千葉県勝浦市の勝浦港前で開催されている勝浦朝市に行ってきた。
勝浦朝市は、天正19年(1591年)安土桃山時代から続く伝統的な朝市で、いまは勝浦を代表する観光スポットのひとつとなっている。
毎週水曜日と1月1日をのぞいて毎日開催される朝市だ。
せっかく勝浦市まで来たことだし寄り道してみた。
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勝浦朝市
勝浦朝市は400年以上続く伝統的な朝市だ。
天正19年の卯の都市に初めて開かれたという朝市は、農水産物の交換の場所だったといわれている。
当時は365日かかさず開かれ、10日区切りで3つの町で場所を移動しなから開催されていた。
流通のあるところは発展するもので、急激に発展を遂げた勝浦だが、時代の流れとともに自動車の交通量増加などの影響もあって、今では1日~15日までを「下本町通り」、16日~月末までを「仲本町通り」で開催するようになった。
現在は市内商店街の休日である水曜日、年始を休みとし、朝6時頃から11時頃まで開かれるようになった。
出典:勝浦市観光サイト
朝市より歩いて5分ほどのところに150台ほど駐車可能な墨名市営駐車場があり、無料で利用が可能でトイレも完備されているという力の入れよう。
地図右上の出水市営駐車場にも60台ほど駐車可能。
勝浦漁協市場から見ると、この道路の角地を境に右手に歩いた先に下本町通り、左に歩くと仲本町通りがある。
ホテルや民宿も多く、目の前に勝浦中央海水浴場もあり、海水浴シーズンには人気スポットになりそうだ。
勝浦朝市に行ってみた
そんなわけでやってきたのは7月15日の6時半ごろ。
すでに駐車場には結構な車が駐車している。
駐車場から歩くこと5分、市場付近のお店でも賑わっていた。
日本で二番目に美味しいソフトクリーム屋だったり、
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【勝浦市】夢てらす みよまつの日本で2番目に美味しいソフトクリームを食べてみた。
灰干しサバの試食販売があったり、
すでに行列ができはじめている鮮魚店の朝メシ屋など。
興味をそそられるものが多い。
朝市を目当ての観光客の車が駐車場を探してウロウロしているので、気をつけつつ先へと進む。
そしてその先、道を挟んだ先からが勝浦朝市のメインロードだ。
連休だけあり、想像していた以上に混み合っている。
串焼きが美味すぎる
いきなりスタートから串焼きの美味そうな香りがただよっている。
まぁ買うよねー。
朝からこんな暑い日に串焼きとは大変そうだ。
種類も魚介だけでなく、とうもろこし炭焼や鳥肉串焼きなんかもある。
せっかく勝浦まできたことだし、ここはやはり魚介でしょ。
購入したのは、勝浦のかつお串焼(200円)、イカ足串焼(300円)。
炭火で焼いたタレの芳ばしい香りがたまらない。
甘めでダシの効いた醤油ダレだ。
刺身用のかつおを串焼きしていて、柔らかくフカフカでジューシー。
イカはプリプリした食感がたまらない。
これぞ海辺の朝市の醍醐味だよな。
農産物から水産物まで豊富
通りには左右に分かれるようにお店が並び、水産物から農産物まで色々なものが売られている。
朝市の中間地点には遠見岬神社があるので御朱印が欲しい人は忘れずに。
※早朝はまだ開いていない
そして朝市はまだまだ続く。
勝浦タンタンメンの御食事処いしい
実は本来の目的地であったお食事処いしい。
勝浦タンタンメンが食べられる朝食可能なお店なのだが、どうやら下本町通りで朝市が開催する時は早朝からの営業はないようだ。
残念。
最後に
今回旅の途中の寄り道だったので、なかなか買い物というわけにはいかなかった。
ガッツリ買い物をしたいならクーラーボックスを持参するなど対策が必要だ。
ブラブラしながら雰囲気を楽しんだり、かき氷や串焼きなんかを食べるだけでも楽しい。
もし朝メシを食べに来たなら、鮮魚店に併設されたお店は7時あたりから行列ができるので早めに訪問することをおすすめする。
勝浦市に来たら観光におすすめ。
勝浦朝市
住所 千葉県勝浦市浜勝浦
TEL 0470-73-6641(勝浦市観光商工課)
営業時間 6:00~11:00(天候による)
定休日 水曜日、1月1日
駐車場 6:30~20:00