毎年正月明けの会社の定番イベントの新年会。
地元ホテル開催されたくさんの人が集まる新年会。
いつもは飲み食いして時間が過ぎるのをただひたすら待つという日曜日を過ごすのだが、今回はどうやら激辛バトル的なものを開催するという。
激辛ハンターゆえに強制的に参加メンバー入りをされたわけだが、所詮は一般人レベルで作り出される激辛メニューだしたかが知れている。
と思っていた。
ところがこれがとんでもないものだった。
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新年会の料理で腹いっぱいになる
この時はまだ平和だった。
ただ、テーブルに用意される料理を、自分の割り当て分を淡々と攻略してくだけだった。
白身魚にあん肝ににこごりのジュレ的なやつ。
鯖缶っぽい味で苦手だ。
刺身。
物足りぬ。
キムチ鍋。
意外と辛味が効いていて美味い。
思わず食いまくった。笑
白身魚のフリッター。
鮑の旨味の効いたソースが美味い。
パプリカのシャキシャキ感もいい感じ。
ローストビーフ。
ソースの酸味が強すぎて残念。
寿司。
普通に美味いけどもう腹いっぱいだ。
激辛バトル
腹いっぱいな最悪なタインミングで始まる激辛バトル。
各テーブルから1名選出の11名でのバトルだ。
予選 四川風麻婆豆腐
予選に登場するのは四川風麻婆豆腐。
予想通りのものがやってきた。
一般人が考える激辛といったらこれが来るよね。
固形燃料で熱々に熱したところをタイムアタックで上位3名が決勝進出らしい。
激辛というより早食いバトルだな。
いかに熱さに耐えられるかが勝負の分かれ道。
満腹なうえにネコ舌だから苦戦しそうだ。
グツグツ煮えたぎってきたところでスタート。
予想通りの激熱。
辛さは全く問題ない。
熱さとの闘いを攻略し完食。
まさかの優勝候補三強が一人が敗退という波乱の予感。
決勝 激辛カレー
決勝は激辛カレー。
スパイスを配合した本格的なカレーだが、その姿は完全にペースト。
辛みと苦味を感じるスパイスの香りがとても強い。
これは何も考えないで大量にスパイス投入しちゃった系のやっちゃったやつだ。
スタートするも参加者から悲痛な叫び声が聞こえる。
こんなもんは味を感じながら食べたら完食は不可能とばかりに、いっき食いして完食するもまさかのおかわりを食べさせられ1.5人分を完食。
優勝はいただいたが、これがやばかった。
加減がわからない人が作ったカレーだったようで、激マズの激辛で後からとてつもないダメージが襲ってきた。
完食はしたが、しゃっくりが出はじめる。
しゃっくりが出るのはガチでやばい証だ。
そのまま会場から出ると悶絶。
なんとか落ち着いた頃には30分が過ぎていた。
〆のデザートを食べたいところだがその気力もない。
ここからが本当の地獄
とても嫌な予感がして、〆の挨拶が終わると即行で帰宅。
ここからが本当の地獄だった。
なんとか食べたものを吐き出そうとするがペーストゆえにまったく出てこない。
徐々に腹痛が襲い、あまりの傷みに脂汗をかきながら部屋中を転げまわっては傷みの収まる体勢を発見しては耐え、荒い息に喉がカラカラになり飲み物を飲む。
トイレで水分を排出すると刺激を感じるほど。
激辛マニア(辛さの限界に挑む)でもないのに、どうしてあんな激辛ハンター(辛さの向こう側の美味さを求める)らしからぬ無茶をしてしまったのだろうと後悔をするばかり。
胃薬を飲んでも一時しのぎでしかなく、15時過ぎに帰宅し24時まで9時間近く痛みに耐え続けるという地獄を味わってしまった。
当然翌日もあまりの虚脱感に何もできなかった。
9時間も地獄の思いをしたのに、優勝賞金10,005円、旨辛ラーメン1箱、マシュマロというのだから割が合わない。
もしまた激辛バトルが開催されることがあったなら、絶対参加しないとだけ言いたい。
たとえ優勝賞金が10万円だったとしてもだ。
最後に
ガチの辛さは遊びにならない。
辛さというものを侮るな。
もし今後どこかで開催される激辛バトルに参加する人がいるなら言っておきたい。
一気食いは絶対にするな。
絶対にだ。
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【保存版】激辛ハンターがおすすめする栃木市で食べるべき辛い料理のあるお店