随分と前からスマホで家のエアコンのオンオフだったり、レコーダーの録画予約をしたりといったことができるようになった。
当然いくつも操作したいなら、それぞれのアプリ、それぞれの機器を購入しないといけないというなんとも中途半端な便利さだった。
でも今年はついにオープンプラットホームなIoTに取り組むという発表があった。
目次(タップできる)
IoT(アイ・オー・ティー)とは
ちなみにIoT(アイ・オー・ティー)とは「Internet of Things」の略で、車から家電や洗濯機に至るまですべての機器に通信機能を搭載し、情報の蓄積をしてそれらを活用したり、機器そのものを制御といったことをインターネットを通じて行なうことをいう。
当然これがオープンプラットホームになれば、今までのように「このメーカーの機器はこのアプリ」といったことも必要なくなり、すべてが一つのアプリで操作できるようになるわけだ。
当然そうなれば、たとえば、エアコンを何時にオンにするように設定すると、予め設定した時間通りにエアコンの時間から逆算して炊飯器が稼動したりとか、車に乗ってエンジンキーを回すと自動でそれらが連携して稼動するなんてことも可能になってくる。
もちろん奥さんがスーパーで買い物をしていて、あら?あの食材あったかしら?ってなったら冷蔵庫のデータをスマホで確認すればいいわけだ。
もう想像しただけでもワクワクしてくる。
主導権はどこが握る?
ただ、そうなるとどこが主導権を握るかという話になってくる。
昔で言えば、VHSかベータか、HD-DVDかBlu-ray Discかといったやつと一緒である。
このプラットホームを獲得したところがこれから発展していくのは間違いない。
現在は3つのアライアンスができていて
「AllSeen Alliane」にはクアルコム、ソニーやシャープ、マイクロソフト、LG他、大手が参加。
「Industrial Internet Consortium」にはAT&TやGE、IBM、インテル他が参加。
「Open Interconnect Consortium」にはインテル、サムスン、シスコ、DELL、HP他が参加している。
そしてやっぱりといったところだろうか。
アップルやグーグルといった最も気になる2つがアライアンスをどことも組むことなく、完全にソロで独自に動く形になっている。
結論から言うと
どこが主導権を握るにしても、結局最終的には消費者は家電を買い換えないといけないことになるのだけれど(´・ω・`)
この主導権争いで、消費者は振り回されるだけで、無駄な買い物をするハメになる可能性もある。
今までの主導権争いで痛い目を見てきたから、完全勝利が見えるまでは何も買わない!!
と心に誓ってはみたものの、やっぱ我慢ができないんだろうなー
端末はスマホとして、どこかのクラウドサービスにデータを集約して、自宅のwifiで繋がったネットワークの管理をするというわけだが、さてどこの株を買っておこうかwww