食事を済ませたらすぐに退店し密を回避する。
・トイレやドリンクバー、支払いや退店時などはマスクをする
 席を立つ時にはその都度マスクをちゃんと着用すれば飛散抑止にも繋がるので、面倒でも着用するのが望ましい。
・使用したティッシュなどはゴミ箱(指定されていれば)に捨てる。
 ※そういう徹底がされているならば
 特にラーメン店で空いた器に入れて帰るのとか、新生活様式下では問題外。
 たとえお店の人が片付ける時にやっていたとしてもだ。



基本的にはお店で記載がされていなければ、やる義務はないというのが正直なところ。

店側も対応している余裕はないし、あまり細かく記載するのも嫌がれるので省略している部分もある。
もし店側が明確な基準を提示していなくても、以上のルールを守って行動すれば間違いない。
むしろそれくらいは言われなくてもやっておくべきである。

それが新しい生活様式。
意味があるか無いかではなく、やるのが当たり前。

お店の決めたことに従えない、それが我慢できない人は、そういうのがフリーなお店に行けば何も気兼ねすることはない。
新しい生活様式を取り入れたお店の前からUターンし、自由気ままに利用できるお店に向かってみてはどうだろう?

その時初めて何かしら気づくことがあるかもしれない。
そう願いたい。

もう一つ大事なことがある。

コロナ禍で進化したアゴ呼吸ミュータントのみなさん
アゴから呼吸しているからアゴマスクにしているのかもしれないけど、まだこの世界では認知されていないので口と鼻もちゃんとマスクで覆ってからお店に来ましょう。

最後に

店側も入店時のマスク着用ばかり気にして、店内でのルールを決めしていない店もあり、店内無法地帯だなと感じる場面にも何度か遭遇した。
お店もそこを適当にやっていると、あとから突っ込まれるネタにされかねない。

ぶっちゃけ店内ルールを決めても従わず逆ギレするお客もいるので面倒なのもあるだろう。
説明を求めてる来るお客も相手にするのは時間の無駄だし、忙しい時にそんなことされては営業妨害と感じられても仕方がないことだと思う。

いつしかコロナ禍の新生活様式が浸透し、当たり前になる日を願いつつ。
※終息こそが一番の願いだが
今日もしっかりマスクしてお店に行きたいと思うのであった。

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。

-レポート, 読み物
-

PAGE TOP