マクドナルドの『マックフライポテト』が2022年1月9日より1か月程度の間、M・Lサイズの販売を休止しSサイズのみに制限される。
昨年12月24日にもSサイズのみに制限され、31日に解除されたものの、当日には販売休止を前に行列ができるほどだったという。
揚げたてサクサクの中ホックホク、ドリンク購入を助長するあの塩加減がなんともジャンクでたまらないというファンも多い。
販売休止を聞きつけてあわててお店に向かおうと思っている人が今まさにいるかもしれない。
だが、一旦落ち着いてほしい。
本当に行列覚悟で買いに行く必要はあるのか?と。
マクドナルドのマックフライポテトが再びSのみ販売に
昨年の2021年12月24日が最初のXデーだった。
マクドナルドは人気サイドメニューの『マックフライポテト』のM・L両サイズの販売休止を発表、販売をSサイズのみに制限した。
主にコロナ禍による物流網の混乱および、航路上の寄港地のひとつカナダのバンクーバ港近くで発生した大規模水害の影響によるものだった。
販売制限の情報を聞きつけたファンが一部のお店に殺到、フライドポテトのM・Lサイズを求めて行列が発生した。
販売制限は同月31日には再開した。
そして今回再びの販売制限である。
今回はさらに大雪や悪天候なども重なり、より一層船便に遅れが発生したため、前回よりもさらに長く1か月程度の販売制限がされる。
制限内容
・2022年1月9日より1か月程度Sサイズのみ販売
・Mサイズ販売休止
・Lサイズ販売休止
・ポテナゲ大販売休止(夜マック)
・ポテナゲ特大販売休止(夜マック)
・バリューセットのポテトがMからSに変更(50円引き)
・バリューランチのポテトがMからSに変更(50円引き)
MLが変えなきゃSを買えばいいじゃない
M・Lが買えないならばSをたくさん買えばいいじゃない。
M・Lが買えないからと行列に並ぶ前にちょっと待ってほしい。
なんとなくMサイズはSサイズの2倍、LサイズはSサイズの3倍で、値段的にもお得と思いがちだが実際はそんなにびっくりするほどではない。
マックフライポテトサイズ比較
実際に比較してみるとこうなる。
サイズ | 価格 | 基準重量 | 1gあたり単価 | Sサイズ比お得感 |
---|---|---|---|---|
S | 150円 | 70g | 2.143円 | 0円 |
M | 280円 | 135g | 2.074円 | 9.3円 |
L | 330円 | 170g | 1.941円 | 34.3円 |
注文のたびに測っているわけではないだろうし、お店のクルーによって重量は前後するだろう。
ただ、時間というお金に換算できない資産を浪費してまで行列に並ぶほどのお得感はあるようには思えない。
※単品のみでの比較
※セットのお得感などは含まない
最後に
2022年1月9日より1か月程度、マクドナルドの『マックフラポテト』のM・Lサイズが販売休止され、Sサイズのみの販売規制がされる。
規制せずに販売しポテトを完全休止しないための判断だろう。
それこそコロナ禍で行列が発生し、違う問題が発生する原因になりかねない。
たぶんマックポテトファン曰く「うっせーお得感がなんだ?1個がたくさんなのがいいんじゃ、モシャモシャくいてーんじゃ」ということなのだろう。
気軽にSを買うか、行列覚悟(※地域格差あり)でM・Lを買いに行くかはあなた次第だ。