長年ブログを運営していると、このカテゴリーなんか違うな、変更や統一をしたいなと思うことがある。
SEOやユーザビリティの観点からもカテゴリー分けが正確に行われていた方がブログのアクセスアップや回遊率の改善には間違いなくプラスの効果がある。
でも、長年ブログをやっているうちに記事も沢山あって今さらカテゴリー分けの変更や統一なんてとてもめんどくさい。
WordPressで運営しているので複数カテゴリーを一括変更するプラグインを使ってもいいけど、自分で仕組みを理解していないものを使うともしカテゴリー分けがおかしくなった時に取り返しがつかなくなる。
もっと手軽でわかりやすく変更や統一する方法はないものか?
実はWordPressのデフォルトの機能で可能だった。
今回はその備忘録も兼ねてまとめたいと思う。
スポンサーリンク
WordPressで複数カテゴリーを一括変更・統一する方法
WordPressで複数カテゴリーを一括変更および統一するのは意外と簡単だ。
実際にやってみよう。
実はうちのブログ、「食レポ」カテゴリーがあるにも関わらず、「食べてみた」カテゴリーも存在する。
ぶっちゃけ、食レポと食べてみたは同じ意味だ。
食レポ記事を見たくてやってきたユーザーがどのカテゴリーを見たらいいか迷ってしまう原因となりえる。
食レポ記事は2,102件(2018/12/1現在)あるのに対して、食べてみた記事はたったの243件しかないので、もしかしたら2,102件の記事を読んでくれたはずのユーザーに243件の記事しか読んでもらえないなんてことになりかねない。
まぁ実際そんな大量の記事をいっき読みする人はいないとは思うが。笑
それでも可能性を自ら潰してしまうのはもったいない。
そんなわけで、今回は「食べてみた」カテゴリーを「食レポ」カテゴリーに一括変換・統一し、「食べてみた」カテゴリーを削除したいと思う。
一括変換したいカテゴリーの記事を表示する
まずは一括変換したいカテゴリーの記事を表示する必要がある。
それには、
1.投稿一覧をクリック
2.カテゴリー一覧から、一括変換したいカテゴリーを選択する
3.最後「絞り込み検索」をクリックする。
これで該当カテゴリーの記事がすべてリスト化された。
ただ、これ243件、13ページにわたってリスト化されてしまっている。
一括変換は表示されているページごとになるので、このままでは13回繰り返さないといけない。
そんなのめんどうだ。
5.すべての記事を表示させる
ならばすべての記事を1ページに表示させればいい。
まずは左上の「表示オプション」をクリックする。
するとページごとに表示する項目数という欄がある。
デフォルトでは20になっているので、総記事数(今回は243)を入力して適用する。
これですべての記事が1ページに表示された。
カテゴリーを一括変更する
準備は整った。
それではカテゴリーを一括変更してみよう。
1.すべてのタイトルを選択する。
まず最初に記事一覧のタイトル左にあるチェックボックスにチェックを入れる。
すると表示されているすべての記事にチェックが入り対象となる。
2.一括操作から編集を選択
先ほどチェックしたタイトルの上にある一括操作ボックスから「編集」を選択して「適用」をクリックする。
3.追加したいカテゴリーを選択する
表示されたメニューの「カテゴリー」から記事に追加したいカテゴリーにチェックし、最後に「更新」をクリックする。
これですべての記事にカテゴリーが追加された。
※記事が多いと負荷がかかるので50とか100くらいずつやるのがおすすめ
追加前
追加後
これでカテゴリーの追加は完了。
不要になったカテゴリーを削除
最後に不要になったカテゴリーを削除する。
1.投稿からカテゴリーを選択。
2.該当カテゴリーを選択し削除。
これでカテゴリーの一括変更と統一が完了した。
最後に
記事数が多くなると作業内容的にサーバーに負荷をかけてしまう。
プラグインなどを使用すると不意のエラーで何が起こるかわからない。
この方法を行ってみたがサーバーからエラーが帰ってきたものの、カテゴリーが全部に追加されない程度で済んだ。
※その他のエラーは確認はしていないので自己責任で
もしこの方法を行う場合は、いっきに大量の記事を変更せずに、ある程度まとまった数を何ページかにわけて行うと安全だ。
これでカテゴリーが統合され、ユーザビリティの改善がされSEO的にもよい効果が期待できるんじゃないだろうか。
いきなりまとめてやらずに定期的にメンテナンスを行い内部構造の改善を行うことを忘れずに!!
-
SEO効果を高めるために必須!!404エラーページをカスタマイズしてみた