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【栃木県佐野市】たけはる十八番のおすすめ「がっつりラーメン」食べてみた

佐野市といったら佐野ラーメン。
今回はそんな佐野市にあるラーメン店、たけはる十八番に行ってみた。

たけはる十八番はかつて栃木市城内町にて「餃子の十八番」として営業され、佐野ラーメンと餃子を売りとしていたお店。
21年の営業に終止符を打ち、2012年10月から店主の地元である佐野市にて「たけはる十八番」としてオープンしたという。

実は当時はラーメンにあまり興味を持っておらずお店にも一度も行ったことが無かった。
佐野ラーメン伝統の青竹打ちのラーメン、手作り餃子とかつての店舗の味を継承するその味。
どんな味なのだろうか?

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たけはる十八番

佐野市富岡町、佐野駅から1.6kmほどのところにある工業団地のある地帯の一画にあるのが今回訪問した、たけはる十八番だ。

店舗前には10台ほど駐車可能な砂利の駐車場。
入口前ではさのまるがお出迎え。

さっそく店内へ。

店内には餃子を焼く芳ばしい香りが漂い、餃子への渇望がわき出してくる。

趣のある店内、壁にはサインが飾られ、お店の餃子に対するこだわりなども掲示されていた。
正面厨房前にはカウンター席が3席、入り口左手に4人掛けと2人掛けのテーブル席が1卓ずつ。
その奥の小上がりには4人掛けの座卓が2卓、入り口右手には4人掛けのテーブル席が2卓、2人掛けのテーブル席が1卓といった感じ。

さっそく右手のテーブル席に陣取る。
壁に貼られたメニューから想像するに、ガッツリらーめん推しと思われる。

備え付けは醤油、酢、ラー油、コショウ、一味など。

どうやらこのラー油、純ゴマを使用して熟成された特製自家製の自慢の一品らしい。
餃子には切っても切れないラー油だけにやはりそのこだわりは間違いない。

 

たけはる十八番のメニュー

たけはる十八番のメニューはこんな感じ。

なかなか年季の入ったメニュー表だ。
ランチメニューも揃っている。

地味にそそられるが今回はパス。
いちおわかりやすいメニュー表もあった。

そしてたけはる十八番といえば餃子。

肉の入らないヘルシー餃子の18番、肉入りの21番の2タイプあるようだ。
なんで18番と21番なのかはわからない。笑

 

手打ちネギラーメン

これは同行者の注文した手打ちネギラーメン(700円)。

自家製の特製ラー油を絡ませた白髪ねぎたっぷり。
とてもよく透き通ったスープだ。

 

手打ちガッツリらーめん

今回チョイスしたのは、お店のおすすめらしいガッツらーめん(850円)。

髄分と特徴的な盛り方だ。

中央にタワーのように盛られたモヤシとキャベツ、ニンジンを炒めたもの、その上にさらに千切りの生姜、刻みネギがトッピングされている。
それを支えるように2枚のチャーシユー、他にはメンマ、焦がしネギ、

そして海苔の上に盛られたたっぷりのおろしにんにく。

まずはスープから。

塩気は濃いめの醤油ベースのスープで表面は野菜を炒めた油でコーティングされている。
野菜や鶏などのダシの風味より、炒め油の存在感が強く感じてしまうのが気になるところではある。
胡椒をがっつりかけてズルスルいきたい系の味だな。

続いて野菜。

まさに野菜炒め。
胡椒が効いていてこれ単体でもご飯のおかずとしていける。笑

そしてお待ちかねの麺だ。

ピロピロ系の不揃いちぢれ麺。
太めの部位はもっちりと、薄め部位は柔らかく、コシは弱めで喉越しスルリ。
いわゆる元祖佐野ラーメンの代名詞とでもいうべき麺だ。

たっぷりの生姜がピリッと効いて後味さっぱりな味。

野菜の内部からは玉子が姿をあらわす。

程よい茹で加減だ。

チャーシューは大ぶりだが薄味だしクドさもなく丁度よい柔らかさで食べやすい。

スープの熱で丁度よいほぐれ加減。

そしてここに海苔の上に乗ったニンニクを一気に混ぜ合わせる。
生ニンニクのすりおろしたてだけあってニンニクの風味は通常のそれとは比べものにならない。
ニンニクが加わることで、比較的あっさりめだったスープに辛みとコクが増す。

下にビリビリくるシビレ感と辛み、揚げネギの芳ばしさも加わると味に深みが出て意外といける。
なんだが不思議とクセになるスープだ。

 

21番肉入り餃子

そしてここにきたら餃子は外せないだろう。
今回注文したのは21番肉入り餃子(280円)。

餃子は小ぶりな一口サイズ。

中にはニラやキャベツ、豚肉などがぎっしりと詰まっている。

食べると野菜の旨味と肉の旨味が口いっぱいあふれる。
ひと口サイズだからすべてを一度に堪能できるのがいい。

皮は焼き目はしっかり芳ばしくもっちりとしている。
もうちょっと食べたい気分のところで無くなってしまった。

 

最後に

佐野ラーメンでガッツリ系という珍しい一杯だったが、さすがに佐野ラーメンではそこまでガチなガッツリは無理なようだ。
だが、おろしたての生ニンニク、たっぷりの生姜はスタミナ満点。

かつて餃子18番という名前だっただけあり、餃子を一番推しているわけだが。
小ぶりゆえに6個では物足りない。

皿の上に余裕もあるし、どうせなら個数設定ができればいいのと思うほど。

次回はラーメン抜きで餃子3皿にご飯大盛とかいってみたいところだな。
チャーハンもどんな味か気になるところだ。

 

たけはる十八番
住所 栃木県佐野市富岡町1377
TEL 0283-85-7254
営業時間 月~金 11:00~15:00/17:00~20:00
     土日祝 11:00~20:00
定休日 火曜

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




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