とんかつ専門店かつやのレギュラーメニュー「赤辛カツ丼」、これが想像以上に真っ赤でインパクト抜群な一杯だった。
2019年5月(たぶん)に新商品として誕生して以来、数あるメニューの中で異彩を放っているわけだが。
やれ辛すぎるだの、甘くてダメだの賛否両論のあるメニューでもある。
果たして辛さはどれほどのものなのだろう?
さっそくその味に挑んでみることにした。
赤辛カツ丼
かつやの丼メニュー8種(2020年10月29日時点)の中でひときわ異彩を放つビジュアル。
それが『赤辛カツ丼』。
メニュー
赤辛カツ丼
・赤辛カツ丼(梅) 80gロース/590円(税込649円)
・赤辛カツ丼(竹) 120gロース/750円(税込825円)
追加メニュー
・とん汁(小) 120円(税込132円)
・とん汁(大) 160円(税込176円)
今回チョイスしたのは赤辛カツ丼(竹)。
そして丼ものには追加メニューのとん汁がオススメというので、とん汁(小)も追加してみた。
・赤辛カツ丼(竹) 120gロース750円(税込825円)
・とん汁(小) 120円(税込132円)
ご飯の上に大ぶりなロースかつ120g、そこに真っ赤な赤辛タレがこれでもかとかけられている。
さらにトドメの花椒少々。
大ぶりなだけでなく肉厚のロースかつをさっそくひとくち。
唐辛子と花椒の刺激的な香りが鼻腔を刺激する。
カツはこれだけタレどっぷりでも、衣がサクサクのままで中は柔らかジューシー。
間違いない安定の美味さだ。
豆板醤ベースのタレに唐辛子や胡麻の風味がブーストされ、さらに玉ねぎでコク感が増している。
赤辛タレがカツとの相性も抜群で、これは思わぬ当たりメニューを見つけてしまったかもしれない。
ピリっとした花椒の刺激が絶妙なアクセントだ。
玉ねぎはシャキシャキでほんのり甘みがあり、味に深みを感じさせる。
辛さも想像していた以上にしっかりとている。
耐性の無い人にはもしかしたら辛すぎるかもしれないが、辛いもの好きなら余裕で食べられるレベル。
これはご飯がススム。
かつやといえばこれ割干し大根漬け。
これと合わせてみたらどうだろう?
これは意外といける。
割干し大根漬けのポリポリ食感に、甘みが赤辛タレをマイルドにしてくれる。
ちょっとした味変によさそうだ。
〆にとん汁をいただこう。
これまた具沢山で食べ応え十分。
小じゃ少ないかなと思ったけどそんなことは全然ない。
そんなわけでごちそうさま。
最後に
かつやのレギュラーメニユ『赤辛カツ丼』食べてみた。
サクサク衣のロースかつは安定の美味さ。
ピリッとした辛さにほんのりシビレが後を引く、丼メニューでは当たりなんじゃないだろか?
ただ、「松」だとご飯とのバランスが若干悪い印象で、どうしてもご飯を控えめに食べる必要がある。
そのため赤辛カツが必然的に多めに食べることになり、後半になるとたっぷりかかった赤辛タレが塩辛くなってくる。
もしかしたら「梅」ならバランスが良いか、もしくはご飯を増量すると最後まで美味しいを持続させることができるかもしれない。
まぁでも美味い。
レビューまとめ