食レポ

カニの美味しい季節到来!!人気の北海蟹専門店かに本舗の大ズワイガニを食べてみた

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今年もカニの美味い季節がやってきた。
まさにカニは秋から年末年始がもっとも旬で身もプリプリでたまらない美味さがある。
せっかくのカニのシーズンなので、カニ鍋飲み会を開催することにしたのだが、お店で購入すると無駄に高いしボリューム不足になりかねない。

ならばとネットでカニ専門店を調べてみると、購入してみたものは身がスカスカだったなどといったハズレ情報がとにかく多い。
実際現物を見られないネットショップなだけに失敗はしたくない。
そこで調べているうちに行きついたのが今回利用した「かに本舗」だ。

かに本舗ってどんなお店?

今回購入したかに本舗は、大阪にある厳選特産品専門店「匠本舗」(スカイネット株式会社)が運営する直営サイトなので、安心かつお買い得価格でカニが販売されている。

そしてこのかに本舗では社長自ら現地に赴き、現物を確認したうえで年間600トン以上もの大量一括買い上げをしているという。
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かに専門店でかにの品質が悪かったなんてことがあっては信用にかかわる。
そこを社長や店長が自ら厳選しているので安くて高品質なものを安心して購入することができるというわけだ。
そういったものが、リピート率の高さや累計販売個数140万という数値を達成する要因となっている。

事実、手間を惜しまないことがお客の信用も獲得し満足度94%という高い評価や、ネットショップ大賞を6年間連続1位を獲得するような偉業を達成するという結果として表れている。

 

幻のずわいがにをゲットしてみた

そんなわけでここなら間違いないと購入したものがさっそく到着した。
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今回購入したのは、幻の大ズワイガニと呼ばれる「最高級バルダイ種」生大ずわい「かにしゃぶ」むき身満足セットというやつ。
なんとこれで1kg超というボリューム感。
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写真ではわかりづらいが、縦38cm×横25.5cm×高さ3.1cmのパックとなっている。
梱包されている容器は段ボール製で、内部に分割された発泡スチロールが使用されているので、処分も簡単という痒い所に手が届く作りとなっている。

到着後すぐに冷凍庫で保存必須らしい。
このボリュームなだけに冷凍庫をあらかじめ空けておくか食べる当日に到着指定にしておくのがベストかもしれない。
そもそもどうしてすぐに冷凍庫に保存する必要があるのか。

 

黒変しやすいけど逆にいえば安心のしるし

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解凍すると表面が黒変してしまうというので、食べる前までしっかり凍らせておく必要がある。
どうやらこの黒変というやつは生カニには避けて通れないものらしく、この黒く変色する自然現象は、カニの中でズワイガニがもっとも強く表れるという。
まぁ見た目が悪くなるだけで食べられなくなるわけではないが、やはり見た目は重要だ。

酸化防止剤を大量に塗布していればこの現象は抑えられる。
ということはお店に普通に並んでいるものが、冷凍でもないのに黒変していなかったら酸化防止剤まみれという可能性もあるというわけだ。
そう考えるとなんかいやだ。

その点、このお店では酸化防止剤を必要最低限で使用しているので黒変がしやすい。
逆に言えば安心して食べられるという意味にもなる。

 

ところでバルダイ種って何さ?

普段ズワイガニというけど、実は大きく3種類に分けられるらしい。
・ズワイガニ(オリビオ種)
普段よく見かけるのがこのオリビオ種というやつで、松葉ガニとか越前ガニも同じもの。

・紅ずわい
鮮度維持が難しいので、一般的には缶詰や加工食品として流通される。

・大ズワイガニ(バルダイ種)
見た目はオリビオ種にそっくりだが、オリビオ種より深い海に生息していて、大ズワイというように通常のズワイガニより一回り大きい。
そして世界の水揚げ量全体の2%しかいないということで希少性があることから幻のズワイガニと呼ばれる。
当然値段も高くなり、そのうえ京都などの高級旅館や料亭で消費されてしまうために一般的にはお目にかかれない最高級品種のズワイガニといえる。

 

さっそく食べてみた

さっそく食べてみることにした。
もちろん加熱直前にすばやく解凍しないといけないわけだが。

その方法は意外と簡単。
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冷凍庫から取り出したら食べる量を5分から10分ほど流水に浸けて半解凍させるだけ。
ちなみに冷凍庫で保存する場合は、庫内の温度変化も考慮して1か月以内に食べきるのがベスト。

これが解凍したカニ。
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素早く処理すると黒変が出ることなく、まるで捌きたてのようにキレイだ。
ぷっくりハリがあってボリューム感のある身はとても美味しそう。
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ズワイガニのバター焼き

まず最初はバター焼きにしてみることにした。
バターを溶かしたフライパンにズワイガニを投入、さらに追いバターをして焼く。
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せっかくなので舞茸のバターソテーも作ってみる。
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最後に醤油をたらしてしっかり絡めたら完成だ。

ズワイガニのバター焼き舞茸のソテー添え。
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締まっていた身が開いてバターがしっかり絡まっている。
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香ばしいバターの香りが食欲をそそる。

それではさっそくひとくち。
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甘味のあるカニの身はとてもジューシーで程よい弾力感がたまらない。
そこにバターの香ばしい風味とコクが加わるともう最高。

10分ほどの流水解凍でちょうどよい塩分加減になるようで味付けも必要ない。

ちなみに塩味が濃い場合は流水に浸けておく時間を伸ばすといいようだ。

 

カニ鍋

やはりカニといったらカニ鍋でしょう。

今回カニの他に準備した食材はこんな感じ。
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具材
・ネギ 2本
・春菊 1袋
・舞茸 1パック
・焼き豆腐 1パック
・しらたき 1袋
・白菜 1/3個
調味料
・砂糖 大さじ1
・味噌 大さじ10
・酒 大さじ2
・昆布 1枚
・唐辛子 5本

カニ鍋の作り方

まず鍋に水1リットルを入れ、そこに昆布を投入し、水が沸騰する寸前くらいになったら昆布を取り除く。
あとは調味料をすべて投入してひと煮立ちさせれば準備完了。
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あとは鍋に野菜を入れて火を通す。
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ちなみに春菊はシナシナになりやすいので、この段階で入れてはだめだ。
わかっていてもいつもやってしまうわけだがw

そして白菜を入れ忘れたのをいまさに気づく。

これで野菜に火が通ったら鍋にカニを投入するれば完成。
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今回撮影の関係ですべて入れてしまったが、足の先とか食べずらい部位はダシをとるつもりで入れっぱなしにして、足など大きな身の部位はしゃぶしゃぶのように食べるとよさそうだ。

食べてみた

火が通りすぎると身が硬くなってしまうので、さっそく食べてみることにした。
いい感じに火が通って鮮やかに赤にかわったカニの身。
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ピンと立ったままなのは鮮度もよく身がしまっている証だろう。
ホクホクで程よい弾力感、口の中に広がるかにのジューシーな旨味。

続いてハサミの部分。
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先ほどよりもさらにしっかりと身がしまっていて強い弾力があり、ぷっくりと肉厚なので食べごたえあり。
ホクホク感があり旨味も濃厚に感じられる。

次は肩肉。
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とても大きく食べごたえがありそうだ。
豪快にしゃぶりつくとこれがまた旨味が一層濃縮している。
甘味も一番強く肩肉というだけあり一番動くから旨味も強くなるのだろうか。

ここが一番美味い(マイン談)

ただやはりしっかり食べるにはカニスプーンが欲しいところだ。

 

そしてやっぱりこれをやらないとだめでしょ。
カニしゃぶ。

 

鍋のスープでしゃぶしゃぶすると身の色が鮮やかな赤へと変わり、花が咲いたように身が広がる。
そしたらすかさずスープから取り出してパクりといただく。
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半生ぎみの食感とあふれ出るカニ汁。
繊維一本一本がしっかりとした食感があり満足感がある。

これはカニ鍋には入れないで、カニしゃぶとして食べるのが一番美味い。

そして〆にはカニのダシが染み出たスープで雑炊とかうどんなんかが最高。

 

感想

大ズワイガニというくらいだから味も大味なのかなと思いきや、とても繊細かつ旨味がとても濃厚で絶品。
身はとでもボリューム感があり弾力があるので食べごたえも抜群に良い。

鮮度や品質にこだわっているというだけはある。
普段食べているカニがいかにしょぼいかと思い知らされる。
それくらい衝撃を覚える美味さだ。

カニを食べると人は無言になるというが、たしかにこれは夢中になって食べてしまうんじゃないだろうか。

今が旬のカニ、家族の夕飯や友達と忘年会がてらに食べると盛り上がること間違いなし。

 

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




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