かつてはインパクト抜群のG系を提供していた小山市にある麺処TANAKA。
現在はG系を封印しての営業ではあるが、たまに限定でG系が復活をすると途端にオープン前から行列ができたりするわけだが。
今回麺処TANAKAがめでたく4周年を迎え、それにともないG系の限定が復活した。
しかも今回は麺処TANAKAとめんや天夢のコラボでのイベントというから、その行列っぷりもかなりのものが予想された。
にもかかわらずお店にやってきたのは11時20分と実に中途半端な時間帯。
店舗前にはオープン前から60名の行列ができていたというから、今回は相当待ち時間を覚悟しなくてはなるまい。
そんなわけで駐車場も満杯なので、別の場所に駐車をして徒歩でお店に到着。
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さっそく食券を券売機で購入して列に並ぶ。
今回は100食限定のニボGというメニューらしい。
券売機には4周年ニボG小(800円)、4周年ニボG大(900円)と2タイプが準備されていたようだが、きっと大を無しにすることで、回転率を上げる思惑などがあるのではないだろうか。
そして無料トッピングに「ニンニク」「野菜」「アブラ」「煮干し愛」の4種、有料トッピングに「豚」「味玉」各100円が追加できるようだ。
前回の限定では野菜と豚をマシにしてやばいことになったので、今回はちゃんと学習したから控えめにしておこうw
そう、ここのマシはガチなやつだったことを失念していた。
G系なので回転率が悪いだろうなと予想していたのだが、それから1時間ほどで席に着くことができた。
そして列に並んでから1時間半、ついに4周年コラボの一杯が登場。
これが今回の4周年限定のニボG+全マシだ。
今回は小なので麺量250gとなり、野菜マシでも十分許容範囲の盛りとなっている。
十分普通じゃないという意見が飛んでくるのが見えるがw
溢れんばかりのアブラ、そして巨大なチャーシュー1枚、ブロックチャーシュー1枚、キャベツとモヤシ、ニンニク、そして天夢特製の煮干し愛はハート型ではなくそのままがっつり盛ってある。
これだけでもいつもの煮干し愛の3倍はあるだろうw
まずはそのままのスープをひとくち。
麺処TANAKAの豚の旨味の濃縮された乳化スープに、めんや天夢のがっつりと煮干しを使用したセメント色のスープを合わせたものに、醬油のカエシを投入することでこってりした豚の旨味とコクのある煮干しの旨味が化学反応を起こした一杯だ。
口に含んだ瞬間はガツンと醤油と豚の強さを感じ、後から煮干しの深いコクが優しく包み込んでくれる。
そしてなにより、課長が不在なので後味に変な辛さがないので飲みやすい。
ここに煮干し愛とニンニクを溶かし込むと、煮干しに荒々しい強さが加わり、ニンニクの辛さがまたみごとにマッチしてクセになる味に仕上がる。
それではお待ちかねの麺をひとくち。
コシが強く、小麦感がとても強い極太麺だが、さすがに今回ばかりはスープの破壊力に麺も圧倒されているようで、ちょうどいい感じに一体感がある。
そしてチャーシューはこの存在感。
1cm以上はあろうかという分厚さがありなから、この大きさはやばいの一言につきる。
それでいて噛むとホロホロで下味がしっかりされているので、クドさはほとんどない。
同様にトッピングのアブラもトロトロで嫌なクセがない。
これがスープに絡めて食べるとまた美味い。
そしてここでまさかのサービスをしていただいてしまった。
ブロックチャーシュー2切、味玉、そして煮干し愛マシマシマシマシくらいだろうかw
ごちそうさまです!!
煮干し愛が足りないと思っていたのでこれはありがたい。
さっそく全投入してみる。
完全にセメント色に変色したスープにより、ニボG鬼へと昇華する限定麺。
煮干しの苦味やエグミなどはニンニクの辛さで和らいでしまってはいるが、ドロドロのスープが麺に強烈に絡んでくる。言ってくれれば煮干し愛増量するということだったが、たしかにまだまだ余裕でいけそうだが、今回は完飲するタイプのスープではないのでもったいないしこれで我慢w
先ほどまでの味もよかったが、ニボG鬼に変化したことでさらに美味さが増した感じだ。
濃度抜群の乳化した豚とニンニクが煮干し愛とみごとにコラボを果たした味といっていいかもしれない。
でも、普通の人はマネしないようにしようw
兎にも角にも4周年おめでとうございます!!
麺処TANAKA
住所 栃木県小山市南小林144-5
TEL 0285-38-0773
営業時間 火水木 11:00~14:20
金土日 11:00~14:20/17:00~20:20
定休日 月曜固定
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