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【Explorers正月の旅2017】真っ白な城壁にその威容さを感じる。難攻不落の小田原城攻略編

2017-01-07

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大神の要望により今回のExpplorers正月の旅で最初に訪れたのは小田原城。

どうやら城専用の駐車場は存在しないようで、周囲に点在する有料駐車場を利用するらしい。
さっそく発見した駐車場に車を停めると城へと向かう。

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小田原城攻略してみた

だがしかし、すでに時間は10時を過ぎている。
これは天守閣などを観光していたら時間がまったく足りなそうな予感だ。
だがそこは心配ない。
こういった有料観光地ではそのケチっぷりを存分に発揮する大神がいる。
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案の定、天守閣の中はいいということで、いろんな意味で助かった。

たまたま駐車した場所が正規ルートから離れた場所だったため、結果的に裏ルート的な場所から天守閣を目指すことに。
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ちなみにここ小田原城址公園はイーブイの巣のようだ。
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城址公園内を歩くと天守閣へ至る正規ルートに合流する。
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本丸へと向かう階段を駆け上がると、日本の城特有の横に曲がった場所にあるのが常盤木門(ときわぎもん)だ。
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学校の歴史で習ったこともあるかと思うので省略するが、攻め込まれた時のための対策の一環だ。

そして常盤木門を抜けると本丸は広場になっていて、天守閣が遠くに見えてくる。
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天守閣前にはゆっくり座って眺められるテーブル席があったり、甲冑に身を包んで記念撮影をしている親子なんかがいた。
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猿の檻なんかもあって、色々と見どころがありそうだ。
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寒そうに日向ぼっこをする猿や猿山の頂上で始めてるのとかw

そして天守閣(入り口)にのぼってご満悦な大神であった。
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天守閣内は海藻をしただけあってとてもキレイだ。
でもここから先は有料だから天守閣終了w
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天守閣右手にはお土産売り場と食事のできる本丸茶屋なんてものもあった。
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食事をしたり甘酒を買ったりもできるのだが、ここでひときわ気になったのが平日限定メニュー「小田原どん」。
平日限定10食で1,000円となかなかいいお値段の小田原武将茶漬け丼というやつだ。
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なんとなく気になったが今回は我慢。

来るときは橋の左手からショートカットしてしまったが、今回は正面の正規ルートから帰ることにした。
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すると左手にあったのが小田原城歴史見聞館。
無いなーと思っていたアレもここにあった。
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そして誰も顔を出そうとしないw

途中にあったのが銅門のレプリカ。
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銅門の再生に役に立ったという、江戸時代の詳細な構造を再現したもの。
他にも礎石(と考えられている)と思われるものも置かれていた。
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その銅門がこれだ。
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内部の公開もしていたので見てきたが、土禁なのでブーツを脱ぐのが面倒だから入り口から撮影w
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細部まで当時の工法にこだわって作られているのがわかる。

桝形門のもう一つの門を抜けるとお堀が広がる。
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そして土塀沿いに進むと正規登城ルートのスタート地点へとたどり着く。

お堀沿いに駐車場へと戻る途中に立派な橋が架かっているのでここが正規ルートかと思いがちだが、こっちは二の丸広場へショートカット。
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そして小田原城をあとにし、通行規制が始まるギリギリでなんとか1号線を抜けることができた。
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さらに車を走らせること数分。
眼前に広がる海。そして海。
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小田原で昼食を済ませると、やっと今回の目的地である熱海へと向かうのだった。

つづく。

 

 

小田原城について

神奈川県小田原市にある小田原城は、戦国の世に北条氏の居城であった平山城。
三代目当主である北条氏康の時代には上杉謙信や武田信玄の軍勢をも退けたという難攻不落の城だ。

江戸時代には小田原藩の藩庁として使用され、途中幾度となく地震に見舞われ再建などもされたが、明治に解体されるまで天守は存在し続けた。

昭和に入り復元が始まり現在も江戸末期の姿を復元すべく計画が続いている。
2006年には日本の100名城に選ばれるほどのものになった。

そして2015年から始まった天守閣の改修工事が昨年5月に完了し再公開となった。

その姿はかつての威容を取り戻すかのような真っ白な城壁がとても存在感のあるものになっている。
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城ブームもあって今年度は過去最高の60万人を超える観光客が訪れているという。
小田原市ではその姿を後世に残すため、市内の建物へ天守閣を基準とした高度制限を設けることで、市内どこからもその存在感を感じることができる。

 

天守閣

天守閣内部には、甲冑や刀剣、絵図、古文書といった展示がされている。
標高60mある天守閣最上階の展望デッキからは駿河湾が一望できるほどで、天気のよい時には房総半島を観ることもできるほど。
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開館時間 9:00~17:00(入館16:30まで)
休館日 12月第2水曜、12月31日~1月1日
入館料
・天守閣単独券
 個人 一般500円/小中学生200円
 団体(30名以上) 一般400円/小中学生160円
・常盤木門と2館共通券
 個人 一般600円/小中学生220円
 団体(30名以上) 一般480円/小中学生170円
・常盤木門と小田原城歴史見聞館と3館共通券
 個人 一般700円/小中学生250円
 団体(30名以上) 一般560円/小中学生180円

 

かつての姿を彷彿させる城址公園

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かつて豊臣秀吉の来攻に備えて城下を囲む総構えとなり、日本で最大となる中世城郭となった。
その後、その脅威を排除すべく取り壊されたものの、痕跡が小田原市を取り囲むように点在する。
かつては現在の2倍ほどだった小田原城だが現在でもこれだけ広大な敷地が存在する。

城址公園内の細部にもこだわりを感じる作りとなっていて。
ちょっとしたところに当時を彷彿させる。
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こども遊園地

城址公園内にはこども遊園地も併設されている。
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豆汽車や豆自動車、メリーカップなど小さな子供が楽しめそうだ。

営業時間 9:00~16:30(改札まで)
休館日 12月31日~1月1日
料金 豆汽車、豆自動車、メリーカップ 各80円
   自動遊器具 30円

 

常盤木門

本丸の入り口にあるのが常盤木門。
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本丸の重要な防御の要である常盤木門と鉄門の2つの城門。
常盤木門は本丸の正面にあたるため、他の門と比べても大きく堅牢な作りとなっているのがわかる。

小田原城情報館

かつては武器などの貯蔵庫としても使われていたが、今は常盤木門1階にる小田原城情報館でははお土産売り場と甲冑や忍者、陣羽織などの衣装の貸し出しがおこなわれている。

貸出はかなりの人気で混み合っていて数に限りもあるようなので早めの利用がおすすめだ。
※行楽シーズン

営業時間 9:30~16:00(最終貸出15:30)
料金 大人300円/小人(小学生以下)200円
貸出衣装 甲冑/打掛/忍者衣装/陣羽織
休館日 12月31日~1月1日

 

常盤木門SAMURAI館

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常盤木門の2階展示室にある常盤木門SAMURAI館では、甲冑や武具に特化した展示が行われている。
武士道についてや武具の美術的な観点からの紹介などがされている。

好きな人にはたまらないかもしれない。
※見てないが

開館時間 9:00~17:00(最終入場16:30)
休館日 12月31日~1月1日
入館料
・単独券
 一般200円/小中学生60円
・天守閣と2館共通券
 一般600円/小中学生220円
・天守閣と小田原城歴史見聞館と3館共通券
 一般700円/小中学生250円

 

小田原城歴史見聞館

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小田原城の始まりから今まで、北条氏の歴史を模型や映像、音声などで解説してくれる。
他にも北条早雲のからくり紙芝居、ミニシアターなど楽しみながら歴史を学ぶことができる。

他にも、当時の宿場町を再現した江戸時代ゾーンや、小田原の観光名所をゲーム感覚で検索して、自分の顔写真と合成し手シールプリントのできる小田原探検ゲーム(100円)といった面白そうなアトラクションも用意されている小田原情報ゾーンなどが楽しめる。
※見てないが

開館時間 9:00~17:00(最終入場16:30)
休館日 12月31日~1月1日
入館料
・単独券
 一般300円/小中学生100円
・天守閣と戸常盤木門と3館共通券
 一般700円/小中学生250円

 

銅門

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二の丸の正門にあたる銅門(あかがねもん)。
内部も見学できるようになっていて、細部まで当時の作りにこだわっているのがわかる。
※期間限定

土塀で周囲を囲む桝形門という構造で、渡櫓門と内仕切門で仕切られている。
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まさに防衛に特化した構造で、難攻不落は伊達ではない。

 

詳細

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年間イベント
・小田原梅まつり 2月~3月上旬
・小田原かまぼこ桜まちつ 3月下旬
・小田原桜まつり 3月下旬~4月上旬
・小田原北條五代祭り 5月3日
・小田原城あじさい花菖蒲まつり 6月上旬~6月下旬
・小田原ちょうちん夏まつり 7月下旬
・小田原城菊花展 11月3日~中旬

小田原城
住所 神奈川県小田原市城内6番1号
TEL 0465-23-1373
開館時間 施設による
休館日 施設による

 

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。

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