PCを起動しようとスイッチを押したらビープ音がけたたましくなってなんだ?と思ったことはないだろうか?
なんだろうと画面を見ると「CPU Fan Error」という文字が表示されている。
実はPCはCPUファンのスピードが既定の数値「600RPM」を下回っていると、CPUの保護のためにエラー表示で起動を停止する。
最近のCPUは性能もよくなったので、CPUファンがその既定の速度までの回転数である必要がない。
だが、BIOS上では既定の数値以下になるとエラーとなってしまう仕様になっている場合がある。
その場合はその数値を下げてやることでエラーを回避することができる。
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CPU Fan Errorの回避の方法
手順はいたって簡単だ。
まずはPC起動時に「DEL」キーなどのBIOS画面に移動するためのキーを押し続ける。
するとこのようにBIOS画面が表示される。
見ての通り、ファンスピードが「491RPM」と規定値を下回っている。
まずは左上の「終了/アドバンスト」をクリックする。
項目が3つ表示されるので、「アドバンストモード」をクリックする。
すると詳細な設定ができるようになる。
つづいて「モニター」をクリック。
するとCPUファンのモニターや設定項目が出てくる。
CPU温度などがレッド表示などになっている場合は、ガチでCPUファンが故障している可能性があるので、この設定をする前に物理的な異常を気にした方がよい。
違うならば、「CPUファンの最低回転数」という項目にある「600RPM」という数値をクリックして「400RPM」に変更してやればいい。
最後にキーボードの「F10」を押して保存後に再起動をすればもうエラーで起動が停止することはなくなるはずだ。
もし同様のエラーに悩まされているならこの項目を確認することをおすすめする。