9月2日といえば、宝くじの日。
ハズレクジで賞品が当たったりと、再び日の目を浴びる日である。
しかし、宝クジが当たらない者のひがみといったらそれまでだが、宝くじってオワコンな気がしてならない。
宝くじといえば高額当選の夢を見て、当たった時になにをしようと想像するのが楽しみの一つでもあると思う。
可能性という高い壁
ところがいざ抽選日となって、期待しつつ番号を調べるも待っているのは「そうだよねー」「まぁ夢は見れたし」というお約束の言葉である。
たしかに買わなきゃ当たる可能性は0である。
でも、実際高額の当選の確率なんて奇跡の域である。
沢山買えば当たるかもしれない、毎回買えば確率が上がるとか言うが、たしかに沢山買えば確率はほんの気持ち上がるかもしれない。
でも毎回買ってもチャンスは増えるが確率的には別に変化はない。
たしかに昔は夢を見た
宝くじを買い始めたのは15年くらい前からだろうか?
グリーンジャンボ、サマージャンボ、年末ジャンボと毎回バラと連番を1組ずつ6,000円の合計18,000円を毎年夢に投資していた。
その間に当たったものは300円の100%キャッシュバックされるもののみ。
最後の3年間に至っては、沢山買わなくても当たるときは当たるという考えのもとバラを1セットだけ購入するようになっていた。
そしてその結果2年連続1万円超えの当選で年間ベースではプラスという結果にはなった。
夢は自分で努力して掴むもの
所詮は宝くじを購入してあとは何もせず神頼みという、他人任せの夢である。
そんな簡単に夢が掴めるものだろうか?
たしかに一部の人は掴めたんだろう。
そんな他人任せの神頼みよりも、そのお金を投資信託でも外貨預金でもいい、そういったところに預けた方がよっぽと稼げるんじゃないかと最近思うようになった。
なにせ何も当たらなければ3,000円投資して常に2,700円のマイナスである。
これほど利益率の悪いものはない。
これが投資でもすれば、無茶なことをしなければそう簡単には2,700円もマイナスになるなんてことはないと思う。
それどころかプラスになっている可能性だってある。
12年×18,000=216,000円
3年×9,000=27,000円
トータル 243,000円という他人任せの叶うかどうかわからない夢への投資を、自力で夢を掴もうとして努力した現実的な投資だったらどうなっていたかと今更ながら思う。
なので、今年はまったく宝くじを購入していない。
それでも夢を追い求める
それでもいつかはきっと宝くじを当てて大金持ちになってみせる!
という人はその夢を忘れずに頑張ってほしいと思う。
でも、そろそろこれは当たらないんじゃね?オワコンなんじゃね?と思った人は宝くじを買ったと思って貯金したり、何かに投資してみたりしてもいいんじゃないだろうか?
ただし、なにをやるにしても自己責任であることは肝に銘じておくことを忘れずに。