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モノを極限まで持たないミニマリストが話題らしい。ミニマリストになるためにすること

mini000出典:ガジェット通信

最近、ミニマリストというものが話題になっているらしい。

ついにNHKの朝の番組「おはよう日本」で特集まで組まれ、「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」の著者である佐々木典士さんが登場していた。

 

ミニマリストの対極をいく生活をしているのでなかなか縁遠い世界だが、そういう世界もありかなと思ったりもする。
まあまったくもってやってみようと気は起きないわけだが(´・ω・`)

 

不要なものを見極め、それらを捨てることで生活や人生にもゆとりを生む、モノと心を取捨選択する考え方。

ひとつの方向性に特化して、そのさらに上をいくのがミニマリスト。

※以後主観的な要素を多分に含む

 

ミニマリストとは

ミニマリストはそもそも捨てる前にモノを持たない。

必要最低限の極限までモノを無くすことで、片付けや掃除などの煩わしさから解放される。

一見、モノと心を取捨選択すること同じように思えなくもないが、

モノと心の取捨選択の定義は

・いらないものは買わない
・いらないものをもらわない
・無駄なモノやコトを断る
・使わないものは捨てる
・いつか使うかもしれないものは使わないから捨てる
・なくしても困らないものは捨てる
・着ていない洋服は捨てる
・思い出の品はすでに思い出として心に刻まれているので捨てる
・欲しいものがあったら冷静に時間をかけて必要かどうか考える
・必要なモノなら値段で我慢するくらいなら買ってしまえ
・モノは使うから意味がある
・不用品でも必要としている人がいれば譲る

荷物を片付けなきゃ、掃除しなきゃなんていう時間の無駄がなくなり、
そして部屋もすっきりと余裕ができ、執着心も無くなり心にゆとりができてくる。

 

ミニマリストの定義は

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ところがミニマリストは、そもそもモノ自体を持たない。

たとえば

・洋服は必要最低限を着まわす
・テレビや本はノートPCやスマホがあれば代用できるので不要
・布団を敷けばベッドは不要
・家具は食事をするスペースがあればいいので、小さなテーブルで十分
・必要な食材のみ購入すれば冷蔵庫は必要ない
・洗濯はコインランドリーで済ます
・食事は外食にすることでゴミや調理器具も不要になる
・モノを最小にすることで生活や心のゆとりが最大になる

お金に自由があるなら、なんだったらホテル生活にすることで住む空間まで捨ててもいい。
テレビ番組などどうしても見たいならネット配信を購入したり、誰かに録画を頼めばいいし、紙媒体もKindleやアプリがあればスマホなどでも購入できる。

※関連記事「Kindleがあれば紙媒体の本は必要ない。本棚がすっきりすれば部屋もすっきり

まぁモノを極限まで持たないのだから、そこは図書館で借りるという選択肢が妥当じゃないかと思うが。

何も無いのだから読書一つにとっても集中できるので、頭に入りやすくなるだろう。

 

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さすがに外食ばかりとかそうなると金銭的に無駄が生じるので、そこは自炊くらいはするべきだと思うので、簡単な鍋などの調理器具、お椀やコップ、箸は必要になってくる。

これで部屋には布団、小さなテーブル、洋服、最低限の調理器具、食器類、掃除用具、ノートPC、スマホだけということになる。

実にコンパクトである。

 

色々なメリットもある

そしてミニマリストはやはりゆとりができることで物理的なメリットだけでなく、考え方も変わる傾向があるらしい。

・無駄な買い物をしないからお金をあまり使わない
・モノが無いので片付けも不要だし、掃除も簡単
・食事も無駄に食べないので必然的に痩せる
・所持品が最小限になるので引っ越しが楽
・仕事だったり何かをするにしても有益な情報を見分けることができるようになり、結果的に効率が上がる
・人と自分を比較したりもしなくなり、お金の不安などもなくなってくる

 

ミニマリストの極端さは今までの生活の裏返し

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出典:ガジェット通信

やはりそういった極端にモノを持たないといった生活に至る思考を持つには、それなりの原因があると思う。

たとえば過度な収集癖があったり、部屋がゴミだらけの汚部屋だったりといったそんな生活が、何かをきっかけとしてモノへの執着がなくなる。

それがいままでが過剰だったので、反動で極限までモノを持たないという行動を起こさせるんじゃないだろうか?

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そしてその生活スタイルが、一般の若者にも定着し始めるようになったのも、やはり現代の低所得時代が原因にあるんじゃないかと思う。

昔ならば見栄で良い車を買ったり、ブランド品を買ったりなんてことが当たり前のようにあった。
ところが、今は車を欲しがる若者も減り、ブランドにこだわることも少ない。
結婚も必要ないとか、草食系が登場したりしたのも現代ならでは。

そんな世の中だからこそミニマリストというものが定着したんじゃないだろうか?

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思い出の品を捨てること

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とはいえ、さすがに思い出の品とかまで捨てるのは無理だなーと思う。
なにせ人間は忘れる動物なので、思い出が心に刻まれているのは永遠ではない。

忘れた時には思い出の品が無いから思い出すこともできない、というか思い出すという気気持ちすら生まれない。
超絶記憶力が良くて思い出を一生忘れないなら別だが(´・ω・`)

 

都会だからこそできる気がする

まぁそれを可能にするのは都会の便利さというものが根底にあるからなんじゃないかと思う。

これが田舎ともなればそうはいかない。

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近所にコンビニやスーパーが無かったら?
ネット環境が不便だったら?
交通機関が無かったら?

探せばまだまだあるはず。

 

究極のミニマリストはアウトドア生活?

ということはミニマリストの究極形はアウトドア生活なんじゃないかと思える。

まぁ長々と書いてきたが、結局はそこに繋げたかっただけなんだがなw

真のミニマリストを目指すなら都会の便利さも捨ててしまえばいいんじゃないだろうか。

 

アウトドア生活で必要なもの

・家→テント
・布団やベッド→寝袋
・電気→携帯ソーラー充電器
・ネット環境→テザリングorモバイルwifi
・水→湧水
・食事→狩るor育てる
・トイレ→畑の肥料
・風呂→温泉
・調理道具→クッカー、ガスバーナー

なんか変なのが混ざっている気がするが(´・ω・`)
これだけあればとりあえずどこでも暮らせる。

自転車さえあれば荷物はすべて持ち歩けるので、無料だったり有料のキャンプ場を利用すれば水やトイレ、テントを張る場所に困ることもない。

食材は道の駅で安く手に入る。

まさに必要最低限、究極のミニマリストなんじゃないだろうか?

※だがしかし個人的な主観だ!

 

ハイブリットミニマリストとかどうよ?

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もうすでに意味不明になりつつあるがw

テレビを無くしたり、無駄な家具を無くすとか極限までモノを減らすミニマリストだが、それをアウトドア用品に置き換えればさらに極限度は増すと思う。

布団を寝袋にしたり、食器や食事のテーブルなんかもアウトドア用品でまかなえば、それこそバックパック一つにすべてが入る。

そう考えると普段使うモノをアウトドア用品にシフトするのもアリな気がする。
格段と占有スペースは減るはず。

 

結論

とにかく普段から無駄なモノは持たない、買わない。
不要なものはすぐに処分する。

そしてモノだけでなく、生活すべてに無駄を省き、入って来る情報も何が必要で何が不要なのかを見極める。

仕事にたとえるならば、ひと昔前みたいに残業しているのが正義。
定時で帰るのは悪というゴミみたいな考えに汚染されること無く、仕事はいかに効率的に行うか、いかに無駄な残業をすることなく定時内に間違いなく仕事を終わせるようにできるか。

そして生活に時間というゆとりを手に入れることこそが大事だと思う。

ミニマリストにならなくても、ミニマリストの考え方を生活に取り入れるのもいいかもしれない。

 

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




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